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ニンジャスレイヤーTRPGファンメイド・プラグイン『タツジン&素手ソウル:古代ローマカラテ』(コンボ重視)

はじめに

見ての通り、この記事はファンメイドプラグインであり、あなたの「ニンジャスレイヤーTRPG」が開催されているテーブルとキャラシートに『古代ローマカラテ(コンボ重視)』を追加するものである。

ニンジャスレイヤーTRPGはこちらからプレーでき、無料エントリールールもあるので、初めて知られた方はこの機会に一読すると楽しいだろう。



ニンジャマスターはこのルールセットに含まれるルールを自由にセッションへ導入することが出来、適宜改造も認められる。プレイヤーはこのルールを使用したキャラクターを使用する場合、その卓のニンジャマスターに確認をとること。

ちなみにコンボ重視スキルである関係上、メチャクチャ重たい上、ほどほどに壊れです。よろしくね。古代ローマカラテは魔技。

前もって参考とした記事はこちらで、相当の影響を受けている。


概要

古代ローマカラテは古代ローマとともにある。建国の祖、ロムルスが、このカラテをも始めた。ロムルスと双子の弟レムスは狼の乳を飲んで育った。狼の乳とは即ち比喩であり、これはニンジャのインストラクションに他ならない。双子のうち、鷲によって選ばれたロムルスはレムスを殺し、王となった。——「ニンジャスレイヤー」ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエより

説明:このセッティングは既に多数のプラグインが自作されている「古代ローマカラテ」に、格闘ゲームめいた構え同士の「連携攻撃」という側面からスポットを当てたものであり、全体的にハイスペックかつ、回避ダイスをリソースとして用いるピーキーすぎる性能を持つ。さらに原作の描写を拡大的あるいは都合の良いように解釈しているため、再現目的でないことを注意されたし。最大の特徴は『●タツジン(古代ローマカラテC:完全)』が能力値と共にスキルの効果が追加される=成長する事である。
下手なサンシタが扱えば「油断のならぬ攻撃であった」で済まされるが、もしもタツジン級のニンジャがこれを振るえば、連携攻撃に継ぐ連携攻撃で相手をカラテの圧力で攻め立て、殺すことが可能。まさにローマは一日にして成らず。

また専用リストは近接攻撃系スキルとほぼ同様なため(数は減っている)、その気になればローマカラテの片鱗すら匂わすことなくカラテを振るえるだろう。

【ジツ】値:獲得するスキルや力
 1:攻撃+0、回避+0:『●滅多打ち』
 2:攻撃+1、回避+1:『●タツジン(古代ローマカラテC:未熟)』
 3:攻撃+1、回避+1:『●タツジン(古代ローマカラテC:未熟)』
が、『●タツジン(古代ローマカラテC:完全)』に成長。
 4:攻撃+3、回避+2:専用リストから●を1個。『★獅子の構え』習得。
 5:攻撃+3、回避+2:専用リストから●を1個または●●を1個、『★鷹の構え』習得。

 6:攻撃+5、回避+3:専用リストから●を2個または●●を1個、さらに『★馬の構え』習得。
 7:攻撃+5、回避+3:アーチ級ルールに沿って『★★★』を獲得、『★★★一角獣の構え』習得。
 8:攻撃+5、回避+4:アーチ級ルールに沿って『★★★』を獲得、『★★★龍の構え』習得。
 9:攻撃+7、回避+4:アーチ級ルールに沿って『★★★』を2個獲得、
さらに『★★★ローマは一日にして成らず』を習得。

専用リスト:

『●特殊近接ステップ』

『●緊急ブリッジ回避』

『◉不屈の精神』

『●トライアングル・リープキック』

『●ヒサツ・ワザ(ポン・パンチ)』:取得前提【ジツ】値5以上
  【カラテ】10未満は「未熟」状態となる。

 『●ヒサツ・ワザ(サマーソルト・キック)』:取得前提【ジツ】値5以上
  【ワザマエ】10未満は「未熟」状態となる。

 『●カラテ拘束』:取得前提【ジツ】値5以上

 『●●一瞬の勝機』:取得前提【ジツ】値6以上
  通常の『◉一瞬の勝機』(重複習得不可)とは異なり、以下のようにルールが置き換えられる。
  シナリオ中1回限りの使用。
  手番開始時に【精神力】1と『回避ダイス』4個を消費し、使用を宣言できる。
  宣言した場合、この手番のみ、指定した敵1体に対してのみ有効な『肉体破壊』を得る。
  このスキルを使用したキャラは、次のターンに得られる『回避ダイス』も−4個される。

 『●●連続攻撃+1』:取得前提【ジツ】値6以上:
  手番開始時に【精神力】を1消費し、【ジツ】+【ニューロン】で発動判定できる(難易度:HARD)。
  発動に成功した場合、戦闘終了までこのスキルの効果を得られる。
  他の『連続攻撃+X』とは重複しない。


-獲得に条件が必要-
『●滅多打ち』
『●タツジン(古代ローマカラテC:未熟)』
『●タツジン(古代ローマカラテC:完全)』
『★獅子の構え』
『★鷹の構え』
『★馬の構え』
『★★★一角獣の構え』
『★★★龍の構え』
『★★★ローマは一日にして成らず』

◆各種特殊スキルの説明◆

1.●『タツジン(古代ローマカラテC:未熟)』

使用タイミング:戦闘中 コスト:精神力を1消費
ターゲット:自分自身 発動難易度:なし
効果種別:タツジン
君はインターネット通信教育で学んだか、各ニンジャ組織に結成されている古代ローマカラテ会に所属するニンジャである。あるいは君のソウルが啓示を与えているのかもしれない。だが、基本の構えもあやふやで、使い手としては不十分だ。(本人は獅子の構えや馬の構えのつもりだろうが)。

このスキルを持つキャラは、『素手』装備時のみ、『サツバツ!』が出目『6・6・6』で発動した場合、無意識のうちに繰り出される古代ローマカラテの構えによって、精神力を1消費することでサツバツ!出目を

1:『死ねーッ!』腹部に強烈な一撃! 敵はくの字に折れ曲がり、ワイヤーアクションめいて吹っ飛んだ!
3:『苦しみ抜いて死ぬがいい』急所を情け容赦なく破壊!
4:『逃げられるものなら逃げてみよ』敵の脚を粉砕!」

の中から好きなものを選択することができる。

但し特有の構えをすぐさま切り替えられないという観点から、敵の繰り出す『サツバツ!』『ヒサツ!』攻撃に対する回避難易度が+2され、武器を所持している場合、素手への切り替えは『その他の行動』を使用することになる。

2.●『タツジン(古代ローマカラテC:完全)』

使用タイミング:戦闘中 コスト:なし
ターゲット:自分自身 発動難易度:なし
効果種別:タツジン
修練の結果、君のニンジャは古代ローマカラテの基本を覚えたし、本格的に修め始めた。獣を象った構えをするため、基礎からカラテを洗い直した。

このスキルを持つキャラは、『素手』装備時のみ、『サツバツ!』が出目『6・6・6』で発動した場合、サツバツ!出目を

1:『死ねーッ!』腹部に強烈な一撃! 敵はくの字に折れ曲がり、ワイヤーアクションめいて吹っ飛んだ!」
4:『逃げられるものなら逃げてみよ』敵の脚を粉砕!」
の中から好きなものを選択することができる。

ただしこれにより効果を選択した場合、「サツバツ!:出目1」の追加ダメージは得られないし(衝突ダメージは発生する)、「サツバツ!:出目4」の脚力減少効果は、最低値である「1」となる。

このスキルを使用している間、以下のデメリットを受ける。

・サイバネ総数が6個以下でなければ効果は「未熟」と見なされる。サイバネ基部は「▶」「▶▶」相当までしかインストールできない。また、腕部に戦闘用サイバネをインストールすることも不可能となる(鍛え上げた筋肉は時にテックと反発する)。

