全コミュを追いかけるシャニマスオタクが本気で考えるシャイニーPRオファー Vol.1
※本記事の内容は、283プロダクション所属のアイドルの個性・人格を否定する内容ではありません。僕は283プロダクションのみなさんを愛しています。
※本記事の内容は、シャイニーPRにて特定のアイドルへの投票を強く促すものではありません。参考にしていただけたら……
※とてつもなく、長い記事です。
シャニばんは〜。ベンプです。
現在、シャイニーPRオファーという企画のVol.1がシャニマス内で開かれています。
今回のシャイニーPRのオファー内容は、「コスメブランドからのオファー」。
内容は下記。
そしてこれを編集している現時点でのランキングはこちら。
「コスメブランドからのオファー」の中間発表はこちらです！
— アイドルマスター シャイニーカラーズ公式 (@imassc_official) May 15, 2023
1位 大崎 甘奈
2位 市川 雛菜
3位 田中 摩美々
4位 有栖川 夏葉
5位 黛 冬優子
引き続き今回のオファーに適任だと思うアイドルへの投票と
推薦したいアイドルのアピールをよろしくお願いしますね〜#シャイニーPRオファー #シャニマス pic.twitter.com/zDBhrcx0Ri
甘奈・雛菜・摩美々か…………………
最大公約数すぎない？？？？？？？
コスメに自信あるアイドルがTOP3を占めてしまった感じだ。
あと何もしなくても夏葉がぶっちぎりトップになると思ってました。
【風がかけてゆくように】や【cheer+】の内容から、今回のプロモーションは非常に当てはまるんですよね。
ただ、まあこの記事で夏葉がどれだけ企画に当てはまるアイドルかを説いても良いんですが………
それじゃ不誠実ですよね。
それぞれの方が投票するアイドルに対して、特別な思いがあるはずです。
それを吟味せずにただ、夏葉さんを推す記事を書いたって浮動票を集められませんよね。
やります。全アイドルを吟味します。
結果として、「夏葉さんじゃねえなこれ…………」ってなるかもしれません。
この記事書き終わるころには感情変わってるかもしれません。そのくらい真剣に吟味します。
ではやっていきましょう。
今回のシャイニーPRオファー全体の確認
オファーは全三回。
vol.1 コスメブランドのオファー。
vol.2 アニメ主題歌歌唱のオファー。
vol.3 ストリート系ファッションブランドからのオファー。
各オファーで選ばれたアイドルは以降のオファーでは選ぶことができず、選ばれたアイドルには新規オリジナル楽曲とサポートSSRとしてのガシャへの登場が確約される。なるほど。コミュもあるのか………。
では、これは人気投票ではなく、企画内容に沿うアイドルを提案してクライアントを喜ばせる仕事だ。
なぜなら、俺/あなたはプロデューサーだから。
残酷だが、オファーの内容に従ってクライアントの要望に沿えないアイドルを選定したり、要望に沿うアイドルの優先順位やそのバランスを考えて提案書を作成する必要がある。
なので各回のシャイニーPRに選ばれなかったとしても、そのアイドルの魅力の否定にはつながりえない。
今回のオファーの確認
オファー内容から読み取れるクライアントの要望は下記のようになるだろう。
①中高生にとっての憧れとなりやすいアイドル。等身大=飾らない魅力のある女性。コスメに対して漠然とした魅力を感じているが、後押しが必要な層への訴求。
②新規ブランド立ち上げ、となり必要とされているのが「認知・啓蒙」と察せる。ある程度活躍の幅があるアイドル。
③F1層に対する訴求としては、
『ある程度TPOに応じたコスメ選びができる女性に対して、「自分らしさ」を出すことが自分も可能になるのでは、と希望を抱かせるアイドル』=『到達可能な範囲の最も魅力的な目標となり得るアイドル』
④M1層に対する訴求としては、
『メイクをする文化・習慣がない男性に対してさりげない清潔感の演出や、目元・肌・髪などのブラッシュアップに使用できるかも、と希望を抱かせるアイドル』=『男女問わず人気のある中性的な女性』
になるかな、と考察いたしました。
メイン訴求ターゲットは10代。①で示した層ですね。
ただ、購買力のあるF1層の支持もしっかり得たいところです。
メインターゲットとしている10代は流行に敏感な世代ですから、そこからの支持が得られれば、おのずと『認知・啓蒙』の目標は達成できるでしょう。
そして、新規ブランドの立ち上げに合わせてTVCMという大きなプロモーションを予定している、という状況です。
