STUTS、PUNPEE「夜を使いはたして feat.PUNPEE」
今日の曲は、STUTS、PUNPEEの「夜を使いはたして feat.PUNPEE」。
STUTS(スタッツ、1989年6月23日 - )は日本のトラックメイカー、音楽プロデューサー、MPCプレイヤー。 国内外でのライブ活動を中心に、自身の作品や楽曲プロデュース、TV・CM音楽制作等の楽曲制作を行っている。
愛知県名古屋市出身。東京都在住。中学・高校はラ・サール中学校・高等学校に通い、鹿児島県で寮生活をしていた。高校生の頃にMPC1000を購入し、トラックメイクを始める。
2008年、東京大学入学とともに上京し、クラブ等で知り合ったMCへのトラック提供を始める。東京大学農学部卒。東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。
観るもの全てを魅了するMPCでのライブパフォーマンスは圧倒的で、大学の卒業旅行を兼ねて行ったニューヨーク・ハーレム地区で行った路上ライブは人種の壁を超えて観客を踊らせている動画がYouTube上で話題となった。これをきっかけに大学院と音楽制作を両立させつつ、チャンスがあったら音楽で勝負してみたいと思うようになった。
シーケンスを使わずにMPCを叩くことで生み出される独特なグルーヴをもつトラックはSoulfulでFunky。生感あふれるビートやキャッチーなサウンドが、ヒップホップ界隈はもちろんのこと、cero、シャムキャッツ、ミツメなどのバンド界隈からも愛されている。
中学3年生の時にCDショップの試聴機でA Tribe Called Questとかが入ってるコンピを聴いてクラシックなヒップホップにどっぷりハマったことが自分のルーツになっていると語っている。
今回の曲「夜を使いはたして feat.PUNPEE」は、2016年4月20日に発売されたFirstアルバム『Pushin'』に収録されている。
胸の奥がざわざわするようなノスタルジックな楽曲。エモい。
本曲についてインタビューされたた時にスタッツはこう述べている。
また、PUNPEEに歌詞を依頼する際に夕焼けとか朝焼けのような中間の時間帯で哀愁を感じるようなイメージがある曲なんです、と伝え、ざっくりしたイメージで書いてもらったという。
PUNPEEは歌詞について、最近、「フリースタイルダンジョン」とかでヒップホップが世間に知られつつあるけど、本当にこのままでいいのかな?っていう期待と不安が入り交じった感じを歌ったと言われた。そのことから実は、クラブで遊んで朝帰りするときの夜明けと、シーンの夜明けを掛けているということに本当にそのことを書いた歌詞だと感じた。
今日の写真は、STUTS自らが作成した小さなコンピュータ。名前は「ラズベリーパイ」。
これについて先程紹介したインタビューの中で語っている。
なんでも部屋中の電化製品を制御して、規則正しい生活を手に入れるために作成したという。以前に仕事にもしていたのでプログラミングは好きだと話している。
インタビューの中で「トラックを自動で作ってくれるプログラムを書けばいいんじゃないか」と聞かれた時は、
と答えている。かっけえええ。
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