見出し画像

ブルーアーカイブ 超絶辛口のダメ出し

2020年夏頃にクローズドβテストが開催され、それから待ちに待って翌年2021年2月4日にサービス開始を迎えた今作ブルーアーカイブ

キャラデザ シナリオ BGM 戦闘スタイル面でとても期待していた反面、正式サービス稼働日からプレイして不満がチラホラ出てきたのでここにまとめていきたいと思う。

UI(ユーザーインターフェース)周りから今も残ってる不具合、ガチャ仕様とコンテンツなど…
ネガキャンを全部書くという点において見るのに耐性が無い方は閉じて下さい。絶対気分を悪くします。

これを良い作品にする為には良いことばかり綴っても多分成長はしません。
ダメな点はダメと認識してもらい改善する方が遥かに有益な事だと思っています。

まず私のブルアカのプレイ歴から…

【プレイ状況】~2021年4月18日時点~
正式サービス開始日からプレイ中
先生ランク69(現在のランクカンストは70)
課金累計額は8,950円
所持キャラ数は以下の通り(未所持キャラを表示)

画像1無オリ 無ビキ 無ルナです

では…

■アカウント情報

画像2

『挨拶』ゲーム内で他のユーザーが閲覧することが出来ないのに存在している任意入力のテキスト欄
開発時点の構想と正式稼働時とで仕様が食い違ってしまってる為なのだと思いますが、これじゃただの作りかけである

『誕生日』設定した生年月日がそのまま乗っかってる仕様。
実年齢がバレるのは嫌って人への配慮は無いのか?
幸いスクリーンショットを未加工upする以外他のユーザーが知る術が無いのが唯一の救いと言ったところ


■お知らせ

画像3

まず、公式Twitterの方が全てにおいて情報発信が速く、逐一状況の説明なども行っている。
ゲーム内でのお知らせはいつも後手。というかゲーム内の告知は情報もスカスカ。UIも見難いし、横画面のためスクロールしないと最後まで読めないのも面倒なポイント
正直ゲーム内お知らせは何のために存在してるのか存在する意味があるのか疑問に思う
UIに関する不満はこれ以外でもかなり多い。
公式Twitterで挙げてる情報を連携して引っ張ってきた方がマシなんじゃなかろうか
(アプリ制作の規約としてダメなのかもしれないが詳しくないので割愛)


■カフェ

画像4

設置出来る家具でキャラ達が何かする訳でもなく徘徊してるだけ
当然のように設置物にキャラが貫通したりする なんとも寂しい仕様である
贈り物もアイテムをスワイプしなければ好物かどうかその場で確認出来ないのもマイナスポイント

画像5

Androidエミュレータでプレイしていればマウスで操作できるので気にならないが、スマホでこれを1個1個スワイプして好物か確認するのは酷だった。


■スケジュール

画像6

ン~アロナ可愛い。
シャーレオフィスとシャーレ居住区がつい先日まで、本来入手できるはずだったアイテム(中級)(上級)(最上級)などが等級の最も低い(初級)アイテムで出てきてしまうバグがあったのだが
本来なら詫び対応するべき案件であるし、人によっては課金アイテムを使って1日の回数上限を超えて実行していた人も居るはずなのに発生中の不具合リストに載る事無くサイレント修正がされた。
告知に無い仕様変更は開発と運営間でのやり取りや対応の漏れ等が原因でネトゲには有りがちな事だが、現金が絡んでいた可能性があってもそのような事が常態化するのではないか?という懸念がついて回るので二度としないでほしい。

また、スケジュールのDROPリストには『BD』『ノート』『神名文字』といったキャラ育成に非常に重要で喉から手が出るほど欲しくなるような素材が列挙されているのだが、DROP率が物凄く低く設定されているため滅多に出ない。
《この世界観にある全ての学校に自由に干渉する事と権限を与えられた先生=プレイヤー》をイメージしてスケジュールという要素が設けられているのだと思われるが、確率が低過ぎて得られる物が全く無いのでは何のためにあるのか疑問に思ってしまう。


■生徒リスト

画像7

これが画面いっぱいに表示したときに閲覧できる生徒数なのだが、スクロール無しで表示できるのが12体は少ないのではないだろうか。
キャラクターのワイプ画像を縮小して1画面にもっと生徒を表示しないと、UIの作りとして微妙に思える。

