藤井風「もうええわ」
今日の曲は、藤井風の「もうええわ」。
作詞・作曲は藤井風。
岡山県出身の1997年生まれ。3歳からピアノを習いジャズ・クラシック・ポップス・歌謡曲・演歌など、あらゆる音楽を聴いて育った。
小学校の終わりに父から言われた「これからはYouTubeの時代」という言葉に触発され、12歳当時の2010年1月1日より実家の喫茶店で撮影したピアノ演奏をYouTubeで公開するようになった。
その後、岡山県立岡山城東高等学校音楽学類に入学し、高校時代は音楽漬けの日々を送っていたため動画投稿は休止していた。しかし、高校卒業と同時に自分の意思でカバー動画投稿を再開、2017年8月(当時20歳)以降はピアノ弾き語りの歌唱がメインとなり、確かな技術と秀逸なアレンジが各方面で話題となった。
この頃に投稿していたORIGINAL LOVEの「接吻」や矢島美容室の「ニホンノミカタ」でヨロシクは藤井風を知った。
初めて見た時は良質なクオリティのジャズピアノの演奏とファンキーな歌声のアレンジに感動した。
あとは単純に自分の好きな曲を演奏して歌ってくれるのが嬉しくて、よく見ていた。
そして、2019年7月に、自身初のワンマンライブ『Fujii Kaze "JAZZ&PIANO" The First』を開催。オリジナル音源リリース前にもかかわらず、追加公演を含め東京と大阪の全公演チケットが完売した。
同年11月18日に、初の音源「何なんw」をHEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMAより配信シングルとしてリリース。この時点でYouTubeチャンネル登録者数は14万人を超え、総再生回数は2,500万回を超えた。
鮮烈なデビューを飾り、同年12月24日にはリリースされたのが2nd配信シングル「もうええわ」。
単調なリズムの上で持ち味のジャズピアノとギターのアレンジが効きまくっているノリの良さが抜群に出ている。
そして藤井風の歌に感動するところは、メロディに馴染む歌詞の語感の良さとメッセージ性の厚みを合わせ持っているところだ。
こういった即興感溢れる楽曲でこの2つを両立しているアーティストはかなり珍しいと思う。
また歌詞に直々方言が入っているが、これによって大衆になじみ深い表現となり、さらにその言い回しによってグルーヴ感も生まれている。
まさに天才。現代邦楽アーティストとしてJ-POPのレベルを数段上げた時代の奇才だ。
最終的には見た目の良さ。181cmの身長にあのナイスガイな顔面。きらりと光る可愛らしい笑顔。
これがスターにならないわけないよ!
今日の写真は、漫才コンビの和牛。
締めの「もうええわ」のツッコミが綺麗に決まる漫才師ランキング総合第1位(ヨロシク調べ)。
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二軍のプレイリスト
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