ある程度の慢心より、敵からの『サツバツ!』『ヒサツ!』攻撃に対する回避難易度が+1される。
カラテへの誇りから、遠隔攻撃難易度も+1される。
・武器を所持している場合、素手への切り替えは『その他の行動』を使用することになる。

また、このスキルは『カラテ』ならびに『ワザマエ』値に基づき、以下の副次効果を獲得する。
『カラテ』系統:「4:『逃げられるものなら逃げてみよ』敵の脚を粉砕!」から派生する。

【カラテ】7以上「古代ローマカラテは魔技」:脚力の減少した敵に対するダメージを+Xする。この「X」とは、敵が元々持っていた脚力との差分である。

【カラテ】10以上「全身の骨を折り殺してやる」:
「その他の行動」
として、本来の脚力が減少した相手に対し、『カラテ』を用いた対抗判定を挑むことが可能。これはRP上、回避困難な組み合いと表現できる。基本難易度はHARD。
勝利した場合、次の攻撃時のみ、敵の脚力を-1されているものとみなして攻撃ができる。この減少効果は相手の脚力をゼロ以下にする。(実際の脚力は減らないので)

【カラテ】13以上「死に際、貴様らは俺に哀願する。いっそ殺してくれとな」:
サツバツ!効果選択によるデメリットを、出目4のみ無視する。
また上記発動タイミングを『その他の行動』ではなく、精神力1消費することで『攻撃宣言前』に置き換える。効果適用はその攻撃時となり、また減少しているとみなす脚力も『-D6』へと強化される。
『ワザマエ』系統:「1:『死ねーッ!』腹部に強烈な一撃! 敵はくの字に折れ曲がり、ワイヤーアクションめいて吹っ飛んだ!」から派生する。

【ワザマエ】7以上「拳の錆にしてくれる」:
サツバツ!出目1の効果に、「また、衝突ダメージに回避失敗した場合、敵を『ウカツ!』状態にする。」を追加する。

【ワザマエ】10以上「見るがいい、これが……」:
自分が繰り出した「サツバツ!:出目1」における衝突ダメージ回避難易度を+1する。
『ウカツ!』状態の敵に対して攻撃する場合、自らの攻撃ダイスを【ワザマエ】の半分だけ追加できる。さらに『連続攻撃+1』する。

【ワザマエ】13以上「お手並み拝見だ、お前さんの」:
サツバツ!効果選択によるデメリットを、出目1のみ無視する。
このスキルが発動中、衝突ダメージ回避は不可能である。
『ウカツ!』状態の敵に対して攻撃する場合、自らの攻撃ダイスを【ワザマエ】の値だけ追加できる。さらに『連続攻撃+2』する。

3.★『獅子の構え』

古代ローマカラテ第一の体勢、獅子の構え。周囲の空気が凝縮し、張り詰めた。——「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」より
使用タイミング:回避判定時、その他の行動 コスト:なし(あるいは精神力2)
ターゲット:自分+相手 発動難易度:なし(あるいはジツ行使判定NORMAL)
効果種別:タツジン、ジツ 前提:タツジン(古代ローマカラテC:完全)
もっとも堅牢なる守りの固め。この構えは古代ローマカラテの基本であり、敵の攻撃中、常に君のニンジャは取っているとみなされる。以下の効果を得る。

・『カウンターカラテ』発生に伴う回避判定成功数のうち、こちらの回避難易度は-1されていたものとして数える。例えば元々NORMALで回避判定していた場合、EASY相当の成功数で数えるとする。

『カウンターカラテ』判定においても『サツバツ!』が発生する。これは出目『6・6・6』でなければならず、「肉体破壊」「鉄拳」効果も乗らない。

・このスキル由来のサツバツ!効果は出目1、4、5で固定される。純粋にD3決める事。
そして『カウンターカラテ』サツバツは、以下の様に弱体化する:
1:追加ダメージは発生しない。吹っ飛ぶマスは最大5マスとなる。
4:脚力低下数は1で固定。
5:追加ダメージは発生せず、この攻撃で低下する【カラテ】および【ワザマエ】は1。(最低値は1)

