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BAwメソッドを社内で活用しておこった変化~Learningコース参加者インタビュー<前編>

2回にわたって紹介してきたBrain Active with(BAw)のLearningコースについて、4月に行われた第1回パイロットコースに参加したシンシアさんにLearningコースで得たことをどのように活用しているか、お聞きしました

 インタビュイー紹介
木村友香(きむらゆか/ニックネーム:シンシア)

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オランダの航空会社にCAとして8年間勤務し、そこで体感したオランダの柔軟なワークライフのエッセンスやマインドを日本にも広めたいと思うようになる。現在、「公私融合」をモットーとする株式会社TPOというスタートアップ企業にて、バイリンガルコンシェルジュとしてワーカーの方々のプライベートをサポートしている。中国・北京に5年半在住経験あり。

ーーBAwのLearningコースに申し込んだきっかけは何でしたか?

 以前オランダの会社に勤めていたためオランダに行くことがよくあり、オランダの国交省が合意形成の場を作っているということを聞いて面白そう!!と思っていました。
 職場でもオランダの人のメンタリティ、例えば、合理的だけれど同時に人間らしさを大事にしていたり、個人の幸せがいい仕事にも通じると本心から思っていたりするところに文化的に惹かれていたため、そんな文化的要素も影響しているのではと思い関心を持ちました。
 
 日本でBrain Active withのLearningコースが始まると聞いて、これは絶対に受けたい!!とすぐに申し込みをしました

ーーBAwメソッドを学んで、いかがでしたか?

 会議のやり方やファシリテーションについて体系立てて学んだことはなかったので、こんなメソッドがあるのか!
トピックを明確にして、フレームに落とし込むことでこんなに生産的になれるんだ!という発見がありました。
 
 ちょうどコロナ禍で大きく事業の転換をはかることが必要となっている時期で、このメソッドをぜひ会社でも活かしたい、職場の仲間にも知ってもらいたいと思い、職場に導入して活用してみたいと思いました。

ーー学んだことを早速活かそうと行動されたんですね! どんな風に職場に導入していったんですか?

 有益なメソッドについて学んだこと、そしてそれを実務に生かしたいと考えていること、同僚に一緒に協力してほしいことを投げかけてみました。
 すると社長が関心を持ってくれて、さらに数名の仲間が協力してくれました。

 コロナ禍で会社が生き残っていくためには、環境にあわせて事業の方向性を変えていかないと特に規模が小さなスタートアップは生き残っていけない。スピードが大事で、良いと思ったアイディアはすぐ実行にうつさなければいけない。
 一方で、メンバーに納得感がないとそれを良いチームワークで実現するのは難しいですよね。
 
 心の底から皆の本音や意見を知りたいと思っているけど「意見があったら言ってください」っていくら促してもなかなか本音で話してもらえない。
 そんな状況をどうやったら変えることができるだろう?

 ・・・社長のこんな悩みを聞いて、これはBAwのメソッドで解決できることがあるんじゃないか?そう思ったんです。

ーー職場の課題にBAwのメソッドがぴったりだったんですね!具体的にはどんな形で導入されたんでしょうか

 どうやって導入していこうか、前述のメンバーや社長と一緒に考えた結果、全社会議に導入してみようと。

 それまで全社会議は社長が忙しい合間を縫って一人で夜な夜な準備していたのですが、大人数の会議でどうしても本音が出にくかったりしました。
 それを事前にフレームワークに従って場の目的をはっきりさせ、それによって適切なワーク-少人数で話し合う、ブレストの時間を設けるなど-を取り入れるようにしました。また、毎回アンケートを取るようにして、アンケートで出てきた声を会議にも反映させるようにしました。

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BAwのメソッドを早速会社で導入しはじめたシンシアさん。
後編では導入してみておこった変化についてお聞きします!

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