見出し画像

おばあちゃんとの箱根旅行で感じた「時間は二度と戻ってこない」ことについて

どうも、しょうです。

僕は、祖母が好きです。

小さい頃は、祖父と祖母に育てられました。

父と母は、教育を完全に祖父と祖母に任せていました。

なので、おじいちゃん子であり、おばあちゃん子な少年になったのです。

そんな祖父は、高校2年生の冬に亡くなりました。

部活をしている時に、祖母から電話がかかってきて、「おじいちゃんが亡くなった」と涙声で伝えてくれました。

人が亡くなる。突然、目の前からいなくなる。大好きな人が消える。二度と話すことができない。

そんなことを初めて経験した高校2年生の冬でした。

「何も恩返しできていない」

そんな無力感で一杯でした。

当たり前と感じていた日常が、ずっと続くと思っていた日常が、何の兆しもなく変わった日だった。

その時から、「時間」というものを考えるようになりました。

「過去に戻りたい」「過去に戻って、もっとたくさん話したい」「できなかったことをやりたい」

タイムスリップのような現象をずっと期待して、妄想の世界をずっと生きていました。

でも、現実を突き詰められるのです。

「どれだけ願っても過去には二度と戻らない」

それから、二度と後悔をしたくない、という気持ちが大きくなりました。

だから、「やりたい」と思ったことは、やるようにしています。

・海外旅行(6カ国)
・国内旅行(北海道〜沖縄)
・スカイダイビング
・スキューバダイビング
・大会

など、経験をたくさんしました。

そして、「祖母との旅行」

僕は、高校卒業後に、就職で千葉に行くことになりました。

祖父に何も恩返しをしてあげられなかったので、祖母と2人で東京旅行に連れて行きました

ずっと山形で暮らしていたので、山形以外に行けて、とても喜んでいた。

「恩返しできてよかった」

そして、僕は千葉で8年間を過ごし、起業をするために山形に帰ってきました。

そこから1年間ガムシャラにやり、月収100万円を稼ぐことができた。

そのお金で、8年振りに旅行に連れて行きました。

箱根に行き、高い旅館に泊まって、ほとんどタクシー移動で、高いご飯にも。

「祖母のためなら、どれだけお金を払ってもいい」
「祖母との旅行はこれで最後かもしれない」

そう感じるとお金なんてどうでもよくなります。

とにかく「喜んでほしい」

そんな思いでした。

祖母との旅行した時間は二度と戻ってきません。

そして、祖母との時間は、徐々に無くなってきています。

必ずです。

だから、「いま」の瞬間しかできないことを全力でやっていきたいです。

僕は、28歳で未婚なのですが、「28歳で未婚」でしかできないこともあります。

何も失うものがない。という今です。

それは、友人や家族と会っている瞬間でも同じです。

その瞬間でしかないと。

自分が交通事故で植物状態になる、なんてこともあり得るわけです。

声を出したくても、気持ちを伝えたくても、文章として表現したくても、できない日が来るかもしれません。

逆に、相手がそうなることだってあり得ます。

「あの時間は二度と戻ってこない」
いくら後悔しても、強く願っても戻ることができないんです。

だから、「いま」に全力で。

過去でなく、未来を生きる。

そう感じる最近の出来事でした。

では!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?