であれば、「今、夢見た私になる」というコンセプトを最大限魅力的にできるキャストが必要になります。
この想定をもとに、各アイドルの選定に移りましょう。
まずは、この要望を満たす最もふさわしいアイドルを一人選び、それを軸に他のアイドルを選定していこうと思います。
到達可能な目標となる可能性が低いアイドル
尖った個性・魅力のあるアイドルはそれだけで目を惹き、信奉の対象となり得ます。
ですが、今回のオファーには不適当です。
1.田中摩美々
ファッション・コスメに精通する彼女ですが、トレードマークとなる紫の髪、一見奇抜に見えながらも洗練されたファッションセンスは個性が強すぎるため、今回のターゲット層への訴求は不向きだと言えるでしょう。
ターゲット層のことを考えなければ全てクリアしているのですが、彼女はどちらかというと新しい発想・着想を生み出すコスメ・ファッションブランドPRで使用すべきでしょう。
ですので、現在Vol.3のストリートファッションでの選出を考慮しています。
2.小宮果穂
放課後クライマックスガールズ所属の小学生アイドル、小宮果穂ですが、中高生・F1層・M1層の『憧れ』とはならないので選出は不適当でしょう。
ですが、そのエネルギッシュさ、老若男女問わず愛される愛着は凄まじい強みです。
3.芹沢あさひ
ストレイライトのセンターとして凄まじいパフォーマンスを発揮し続ける彼女ですが、小宮果穂と同様の理由で選出は不適当でしょう。
コスメのイメージが非常に薄いアイドルですので、起用すればM1層への訴求となるかもしれませんが、クライアントのメインターゲットはそこではないでしょうし、やはり選べません。
4.福丸小糸
ノクチルのメンバーとして教育番組やクイズ番組などで活躍する福丸小糸ですが、中高生・F1層・M1層の憧れにはなりにくく、やはり不適当でしょう。
世間イメージとしては幼い印象が先行しているかと思うので、ティーン層向けのポップ系ファッションなら活躍できるかと考えています。
5.七草にちか
可能性、という部分では非常に有力なアイドルではございますが、世間の認知としてはバラエティでの活躍からバラドルの印象が強いかと存じます。
ゆえに、中高生・F1層の憧れとしては不適当かと考えています。
いつか、彼女の活躍の場が広がり、様々な側面が世間に知れ渡った際に改めて提案させてください。ほんまにつらいけど選外になるんだごめーーーーーーーーん！！！！！
6.斑鳩ルカ
パンクで尖った魅力でT1層、F1層に熱狂的なファンを持つ斑鳩ルカですが、到達可能な目標ではなく、信奉の対象と認知させていただいております。
今回のオファーに選出するのは不適当でしょう。
残ったアイドルに優先順位をつけてゆく
前述の見出しで6人のアイドルを不適当と考え、残った283プロ所属アイドルは20人となります。
クライアント要望を考慮しても、残った20人を積極的に今回のオファーには不適当と判断する要素がないので、ここからは要望をどれだけ満たせるかの優先順位をつけていきます。
ちなみに、ここから先、次の大見出しまでは優先順位をつける思考を記載しているのみですので飛ばしても構いません。
いきなり結論に行くと「なんでやねん！」ってなっちゃいそうだったので、冗長ですが記載します。
優先順位の要素
優先順位をつける要素を細分化しようと思います。
① 艶っぽさより大人っぽさが優先されるブランド=天真爛漫よりも落ち着いた魅力。
②T層・F1層からのある程度の支持があるアイドル。=女性人気>男性人気。
③コスメのプロモーションに理解度・認知度の高いアイドル。過去のプロモーション履歴など参照する。
この三つを想定して、各アイドルに三段階くらいの評価をつけていく。各評価をポイント化して、集計する形で評価したいと思う。
①・②・③について「まったくそうではない」で1pt、「どちらでもない」で2pt、「よく当てはまる」で3ptとする。
ここでポイントが低かったからといって、クライアントの第一要望は満たせるメンバーしか残っていないので、その際は意外性を出すなどの狙いで選出するのは大いにアリ。コミュ・楽曲狙いもあり。
なおこのポイントはクライアントの要望にどれだけ沿えるかを可視化する目的で行うものである。なのでかなりアバウト。全アイドルをしっかり吟味したいので行う。
櫻木真乃
①リポータなどの仕事に定評があり、マルチな活躍をしている。元気というよりかは落ち着いた、癒し系アイドル。よく当てはまるため3pt。
