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殿二 自治会 日誌 8

地方自治を現場から👀見つめる投稿の8回目です。

令和5年5月15日 月曜日 ☔️雨 22.4℃ ↗️北東5.9m/s 1008hPa

 組長会で小職が提議した防災避難マップA3版カラーを組長に配布出来るよう15枚をラミネート加工。

【新しい殿沢二丁目自治会管内の防災マップ】

 以前に配布されたようだが、各組長に尋ねたところ、持っていないとか見当たらないとの返事が多く、感触が悪いため新たにラミネート加工して配布することにした。
 市から配布された防災避難マップは40頁にわたる超大作なため、殿沢二丁目界隈に絞った。
⚫︎「殿二 自治会 日誌3」をFacebook、Twitter、noteに配信。
 (7月4日現在で❤️「いいね」が22。)
⚫︎地震一覧リスト完成を目指しデータ入力、5月15日では1108件入力済み
⚫︎静岡市から届いた「敬老行事対象者リスト」をExcelで作成し直し、Excelのピポットテーブルを活用し、当自治会の世帯数、80歳以上の同居もしくは80歳以上の方がお住まいの世帯数、各組の分布を割り出した。

 高齢化が進んでいることは周知の事実だが、当自治会も御多分に洩れず深刻化の度合いが深まり、こうして数字に出すとより顕著だ。166世帯で81名(内訳 男37名・女44名) 80歳同居世帯は61世帯、世帯数割合では33.3%にも陟る。
 当自治会加入人数は540名なので、人口生割合では15.0%となる。

【2025年の人口ピラミッド予想図】
※この図より遥かに先に高齢化社会に突き進んでいるのが殿沢二丁目自治会だ。


 子供会の加入世帯も極めて少なくて、より拍車をかけ人口ピラミッドは日本の現状を示す内容より深刻である。
 殿沢二丁目は日本平・有度山北西部の丘陵地に開かれた分譲住宅地だが、分譲・賃貸の集合住宅はなく、市営・県営団地ももないので若い世帯の加入が新たに分譲地として開鑿がない限り、流入は望めない。
 6月連合自治会に諮り、当自治会の子供会存続の懸念があることを報告し、方向性を決めてゆかねばならない。

令和5年5月16日 火曜日 🌤️晴れ 24.4℃ ↘️南南東5.0m/s 1010hPa

 5月13日の古紙・雑がみ回収事業の様子を口頭で説明するより紙にした方が現状を掴みやすいと考え、Wordで作成したが写真などの画像ファイルを添付すると急に、構成や格段の先頭出しに手間がかかり過ぎるためPowerPointに作り替えた。

  本来なら、スマホやタブレット端末が行き渡っていれば、いちいち紙に起こすこともないし配信する手間も省ける。
 既に小学校では生徒一人一人に💻ノートパソコンが行き渡っているが自治会ではそんな気配は微塵もない。
 ⚫︎配布物の多さからみても、各世帯は無理であっても組長世帯には設置すべきだと思う。

令和5年5月17日 🌤️晴れ  27.3℃  ↗️北北東4.1m/s  1012hPa

 帰宅すると、駒越生涯学習交流館から茶色バック入りの「生涯学習交流館だより」181号が届いていた。19日の定例組長会に配布するよう準備する。
 ⚫︎一緒に同封されていた「人生百年時代  未来のための健康づくり」ビラと合わせておく。
 小職の勤務先金融機関でも15年前から〝人生百年時代〟と唱え始め、行政や政治、経済界からもマーケティングに沿った自社製品の各社宣伝に余念がない。

【2007年生まれの各国の寿命中央値の推測】
※G7と言われる欧米先進国と日本が置かれている現状。

 この表からも解るようにG7で断トツの状況だ。
 果たして、呼びかけだけに留まっていないだろうか?
 「リスキリング」(Reskilling・職業能力の再教育)という単語を安易に使い、批判された時の政府首脳陣。静岡市各地の生涯学習交流館では独自のプランで様々な講習会など学びの場を盛りだくさんで開催しているが、政府や行政が積極的に関わっている気配を感じさせないことは寂しい限りだ。