・のぞむなら、この手番、『その他の行動』として、精神力を2消費し、ジツ行使判定を行い、「構え固定」を宣言することで、次の自身の手番まで、回避ダイス数を【カラテ】+【ワザマエ】とする事が可能。すでに敵の攻撃ないしはスキルにおいて減少していた場合、減少した分だけこの計算で出た回避ダイスをあらかじめ減らしておくこと。回避ダイスを改めて獲得するタイミングで、獲得可能な最大値となる。(重たい処理のため、乱暴にここは置き換えでも良い)

4.★『鷹の構え』

ニンジャスレイヤーは着地し、ジュー・ジツを構え直した。スパルタカスはクロス腕ガードの姿勢のまま……否、あれが古代ローマカラテ第二の構え、「鷹の構え」なのだ。見よ。Xの字に交差させた腕は手の甲側ではなく手のひら側を敵に対して向けている。そして両手は人差し指と中指を曲げている。——『ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ』より
使用タイミング:サツバツ!発生時 コスト:精神力1(場合によっては回避ダイス)
ターゲット:相手 発動難易度:ジツ行使判定HARD
効果種別:スキル(ジツ) 前提:タツジン(古代ローマカラテC:完全)
防御的な構えより一転、攻撃性を高めた構え。

このスキルは「サツバツ!出目:1」ないしは「サツバツ!:出目4」が確定したあと、精神力を1消費し、「ジツ行使判定:HARD」を行い発動ができる。そのサツバツ!に「サツバツ!出目2」と同様のデバフを適用する。

この攻撃はサツバツ!出目により効果が変更される。

出目1の場合:
判定に成功した場合、直ちにこのキャラクターは敵に隣接が可能である。さらに自らの回避ダイスを消費することによって、消費した数だけ攻撃ダイスに変換し、再度攻撃判定が試みられる。これには「タツジン:古代ローマカラテ」以外の連続攻撃増加はされない。RP上は空中攻撃あるいはバウンドした敵に対する追撃とみなされる。この効果で消費した回避ダイスは次の手番開始時も回復しない。使用から数えて2T後、初めて回復できる。

出目4の場合:
減少していると見做されている脚力の分だけ、相手に「回避ダイスダメージX」を与える。
のぞむなら、前記した効果を適用した後、攻撃側の回避ダイスを3個づつ消費することによって、次の手番まで相手の脚力を減少させる。これによって減少する相手の脚力の最低値は1である。
この効果で消費した回避ダイスは次の手番開始時も回復しない。使用から数えて2T後、初めて回復できる。
(つまり処理としては、サツバツ!による脚力減少→脚力に基づく回避ダイスダメージ→攻撃側の回避ダイス消費→さらなる敵の脚力減少)

5.『★馬の構え』

スキピオは両拳を耳の高さに掲げた。拳はニンジャスレイヤーを向いている。両拳は、外から内、内から外へ、それぞれがさながらメビウスの輪を描くように動いた。足運びもまた、その動きに調和していた。真上から見れば、スキピオの移動はメビウスの輪だ。流水めいて、動き続ける構えである。
流入記憶と眼前のスパルタカスの動きが重なり合う。然り。このムーブこそが「馬の構え」。外側にあるとき、手の甲は上。内側に来るとき、手の甲は下を向く。敵が近づく。ニンジャスレイヤーは一定の間合いを維持しようとする。馬の構えは攻守一体。防御的な獅子、攻撃的な鷹よりもなお危険だ。
——『ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ』より
使用タイミング:攻撃宣言時、回避判定発生時
コスト:精神力2
ターゲット:自分と相手 
発動難易度:ジツ行使判定U-HARD
効果種別:スキル(ジツ) 前提:タツジン(古代ローマカラテC:完全)、未移動であること
恐るべき攻防一体の構え。ワン・インチ・距離で用いる、まさに古代ローマカラテを修める者にとって一種の到達点であり、未知の領域のひとつ。