②イルミネーションスターズは男女問わず人気がある。が、様々なコミュを見ると若干男性人気が優勢か。ここは1.5ptとしたい。
③プロモーションの履歴は(僕が覚えている限りでは)ない。【アップ・トゥ・ユー】は雑誌のプロモだったが、コスメのイメージはしやすいかも。1pt。
合計は5.5pt。
風野灯織
①非常にマルチな活躍をしており、スポーツ番組のナビゲータも務めた履歴あり。高校生らしくないとも言える非常に落ち着いた雰囲気が魅力のアイドル。3pt。
②櫻木真乃と同上の理由で1.5pt。
③櫻木真乃と同上。1pt
合計は5.5pt。
八宮めぐる
①天真爛漫なアイドル。説明不要かと思う。1pt。
②櫻木真乃と同上の理由で1.5pt。
③櫻木真乃と同上。1pt。
合計は3.5pt。
月岡恋鐘
①人気ユニットアンティーカのセンターとして元気溌剌なイメージが先行している。ただ、MAGIA L'anticaや【あなたと、月の満ちる頃】でも見せたように落ち着いたプロモーションなども期待以上のパフォーマンスを見せる。間をとって2pt。
②アンティーカ自体人気があるユニットだが、男女人気は月岡恋鐘に関しては中間、あるいは男性寄りかと察せる。1.5pt。
③ヘアフレグランスの「MAGIA L'antica」に代表されるように履歴あり。3pt。
合計は6.5pt。
白瀬咲耶
①咲耶サマ、とファンに呼ばれるほど王子様のような振る舞いが魅力。落ち着いた大人らしさ、艶っぽさが共存しているアイドル。3pt。
②女性人気が非常に高い。3pt。
③月岡恋鐘と同上。3pt。
合計はMAXの9pt。
三峰結華
①アンティーカ内では元気なまとめ役というポジション。だが、月岡恋鐘と同様の理由で2pt。
②月岡恋鐘と同上。ストーリーストーリーのオタクの発言が糸引いてる気がする。1.5pt。
③同上。3pt。
合計6.5pt。
幽谷霧子
①一番評価が難しい。落ち着いているが大人っぽさか？クライアントが要望する大人っぽさではなく神秘性に端を発する落ち着きだと感じるので2pt。
②月岡恋鐘と同上。1.5pt。
③同上。3pt。
合計6.5pt。
MAGIA L'antica強いな……
園田智代子
①放課後クライマックスガールズのユニットコンセプトらしく非常に元気なイメージがある。1ptとはなるが、有名女優の代役を演じた舞台では役を研究し代役というハードルを飛び越えたことは考慮しておきたい。
②男性人気が高いと察せるが、マルチな活躍で女性からも支持されている。1pt。
③とくになし。1pt。
合計は3pt。
西城樹里
①ユニットイメージとしては元気だが、パーソナリティを務めたラジオでは非常に落ち着いた雰囲気を出していた。間で2pt。
②女性人気が高い。3pt。
③とくになし。ナチュラルなイメージがあるのでM1層の訴求には有効かも？1ptにはなる。
合計は6pt。
杜野凛世
①大和撫子というイメージが世間にはあるだろう。3pt。
②男性人気が高い(WINGコミュなどが根拠)。1pt。祈っとくオタクの印象が強すぎる。
③とくになし。1pt。
合計は5pt。
有栖川夏葉
①放課後クライマックスガールズに所属しながら、ラジオやインタビュー記事などでは非常に落ち着いた受け答えを行う。ユニットの最年長としてまとめ役のイメージが世間にはあるのでは。3pt。
②女性人気が非常に高い。3pt。
③【風がかけていくように】ではまさにコスメブランドのイメージキャラクターとなった夏葉が描かれた。3pt。
合計は9pt。
大崎甘奈
①どちらでもないに相当するだろう。2pt。
②非常に女性人気があり、ティーンエイジャーの憧れとなっている。3pt。
③ファッション・コスメに関しては強い想いを持ちコミュで何度も描かれている。3pt。
合計は8pt。
大崎甜花
①こちらも同様にどちらでもないに相当。出演バラエティ番組での活躍によりギャップ感の演出には使えるかもしれない。2pt。
②アルストロメリア自体が女性人気のあるユニットだが、甜花自身はどちらでもないに相当するだろう。2pt。
③コスメについてはまったく詳しくない(彩りファッションドールより)。1pt。
合計は5pt。
桑山千雪
①非常に落ち着いたユニットのお母さん的ポジションで認知されているのでは。3pt。
②男性人気が高いがアルストロメリア自体女性人気が高いので1.5pt。
③詳しいが、どちらかというと雑貨方面の女性らしいアイテムのプロモーションが多い。2.5ptとする。