それと日本人であるなら多くの人が感じたのではないだろうか、
キャラクターの『名前』覚えにくい
『ジュンコ』とか大昔から普通に居るごく一般的な女性名だ。
髪も赤いし、『アカネ』とかの方が良かったのではないだろうか…
『ユウカ』『フウカ』
『ハルカ』『ハルナ』
『イズナ』『イズミ』
『セリカ』『セリナ』似たような名前も多い
『マキ』のキャラデザについても、担当声優の最盛期キャラクターをイメージして寄せてる節があるので、どうせなら『アカリ』の方が合っていたと思う。
キャラの名前まで同じだと声優事務所的にはマズいのかもしれないが。

画像23


■キャラ育成要素

画像25

(画像はただの推しキャラです)
キャラの育成面については結論から言うと、このゲームのキャラ育成は少し破綻してます。
あちらを立てればこちらが立たず、そんな八方塞がりな状況とも言えるのではないでしょうか。
ゲームのコンテンツ自体がキャラクターの育成素材(リソース)の供給を制限する事によって成り立っている。
どういうことかと言うと、仮にユーザー全員が少し頑張れば全キャラLvもスキルも装備もMAXで完全に育ちきった状態で『総力戦』に挑めるようになってしまうと、後はただ会心ダメージがより多く発生してくれることをお祈りするだけの差でスコアを競うだけのコンテンツになってしまうのだ。

そうならない為に現状ユーザー達は限られたリソースを元に
自分の手元に居るキャラの中で最もスコアの出せると信じたキャラ達にどれだけリソースを使うべきか?
その試行錯誤の差で他のユーザー達とスコアを競えるものとなっている。
そのバランスが崩れてしまうと途端につまらないゲームになってしまうのではないか?という懸念があると感じた。

またそれと同時に言えることがキャラ自体の供給ペースも限られてしまっていることが問題点として挙げられる。
バンバン新しいキャラを実装して手に入れたとしても、リソースが足りなくなるため折角キャラを手に入れてもいくつも同時に育成することが困難になるからだ。


■サークル

画像8

言うまでも無く、チャット機能が死んでいる。
誰も書き込んでいないのではない、書き込まれているが見れないのだ。
iPhoneからは表示されるチャットがAndroid系からだと表示されないとか妙なことになっているし、一定時間経つと消えてしまうのだ。
また、一般メンバーはメンバーリストから他のメンバーの情報を閲覧することも出来ない
というかそもそもフレンド機能も無いし、根本的にゲーム内で他人とコミュニケーションする為の機能を全く有していないのにこれを搭載して正式リリースしたのが謎過ぎる
今後サークル関係のイベントコンテンツを設ける為なのかもしれないが、公式生配信でそのようなロードマップ告知は無いし、新しく実装するより前にサービス開始時点から存在する不具合も未だ直せていないのが現状


■製造

画像9

素材アイテムの投入個数をミスってしまってもそのまま開始する事が出来る不具合?
当然このままやると貴重な素材をロストしてしまうことになる
正式サービス開始からずっとこのままの仕様

判りにくいインターフェースと文言

画像10

金属?成長材料ってどれのこと? 始めたばかりの頃に皆感じた事だろう。
正確かどうかは定かでは無いが、公式とは無関係の中国のブルアカwikiに詳しく乗っている。

画像11

参考:https://wiki.biligame.com/bluearchive/%E5%88%B6%E9%80%A0
このレベルの詳細情報をゲームアプリ内でも不自由なく理解出来るように説明してほしかった。


■ショップ

画像12

ン~~ソラかわよ…
「装備強化珠の供給が少なさ過ぎる」というクレームが多数あった為か、
少し前に各珠の販売数を増やす対応をしてくれた。
珍しく迅速な対応だったが、全く同じ商品を2行に渡って表示しているのがまた開発の付け焼刃な対応に見えるが…まあ良しとしよう。

そしてなんと言っても多くの人が陥った、ショップの神名文字交換の罠
交換レート単価4まではMAXボタンを押しても最大20個までしか交換できない。
それが交換レート単価5になると100個が上限になってしまう