移動していない手番の攻撃宣言時あるいはカウンターカラテ発生時、使用を宣言することができる。
・その手番まで減少している自らの回避ダイス数を参照する。次回の回避判定の難易度が、4個減少しているたびに-1される。さらにカウンターカラテにおいて、4個減少している場合、それは「連続攻撃2」であったとみなされる。8個の場合は「連続攻撃3」とみなす。

6.『★★★一角獣の構え』

「とくに一角獣と龍をモノにしているのは現代においてスパルタカスただ一人。よいか、奴の一角獣の構え。そこから繰り出されるのは……」——『ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ』より
使用タイミング:『★馬の構え』宣言時 コスト:精神力消費1
ターゲット:相手 発動難易度:ジツ行使判定U-HARD
効果種別:スキル(ジツ、ヒサツワザ) 前提:タツジン(古代ローマカラテC:完全)、馬の構え宣言時
馬の構えをより強化する効果を持つ。

・これが攻撃宣言の場合、減少している回避ダイス4個に付き、連続攻撃+Xを獲得する。この手番のみ、『翻弄』効果を獲得する。また「6・6・6」の出目が発生した場合、この攻撃に『ヒサツワザ:一角獣の構え』の効果を宣言できる。

・これが回避判定の場合、減少している回避ダイス4個につき、精神力をX回復する。

・回避とは別に【カラテ】あるいは【ワザマエ】の高い方を参照し、難易度HARDにおいて判定する。この判定結果はカウンターカラテの成否のみ、回避判定の成功数と合わせる事ができる。
さらにもし『サツバツ!』が発生している場合、弱体化せず効果が発動する。もしくは、
この攻撃に『ヒサツワザ:一角獣の構え』の効果を宣言できる。
『ヒサツワザ:一角獣の構え』:『一角獣の構え』攻撃命中時、カラテU-HARDで判定する。相手は回避難易度HARD。回避に失敗した場合、+3D4のダメージを相手に与え、さらにサツバツ!出目1の吹き飛ばし効果、2、4と同様の効果を与える。

6.『★★★龍の構え』

スパルタカスは空中でバランス制御を行い、龍の構えをとった。空中にあってそれは益々、襲い掛かる龍そのもの。——『ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ』より
使用タイミング:攻撃宣言時 コスト:精神力を全て消費 ただし2以上の消費でなくてはならない
!シナリオ中1回のみの使用!
ターゲット:相手 発動難易度:ジツ行使判定U-HARD2(攻撃集中した場合、U-HARD)
効果種別:スキル(ジツ、ヒサツワザ) 前提:タツジン(古代ローマカラテC:完全)
古代ローマカラテ、究極の奥義ないしはフィニッシャー。圧倒的回転ドロップキックから構成される制圧の一撃。この構えが出ることは、その戦士がトドメを確信した場合か、起死回生の一撃を狙っていることを意味している。

発動判定に成功した場合、シナリオ中、ほかの『構え』の効果を一切無視する。さらに『タツジン(古代ローマカラテC:完全)』の効果も適用されない。(ただしステータス増減はこの手番中参照される。具体的には回避ダイス)。代わりに以下の効果が即座に適応される:

・この手番、攻撃に用いるダイスが「80個」になる。強制的に「連続攻撃8」となり、均等に分割しなければならない。
・サツバツ!テーブルは特殊になる。
・肉体破壊の効果を獲得する。
・NMが操作するエネミーであっても、例外的に精神回避を行える。ただし受け止められる攻撃は5発までだ。
・この攻撃を宣言したキャラクターは、回避ダイスをすべて失う。次の手番も回復しない。ウカツ!状態になる。
:特殊なサツバツ!テーブル
全て残虐ボーナスは万札+D6であり、カルマ善に対するDKKも+D6。

1:「敵のいかなる打撃をも呑み込み焼き滅ぼす龍の炎」
敵の【カラテ】、【ワザマエ】を直ちにD6減少させる。次の手番、相手の攻撃難易度は+2される。さらに、次の敵の攻撃はもしこのキャラクターが回避に失敗して生存した場合、自動成功のカウンターカラテがダメージD6で適応される。