合計は7pt。
黛冬優子
①どちらでもない。2pt。
②男性人気が高いと思われるが、女性から憧れの対象となっているコミュが複数あるので判断に困る。2ptとしよう。
③そういう描写はないのだが、【はるさき可憐花】のようなコンセプトが好き、と発言しているためポテンシャルは大いにある。1.5pt。
合計は6.5pt。
和泉愛依
①クールアイドルとして活動しているため非常にマッチしている。ただ、"大人っぽさ"より"かっこよさ"が非常にウエイト高い。とりあえず3pt。
②女性人気が非常に猛烈に高い。3pt。
③どちらかというとパンキッシュなファッションのイメージがある(フェス衣装など)。ポテンシャルはあるため1.5pt。
合計は7.5pt。
浅倉透
①落ち着いているではなく神秘性・カリスマ性。霧子と同じ理由で2pt。
②ふふっ、わからん。2pt。
③ない。1pt。
合計5pt。
樋口円香
①非常に落ち着いた印象だが、認知度が問題か？3pt。
②おそらく女性人気がある(WINGコミュ)が、ノクチルのそういう描写少なすぎる問題がある。2.5ptとしよう。
③ない。1pt。
合計6.5pt。
市川雛菜
①大人っぽさはないが、ノクチルの元気印かと言われればそういうユニットでもないので微妙で判断が難しい。2ptとしよう。
②女性人気が高い。明らかに高い。3pt。
③SNSやライブ配信などでコスメについて質問される、【Makeup♡Box】に代表されるコスメへのこだわりがありプチプラコスメに造詣も深い。3pt。
合計8pt。
緋田美琴
①非常に落ち着いた印象を持たれているだろう。大人っぽい印象も持たれているだろう。3pt。
②わからない。認知がまだまだの可能性が高い。そこが壁か。2pt。
③とくになし。1pt。
合計6pt。
優先順位をつけた結果
上位5人をピックアップする。
9pt 白瀬咲耶
9pt 有栖川夏葉
8pt 大崎甘奈
8pt 市川雛菜
7.5pt 和泉愛依
この5人から、もっとも今回のオファーに相応しいアイドルを一人選出するためにクライアントの要望、ターゲット層を深掘りしていきたい。
優先順位をつけた際には、あえて「憧れ」の要素は抜いて考えたので、
そのアイドルのプロモーションを見た際にT層の背中を後押しできる存在になりえるか、F1層の「今からの変化」、「もっと自分らしく」という願いを受け止める存在になりえるかを考えていく。
和泉愛依にある「憧れ」の要素
正直、あまりないように思える。
正確にはあるだろうが、「信奉」の要素が大きいと感じるのだ。
上記画像のように、和泉愛依は「クールでかっこいい、ミステリアスなアイドル」として活動しており、かつ「クールでかっこいい」というところで同じ方向性である白瀬咲耶と比較すると口数も少なく、その振る舞いが女性ファンに崇められているという構図だ。
コスメにもある程度のこだわりがあり、もちろん今回のオファーに出演しても完璧にオーダーをこなすだろうが、要望に最も沿うアイドルではない、と感じる。
第2・3候補になるだろう。
市川雛菜にある「憧れ」の要素
ライブ配信やSNSでのインフルエンサーじみた振る舞いなど、非常にファンに近しい場所にアイドル活動の場を置く彼女は問題なくT層の憧れになりえるだろう。
雑誌・SNSでの露出が多い彼女であれば知名度の部分も問題なくクリアしており、クライアントの要望である『認知・啓蒙』にも寄与できるだろう。
コスメに対してのこだわりも非常に強く、であるからSNSでは雛菜に対してコスメに関する質問を送るファンもいる。
課題の「大人っぽさ」だが、普段はキュートなメイクをしている彼女が大人っぽさを示すメイクをすることによって、ギャップを狙えるポテンシャルは大いにある。
彼女の変化を見ることによってF1層の「今からの変化」の後押しもできるのではないか。
非常に有力な候補だと言える。保留とし、他のアイドルの選出に移ろう。
大崎甘奈にある「憧れ」の要素
中高生から「まな」「まな様」と呼ばれ、T層の非常に強い支持を受けている。全く問題なく「憧れ」の要件は満たすだろう。
市川雛菜と同じくSNSではインフルエンサーとしての側面もあり、雑誌「アプリコット」でグランプリを獲ったり、ファッションブランドとのコラボで自身がプロデュースしたリップやポーチなどのアイテムを販売した経歴もある。
認知に関しては人気ユニット「アルストロメリア」に属しており、TVなどでの露出も多く、市川雛菜よりもさらに強いものが期待できるだろう。
