ホネの表現あそび

こんばんは。

今日は骨の話。
骨とは、幼稚園児にはあまり馴染みのないものかもしれません。
でも、何気なく生活の中で、骨を感じていることもあるはず。

友だちと頭をごっつんしたとき
肘をつくとき
ドアをノックするとき、等々…。

私は、子どもたちが、大きくなるにつれて、健康な身体を作るためには、その基礎を作るためには、

自分の体に興味を持つこと

から始まると考えています。
その取り掛かりとして、「骨」は、体の見えないところにあり、でも皮膚を介して触ることもできるし、その見えないモノを想像する力も育むことができる。
良い教材だなと感じています。

とは、言いましたが、
1番の目的は実は、ホネホネダンスを子どもたちと楽しみたかったということなんですけどね!

健康のからだ云々はもちろん、ねらいに入っていますが、1番は楽しいことを共有したいことですね。やっぱり子どもたちと過ごすなら、楽しいことがいいですよねー。

保育の中では、何か主活動を行うとき、まず「導入」と呼ばれる活動をして、主活動に入っていきます。
理学療法の治療でいう、準備段階のような感じでしょうか。
この「導入」で骨標本の1/2サイズを釣り糸人形に返信させて、子どもたちに見せてあげました。
サングラスかけたホネホネ先生です。

ホネと会話しながら、みんなと実際に触れ合い、そして、自分にも同じ形の骨があることを、触診させてみる。

そんなことをしているうちに、みんなホネホネセンセイと同じ動きがしたくなってきます。

コツコツ練習すれば、動きも上手になるんですよねー
骨だけに。笑

見て、触って、感じて、想像して、動いて。

ホネホネセンセイの真似をしながら動く、子どもたちのホネホネダンスは、本当に可愛くて最高です。

今回のホネホネダンスは、導入で子どもたちが楽しめていたということが大切だったと感じました。

幼稚園の時から、骨を知識として知るというよりも、感じて想像できること、なんとなーく頭の片隅で、自分の中にある骨が動いてるんだなーと思うこと、そんなことが、自分の体に興味を持つきっかけになってくれたら、嬉しいです。

骨って素敵だな。

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