2:「無限倍の衝撃力」
ダメージ+2D6。これはダメージ軽減を無視する。通常のサツバツ!出目1と同様の弾き飛ばし効果を得る。さらに相手の胴体サイバネを一つ破壊する。

3:「星の核すらも穿つ一撃」
ダメージ+D6。これは
ダメージ軽減を無視する。相手に超強烈な脳震盪を発生させ、【ニューロン】をD4減少させる。さらに相手の頭部サイバネを一つ破壊する。

4:「水面蹴り、龍の尾」
ダメージ+2D4。
これはダメージ軽減を無視する。相手を強烈に地面にたたきつける。相手に対し、攻撃成功数と等しい「回避ダイスダメージX」を与える。(相手の回避判定成功数と引き算)。

5:
「龍の牙めいた双手チョップ」
ダメージ+D6。さらに攻撃ダイス6、難易度HARDでもう一度攻撃判定を行い、これと同様なサツバツ!テーブルを適応する。相手は回避ダイスが残っている場合のみ、これを回避することができる。回避難易度はU-HARD。この攻撃にカウンターカラテは発生しない。

6:「必殺の一撃」
敵は残り【体力】に関係なく即死する。即死無効が働いている場合、ダメージ軽減無効の+4D6ダメージとなる。どのみち高密度なカラテ攻撃を受けて立っていられるのは真の強者しかいない!

最後:★★★『ローマは一日にして成らず』

「ローマ・ノン・フイト・ウナ・ディエ」——ニンジャスレイヤー第三部「不滅のニンジャソウル」、エピソードタイトルより
使用タイミング:余暇 コスト:1回万札10
ターゲット:自分 発動難易度:なし
効果種別:スキル(余暇) 前提:タツジン(古代ローマカラテC:完全)
ローマは一日にして成らず。このスキルは、すべてのローマカラテの型を納めてなお、古代ローマカラテの道を行くものに与えられしスキルである。
このキャラクターは『★★★ローマは一日にして成らず』の効果を以下から2つ選んで、余暇を1日消費して開発し、それを装備することが可能である。余暇ごとにその効果は変更できる。そして、そのスキルはこれらだ。あるいはニンジャマスターと相談し、さらに増やしてもよい。:

・『無限の回転』:容赦のない乱撃を用いようと思った。『サツバツ!出目1』あるいは『サツバツ!出目4』命中時、もう一度だけ攻撃判定を試みられる。サツバツ!出目1の場合は【ワザマエ】の半分、サツバツ!出目4の場合は【カラテ】の半分だ。なお永久パターン防止のため、シナジーを利用して何回も攻撃したい場合は、判定ダイスをさらに半減させて適応すること。0.5とかはない。「この卓ハメか〜?」とかならないよう、よく相談しよう。

・『構え強化』
:やはり古代ローマカラテといえば、構えだ。各種構えに用いるコストを-1する。

『カウンター強化』:相手の攻撃を跳ね返してこそ、ローマ戦士と言える。カウンターカラテで発生するサツバツ!を通常のモノに変更する。

・『防御重点』:攻撃的になりすぎてもいけないと学んだ。だが、最大の防御はまた攻撃である。コストとして支払う回避ダイスを-1する。回避ダイスをカウントする効果の基準点も-1される。

・「究極の自己鍛錬」:長い鍛錬を経て、ついに君のニンジャは歴史からなる慢心を克服した。「●タツジン:古代ローマカラテC」のデメリットを完全に無視する。ただしサイバネ関係はこの限りではない。

・・『剣の構え』(2つ分として扱う):もともとはスパルタカス=サンがニンジャスレイヤーを破るため編み出した第六の構えだ。『★★★龍の構え』発動後、敵と精神力の上限で対抗判定を行う。勝利した場合、攻撃ダイスをカラテの上限値、連続攻撃数を元々のスキルでもって、もう一度だけ龍の構えと同等の効果で攻撃を行う。相手はこれに回避が可能であり、回避ダイスはニューロン+精神力 である。

その他 注意事項

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