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事業承継、M&Aはむずかしくない!!③ 2023.7.17 発行

こんにちは。元外資系生保の小松豊です。

2021年に独立し、事業承継・M&A、富裕層営業に関わる
コンサルタントをしております。


このメールマガジンは、当社セミナーにご参加頂いた方、
「小松豊」、「株式会社ブレインサポート」と名刺交換、
何らかのコンタクトしていただいた方に送らせていただ
いております。


おはようございます。

さすがに暑くなってきましたね。ここ1週間、東京の気温
は一気に上がりました。ちなみに今日の予想気温は38度で
す!!夏なので暑いのは当たり前ですが、せめて湿気だけ
は少なめが有り難いです。汗かきの私には、暑さよりも湿
気が・・・

今回は、そもそもなぜ私がこの仕事で独立したかを一度お
話ししておきたいと思いました。私的なことで恐縮ですが
、志を一度お伝えしたく、お付き合いいただけると幸いで
す。

2021年4月末、私は26年11ヶ月勤務した外資系生命会社を
退職しました。入社(1994年6月)が35歳で退職時が62歳。
勤め人として大半の時間を過ごしたのと、今でも多くの先
輩、同僚達との交流がありますので退職した実感がありま
せん。

その26年11ヶ月(あとひと月居れば27年と簡単に言えたのに
・・)の中で、2000年から退職まで21年間は、オーナー企業
とその経営者の方々と仕事をさせていただく時間が多くなり
ました。

入社当時は私も30代、お客様である経営者様も同年代から60
代位の方が占めていましたが、段々と時間が経つうちに、徐
々に世代交代が始まり、退職前の10年ほどは、その世代交代
のラッシュとなりました。

私達の仕事は転勤もなく、契約が続く限り担当は変わりませ
んので、必然的にお付き合いは長くなり、会社や個人の状況
やご家族のこと等についても詳しい情報をお聞かせいただく
関係になります。

そんな中で仕事を続けさせていただいた自分として、これま
でお世話になってきた経営者の方々にどうしたら役に立ち、
恩返しができるか。また可能であれば、次世代の経営者とな
る方々が順調に滑り出していけるまでサポートしたい、と考
えるようになりました。

なぜなら、経営者の方々、特に中小の経営者の方々は限られ
た情報の中で経営判断をしているという実情を目の当たりに
することが多かったからです。銀行からの情報、知り合いの
経営者からの情報、同業の関係者からの情報等、もちろん正
しいものもありますが、中には非常に偏った情報も含まれて
いたりします。そんな中で、可能な限り事実に基づいた、公
平な立場からの情報を届けたいという思いが強くなりました。

その頃には、会社の経営課題等についてもお話しする機会も
増えましたし、他社さんの事例等を含めたお話しもしてました。

ただ、経営について体系的に学んだこともなかったので一度
専門的に学びたいと思い、50代後半から中小企業診断士の勉
強を始め、その勢いで大学院に行くことを決めました。

結果的に中小企業診断士の資格とMBA(経営学修士)を取れ
たのは60歳になったと同時でした(いつのまにか歳喰ってま
した・・)。

そして、いざ独立!と思ったタイミングで世の中はコロナ
一色・・・ さすがに1年は思い留まりましたが、「もう自分
には時間がない」と思い独立しました。それが62歳、2021年
5月の時点です。

独立してから、コンサルタントとしてお客様達と改めて深く
接するする機会が増え、「事業の引継ぎ」に関しての情報量
がまだまだ足りないと実感しております。それは、前述の中
小企業の一つの特徴かもしれませんが、加えて大きな要因と
考えられることは、その場に関与するプレーヤー、専門家が
圧倒的に足りないこと。

そのため、中小企業の経営者達は、「事業の引継ぎ」に関し
ても、限られた情報の範囲で大事な意思決定をしていかなけ
ればならないのが実情です。

私の職業人生も、あと10~15年と思っておりますが、この間
にできることを追求していきたいと思っております。

改めて、どうぞよろしくお願いいたします。

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