【静岡市清水区生涯学習交流館のHPのバナー】
 ※予算だけ付ければ良いというものではないと思うのだが。
【YouTubeで配信している静岡市清水区生涯学習交流館の投稿】
※生涯学習交流館料理教室のとある回の内容は生どら焼きのレシピの配信。
【 駒越生涯学習交流館の講座のおしらせ】
※自治会長を拝命し、生涯学習交流館にも出入りさせて頂くようになってから、
数多くの講座が企画・運営されている事実を知った。

 連合自治会でも自治会長は各分会に属し活動する。
 小職の場合、駒越地区連合自治会のイベント部門の傘下と、避難所を開設された場合の駒越生涯学習交流館の班長になった。
 イベント部門は駒越生涯学習交流館が主催する各種イベントの告知などを請負、周知徹底しながら広報する立場にあるという。

【駒越生涯学習交流館入り口】

 また災害による避難所が開設された場合は、班長が近隣自治会長と連携し連絡、広報、人員の確認、場合によっては食料班を指揮しながら炊き出しにも関与し統括するという。 今更ながら、自治会長の役割は多岐に及ぶと認識した。

 帰宅すると、生涯学習交流館から「生涯学習だより」181号が届けられていた。19日 定例組長会で配布せよとのことだろうから、166枚+2枚を配布資料の中に加える。
 ⚫︎家族から新任民生委員より数回に渡り連絡があったと伝言があった。自治会名簿には小職の📱携帯電話の番号も登載しているのだから、急ぎのようならどうして携帯電話にかけてこないのだろうか?
 おそらく調べる手間が惜しいのと、通話料金の節約を考えているのだろうが自治会役員には些少ではあるが年度末に活動費が支給される。
 活動費は役員のお小遣いではない。活動するための諸経費である。
 
履き違えている自治会組長役員が多いことには閉口する。
 折り返し連絡をすれば、要件は市から委託された敬老事業対象の確認であった。定例組長にも出席しないから進捗状況が解らないのだ。
 「19日の定例組長会で敬老対象リストを各組長に連携し確認してから、リストは連合自治会長に提出期限の26日までには返却するつもりである」旨、連携する。
 「敬老対象リスト81名のうち、一名が不明である」旨を伝えても、不明なら不明のままで良いという。
 はっ?そんな程度の要件なら、度々自宅に電話を架電しないで欲しい。
 事情がわからない家族の者も心配する。
 序でに、19日開催予定の組長会出席を促したが多忙ゆえ遠慮するとのこと。
 それなら、まるで各組長と自治会長は暇人の集まりだと言わんばかりだ。
 失敬な話である。

令和5年5月18日 木曜日 🌤️晴れ 29.8℃ ↗️南南東4.6m/s 1013hPa

 13:28📩着電。
 第153回防災学講座 配布資料が添付されていた。資料のURLはせっかく登載されていたのにクリックしてみても静岡県HPでは指定されたページは「ファイルがない」とのこと。
 お粗末の一言。
 政府はデジタル庁も発足させ🪪マイナンバーカードも発行し来るべきデジタル社会に対応していきたいようだが、足元の地方自治体はこの程度の為体だ。
 ⚫︎仕方ないのでファイル検索をして発見。資料は無事、保存できた。
URL→http://www.pref.shizuoka.jp/bosaikinkyu/sonae/earthguake/bosaicenter/1043918/1047449/1030034.html
 
 商用でお取引先に訪問した際に、防犯灯設置の件やLED化対応を相談したところ清水区でも対応しているとご快諾。また、この3月に葵区では回覧板で回ってきたという「感震ブレーカー」のご提案もいただいた。
 設置には申請すれば静岡市からの補助金の対象になることまでアドバイスをいただいたので、コピーして次回の組長会に連携する。

【静岡市の感震ブレーカー補助金制度】
【補助金申請の手順】
【感震ブレーカー設置の留意点】
※ここまでを1セットでご準備いただいた。
地元の電気木工事業者からは、なんの連携もアドバイスもない。