画像13

脳死で目標の数まで神名文字の交換していたら突然100個になっていた事に気付かずそのまま交換OKボタンを押してしまい「本当はあと30個欲しかっただけなのに!」と後悔した人が多いのではないだろうか…私もその一人である。
「言われるまで気付かなかった」「道理で神名の欠片が減ってると思った」なんて人もたくさん居る。
これにより最低保証込みのガチャ約180連分の副産アイテムをロストしたも同然である
運営に泣きついても補償はしてくれないだろう。開発の作業が如何に荒い事と自分の不注意を呪うしかない
この仕様は『プリンセスコネクト!Re:Dive』という他社のアプリを色々パクってきた為交換のレートがそれと全く同じ仕様になっているらしい。
パクった事を悪とは思わないが、パクったならパクリ元よりも利便性の向上くらい図ってほしいものである。

このアプリと長く付き合う上でこのようにユーザーが気を遣わなければならない要素が多く散見されるのが特徴だ。


■装備/アイテム一覧

画像17

見るのも億劫になる上詰め配置で、まるで20年前のMMORPGのインベントリを彷彿するような作り。アイテム欄も同様だ

画像18

ほんと、なにこれ。
左から 初級 中級 上級 最上級
のように綺麗に種類別に左詰めで配置出来なかったんだろうか…
開発はそれを考えもしなかったんだろうか


■戦闘面

画像19

ノノミ シュン推しなんだ。
ブルアカの戦闘は基本的にストライカー4人とスペシャル2人で1チーム編成となっているのだが、開幕時のExスキルカードは誰の物がセットされているかランダムで運ゲーである

画像20

そんなスキル運ゲーの『戦術対抗戦』以外にもメインコンテンツとして『総力戦』があり、これもまた他人とptを競う形の要素であるのにも関わらず、最初に使えるExスキルがランダム仕様な所為で、ベストパフォーマンスを発揮することが出来ない事が多々あるのがストレス要因になっている。

非公式の方法として任務の開始後にお目当てのExスキルが初手3枚の中にセットされいなかったらアプリのタスクキルをして再立ち上げするという方法が用いられている。
クリアが困難な『任務』や『総力戦』では絶大な効果が期待できる。
ただし『戦術対抗戦』は任務開始した瞬間に勝ち負けの結果がサーバーに反映されてしまっている為、タスクキルしても手遅れである。
毎回タスクキルをするのもバカバカしいので、なんとか最初の3枚は任意で選べるようにしてほしいところ。

また、キャラのバランスが崩壊してしまっているのを暗に運営が仕様と認めてしまったのも悪手だったのではないだろうか。
その主たる原因『イオリ』だ。

画像22

一般的なキャラだとExスキルがCost5で威力1200%で単体攻撃が撃てればまぁまぁ強い方なのだが
この『イオリ』はExスキルがCost3で威力約2000%で小範囲攻撃と想定の3倍近く強く、後述するガチャでも、性能求めたら『イオリ』さえ居れば大抵の攻略が難なく出来てしまう(らしい)
可愛い!欲しい!の欲求を満たす以外では、余程強いキャラが登場するまでガチャを回す必要が無くなる。
『イオリ』を持つ者と持たざる者で、このアプリのゲーム難易度がベリーイージーからハードモードまでの格差があるように感じる。
因みに私は『無オリ』です。持ってません。
総力戦で10000位に入るのが毎回とても大変


■ガチャ

画像15

今やアプリゲームの運営において切っても切り離せない。そしてユーザーと運営会社の付き合い方で双方最も本音(ボロ)を出す要素。ガチャ
今の時代最高レアが確率2.5%というのは低い部類かなと思う。
少なくともブルアカのガチャが緩いという話は聞いたことが無い。
とはいえアプリによっては
 ・ガチャのレア排出確率は高いがキャラを重ねる必要がある
 ・石の配布や無料ガチャはあるけど確率が低い
 ・ガチャ更新の頻度が高いのでついていくのがキツい
 ・確率は低いが天井も低い。だけど単価が高い
等多種多様なので一概には言えないが…

画像14

ブルアカは強いて言えば、
 ・配布石の数は普通
 ・石は貯めにくい AP(スタミナ)回復などにもよく使うので
 ・ガチャ排出率低い
 ・課金石ちょっと高い
 ・月額課金ちょっと高い
 ・マンスリー課金あまりお得感が無い
 ・新規ガチャキャラ追加更新頻度低い
  ※1ヵ月辺り 恒常ガチャキャラが2体追加程度 2021/4現在
 ・ガチャ天井300連でキツイ
 ・天井の呼び出しptの使用期限=現在のPU募集ガチャ期限なので短い

