加古さん、そして長野さん

加古里子さんの本を読んでいると、
「この絵本も読んでみたい」
「この紙芝居は・・・」
とどんどん出てくる。

そんな中で縁あってたどりついた本の１つがこれ。
かこさとしの手作り紙芝居と私
～原点はセツルメント時代～
著：長野ヒデ子（石風社）です。

長野さんの加古さんの作品に対しての
解説がなんとも心地よく、
「あっ」という間に読み終えてしまいました。

加古さんも長野さんも、
絵本も、紙芝居も両方作られています。
だからこその視点。

絵本には絵本の良さがあり、
紙芝居には紙芝居の良さがあります。
どちらが上とか下はなく、ともに大事な文化だと述べています。

現場で、絵本・紙芝居に魅せられた僕としても、
その通りだと思っています。

どちらも、とても深いのです。