 清水区では昨年度の組長回配布資料綴りに無かったので、配布されていないのだと思う。もしくは前自治会長が保管しなかったか。いずれにせよ、南海トラフの地震が迫る中、平時の対応とはいえ有事に備えた日頃の気緩みではないだろうか。
 地元の電気工事業者も普段は我が物顔で幅員6.0mの道路に路上駐車はし放題、自治会費未納法人で不親切極まりない。
 ○ 帰宅前に生涯学習交流館のレターケースを覗けば、「令和5年 ふじのくに防災士養成講座」の案内ビラが投函されていたので、自治副会長にも連絡し、自宅ポストに📪投函しておいた。
 ○ 民生委員から「高齢者実態調査の依頼」ビラ14部が届いていたが、対応が後手で遅い。それでも明日の定例組長会配布資料に同梱した。
 ○ 静岡市社会福祉協議会から小職宛に「2023年 静岡市社会福祉協議会文書の配布について」の封書が届いていた。
 内容は今後の文書配布計画の告知で
  7月  1日 広報紙「みんなの社協」第113号
  10月1日 広報紙「みんなの社協」第114号
    1月1日 広報紙「みんなの社協」第115号
         4月1日 広報紙「みんなの社協」第116号
   *こんな内容ならEメール送信で済むのではないだろうか。
  📃ペーパーレス時代に逆行しているし、配送コストや労力を勘案すればEメールではないかと愚行するが、地元印刷業者や郵便局への配慮や忖度で、旧態依然の仕事に改革の目は向けられていない。
 📃をファイリングする中で、過去にも同じ文書があるか探してみたら、あるはあるは、同じ文章が保管されていた。
 呆れた😮‍💨

【殿沢二丁目 自治会管内の急傾斜地崩壊危険区域】

10組 急傾斜地の土砂崩壊砂防工事について
 平成25年から元自治会長は毎年、静岡市土木部建設政策課に申し入れしてい流用だが、平成30年・令和元年までの資料はあるが他の資料が見当たらない。
 この議案はとても大切なので毎年の継続要請になっているようだったが市としては、申請に対して反対世帯が一軒でもあれば施工を着手できないと明言。
 どうしても施工着手をというならば、自治会が満場一致になるよう反対世帯を説得し続けて欲しいとのことで要請は毎年、平行線のようだ。
 測量に携わった建設コンサルタント会社を小職が仕事柄お取引があり、かつ担当者も周知の中のなので当時の様子を拝聴してみたい。

令和5年5月19日 金曜日 ☔️雨 22.8° ↙️南南西 5.9m/s 1008hPa

 10:20 自宅に届いている各組に配布する資料・配布物・回覧を組ごとに仕分け作業開始。前自治会長は組長会開催の前に机に並べて各組長が資料を取り分ける作業を全員で行っていたと聞く。
 作業はその方がはるかに簡単で楽だ。ただ、その仕訳作業により組長会冒頭の30分は費やされてしまう。組長は仕事や家事を合間を見て、交流館に参集してくださる方も多く、無駄とは言わないまでも時間を浪費するので小職が毎月第三金曜日に休みを取り、午前中自宅で一人黙々と仕分け作業をし、より組長会での議論や討議に宛ててもらいたいと願っている。
 11:54 仕訳作業終了。
  殿沢二丁目 自治会は11組・166世帯で構成されている。他の自治会のように 20組や270~280世帯で構成されていたら、回らなかったかもしれない。仕訳作業の効率化と省力化は検討せねばならない課題である。
 昼食後、引き続き取り掛かっている「地震DB一覧」の入力作業に着手。
16:30 入力作業中断し、夕食。
17:15 駒越生涯学習交流館に到着。
    館長・管理人さんに挨拶し入室。1階会議室で各組に資料を並べながら、最後の仕分け作業。
18:20 仕分け作業終了。
   組長さんたちの到着を待つ。
19:05  5月組長会 開催。
   冒頭、子ども会会長より子供会の現状をご報告いただく。
   子ども会の現況は以前、子ども会会長と会計が小職の自宅で説明してくださった通りの内容だった。
 具体的には現在、子ども会の加入世帯は4世帯、内2加入世帯は小学6年生なので来年の卒業で、子ども会から自然脱退する。残る2加入世帯のうち、1世帯は父親の仕事が海外赴任が決まっており、今年の6月に家族で海外へ転地するので脱退するとなると、1世帯しか残らず事実上、子ども会存続は不可能であることを説明