あの『アズールレーン』や『雀魂』を運営しているYostar運営なのだから
そこまでガチャが渋くはならないだろ!?と期待を胸にブルアカをプレイしガチャ確率に落胆し引退してしまったユーザーも多いのではないでしょうか
これがYostarの社長が2017年当時インタビューで発言していたもの

画像16

参考:https://news.denfaminicogamer.jp/interview/171101#i-2

実際ブルアカのアプリ開発を行っているのはNAT Gamesなので、Yostarが運営の立場でどこまでブルアカの開発に口出し介入できる状況なのかユーザーには全く分からない。
しかしブルアカのガチャを見ていると、とても4年前にガチャ文化に違和感を覚えた人の発言とは思えない程にガチャ周りの渋さが目立つ。
ブルアカのガチャの設定については全てNAT Games主導によるものなんじゃないかなと憶測してます。


■イベントの頻度など

本来アプリゲームであれば、
 1.数か月先までのイベント数本の予定をスケジュール
 2.それに沿ってイベントの開発部門を複数同時進行する
 3.それぞれの担当が納期に間に合うように作る
 4.イベント開始数日前に運営が告知
 5.生配信や動画配信するなどして場を盛り上げる
 6.イベントの開催 実装
簡易的ではあるがこの流れが一般的なんじゃないかなと思うのだが、ブルアカはイベント頻度がとても疎かになってしまっている現状。
アプリをリリースした序盤によくありがちな期間であるとも言えるが
ブルアカは任務を手動プレイで周回するコンテンツが現状何も無い。
掃討(skip)により1日のデイリー作業の大半が30分も掛からず短時間で終わってしまうことも相まって
総力戦が終わった水曜夜から2週間後、或いは3週間後の木曜の次期総力戦開始まで手動でプレイすることが何も無い。
「手動でやるの久しぶりだわ」そう思う人が多いのではないだろうか。
これもまたガチャの売上に悪い意味で影響を与えていると思う。
1週間は毎日手動プレイしたら次の1~2週間は掃討するだけのゲームになっているのだから。
ただでさえガチャ確率が低いのに、新しいキャラを手に入れてもゲームとして楽しめる時間の割合がとても少ない。

無いネタ捻り出してブルアカの攻略関係で今もYoutubeに動画投稿してる方々のほうが、今の運営や開発よりよっぽど目に見える形で色々頑張っていると思う。
外野の立場からアプリを盛り上げようとしてくれている人と運営は互いにwin-winな関係を築けてこそなので、イナゴだのガチャ芸人だの侮蔑されようとも再生数や登録者数などの数字が取れなければ何れ活動を辞めてしまい、簡単に数字が取れる人気アプリや自分がやりたかった新作アプリに移住されてしまう事も事実だ。

当初27.8万だった公式Twitterのフォロワーも日に日に減っており、
今では27.2万にまで減っていることを確認している。

画像23

斜陽となったアプリは過去に栄光を築いた『モンスト』『パズドラ』『白猫』であっても今やフォロワー数は減少傾向にある。
無論フォロワー数の分母規模がそれぞれ違うし、フォロワーを買ってる可能性もあるので100%信頼出来るデータでは無いがそれでも参考にはなる。

同社運営の『アズレン』『雀魂』『エピックセブン』はブルアカよりも運営経過期間が長いにも関わらず今でもフォロワー数は増加傾向にある。
(……買ってる?)
これは中国が少しでも絡んでいると途端に読めなくなる。中国は日本の11倍も人口の規模が多い国である為、日本で人気だったものが中国で少しバズるだけで数字が一気に跳ね上がったりするからだ。

ブルアカの直近でリリースされた『ウマ娘』のアプリが異例の大ヒットだったなどの要因も重なったが、アプリゲームはユーザーの囲い込みであると同時に奪い合いでもある。
アプリを飽きさせない工夫をイベントの物量勝負、メインストーリーの更新頻度を上げていくなどしなければ人が離れてしまうのは当然の結果だ。

ブルアカはまだアプリのエンドコンテンツとして全て出し切ったとは思っていないので次の最新情報に期待している。GWも近いので。

画像24


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?