 昨年度の子ども会の会計決算報告と今年度の事業計画も説明され、昨年度の繰越金16万6千円ほどがあるため今年度の事業計画は子ども会会費を徴収せず、繰越金で賄うことを正式に了承された。
 会の存続については取り敢えず、廃会ではなく休会案に同意得られたと思いきや
F組組長より
「自治会 会則には子ども会の移動は容認しているので他の地区の子ども会と合流してみては如何であろうか?休会・廃会は議論が性急すぎる」と異論を提議

 せっかくの子ども会会長と会計の腹案を台無しにされた格好だが、異論を無視することは民主主義に反すると冷静に受け止め小職が
「異論も尤もであるから、他の連合自治会に属する自治会と諮るべく、次期連合自治会の際に殿沢2丁目として提議し、その結果を次期組長会で披露する」
 旨、説明し得心を得。

 6月連合自治会の際に自治会費 16万6千円の徴収、
 7月みなと祭り協賛金 1世帯300円×166世帯=49,800円を納付する
 8月静霊奉賛会協賛金 1世帯20円×166世帯=3,320円の納付
 10月消防分団活動支援金 1世帯1000円×166世帯=166,000円の納付を予告。

【74回 みなと祭り 公式ポスター】

 再びF組組長より
 「74回みなと祭り協賛金は強制なのか?毎年毎年各世帯へ集金する身にもなって欲しい。高齢の私にはこの自治会の坂の多い町で各世帯へ訪問することは重荷であるから、集金などの徴収は銀行振込等に振り替えや、有志の募金にして欲しい」と提議される。
 小職は
 「協賛金はあくまでも寄付であり強制ではない。集金・徴収の方法は必ずしも従来通りが全てではないと認識している。
 ただし、小職のもとにF組加入世帯から通年分の自治会費や消防分団活動支援金の徴収を銀行振込にするF組長方針に異論があることも承知している。
 このことを踏まえて、集金方法など様々な角度から議論を慎重に進めていく」
と、答弁。

 ○ 高齢者在宅確認と敬老行事対象者の確認を資料を配布し、各組長にしていただくがこの場に民生委員の同席を求めるも否定された。
 そのため小職が敬老行事対象者の確認も行う。
 10組に一人、未確認の高齢女性あり。→リストに記載し田辺連合自治会長に連携

 各自治会には、5年一度の推薦で民生委員が選出され、昨年に民生委員が選出された。民生委員が動いてくだされば、自治会長の役割の一部だけでも省力化・分業化できるのに全く機能していない。

 ○ 防犯灯のLED化、LED防犯灯の設置の要請があるか各組組長に設置状況を一覧表が残っていたためにコピーして配布しながら、説明。
 防犯灯設置やLED化に更新する場合は11月までに市に申請すれば、補助金対象となる旨も説明するも、各組長からは提議なし。

【「殿二自治会報」03号】

 ○ 4月組長会で提議された古紙・雑がみ回収事業の5月の状況を説明し、引き続き古紙・雑がみ回収事業の状況を注視していく旨、説明し了承を得。

 ○ 5月の連休中に自治会管内に設置されている場所を確認し改めて住宅略図に記載し、配布できるようラミネート加工し各組組長に配布し、その時に気付いた2023年に🧯消化器に使用期限が迫っている🧯消化器が複数あることを知ったことを説明し、交換作業することが了承された。

 ○ 前々自治会長・元自治会長が取り組んでおられた急傾斜地崩壊砂防対策事業の説明をし、引き続き注視していくことが了承された。

【最初に組長から🐦‍⬛被害の報告があったゴミ集積場】

 ○ H組組長より
 「🗑️ゴミ集積場で🐦‍⬛カラスによる生ゴミの食い散らかし被害がある」旨、報告を受け、組長会で🗑️ゴミ集積場での現況を写メで撮っていた資料をもとに説明し、途中経過を説明する。

以上、閉会。

         殿二自治会 日誌8 終 殿二自治会 日誌9に続く

 

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