一方で、アルストロメリアとしての露出もあり、様々な側面を今まで見せており、「今からの変化」に対しては少し訴求が薄くなってしまいそう。
ただし、そういった経験を多くしていることは、プロモーションの安定感にもつながる。
大きな失敗はない可能性が非常に高く、第一候補としては有力。
白瀬咲耶にある「憧れ」の要素
T層・F1層・M1層にも全て通じる非常に人気のユニット、アンティーカに属しており、憧れのあまり「咲耶様」と呼ばれることもある。
全く問題なく全ての層の「憧れ」としてプロモーションを演出できるだろう。
知名度の部分もおそらく283プロダクション所属ユニットでもトップクラスの知名度になるので、彼女が新規立ち上げブランドのイメージガールになれば話題性も非常に高いと考えられる。
人気度の高さから少し「高嶺の花」のようなプロモーションになってしまわないかが不安な部分である。
また、「かっこいい」のみでなく「かわいい」も演出でき、マルチな活躍はオーダーである「大人っぽさ」も完璧に応えてくれるだろうという安心感がある。
人気の高さから逆の不安はあるが、新規ブランド立ち上げ時に必要となってくる「認知・啓蒙」を完璧に実現できるキャストであることは間違いない。
ファンに近い場所にあり、見ているユーザーを後押しする役は彼女以外の二人に託せば良い。
前述した市川雛菜・大崎甘奈よりも優先されるべきキャストではないかと考えている。
有栖川夏葉にある「憧れ」の要素
老若男女に支持される人気ユニット、「放課後クライマックスガールズ」の最年長であり、大学生。
まとめ役として落ち着いた振る舞いで活躍をしており、夕方のワイドショーの天気予報コーナー、「もふもふ天気予報」のキャスターを務めているほど。
非常に大人っぽい振る舞いが評判であり、T層とF1層M1層の間の年齢の彼女なら全ての層からの「憧れ」・「到達可能な目標」として最も適切ではないかと考えています。
また、コスメにまだ慣れない・触れていないT層の後押しとなるかどうかですが、彼女は「視聴者の女子高生の服装をコーディネートする」という内容の番組に出演したことがあり、非常に好評を得ていました。
その際のテーマが「好きな人に告白する際のコーディネート」であり、彼女は出演した女子高生に告白する自信をしっかりと得てもらった、という実績があります。
実体験に基づくターゲット層への訴求は実感を伴ったものとして視聴者へ届くでしょう。
また、彼女が所属する「放課後クライマックスガールズ」は「学生らしさ・青春」が特徴のユニットであり、大人らしい振る舞いから憧れとなり、かつユニットの学生らしさから親近感も覚えていただける283プロダクション唯一の存在となっています。
T層・F1層ともに「到達可能な目標」と捉えられる可能性は高いと考えられる。
また、実際にコスメブランドのイメージキャラクターとして選ばれた実績があり、その際には「コスメやメイクが好き」と発言しており、それなりのこだわりを持ってクライアントの要望に応えられるだろう。
また、F1層への「今からの変化」・「もっと自分らしく」という夢に対してもこのコスメブランドからのインタビューにて回答している。
同じ気持ちで今回のオファーにも応えていただけるだろう。
また、M1層への訴求は今まで言及していなかったが、夏葉には非常にストイックな側面があり、スポーティーな印象もあることから、スポーツメーカーから『スポーツの秋 アンバサダー』に指名されたこともある。
男性ながら化粧をしよう、と考慮する人物像は身なりに気をつけ、ストイックな側面がある男性であるとペルソナを設定できるだろう。
そんな層にも、老若男女に好かれるユニットである放課後クライマックスガールズに所属し、かつスポーティーでストイックな側面が知られる有栖川夏葉であれば訴求が可能だろう。
なんでこの人が4位なん！？！？！？！！？！？！？？！？！？？？？？？？？？？？？！！！！！！！！！！？！？！？？！？！？！？！？？！？！？！？！？？？？？？？！！？！？！？！？！？
失礼。取り乱しました。
とにかく、ここまで挙げた5名、やはり誰しもクライアントの要望を満たすが、あらゆる側面を考慮した結果、
有栖川夏葉
彼女は、選出せざるを得ないだろう。
他の二人は〜夏葉に足りないもの〜
では有栖川夏葉を軸として他の二人を選ぶ際に、その二人には夏葉に足りないものを補完するような存在でいてほしい。
そこで一つの資料を見ていただければと思う。
こちらは高校生・大学生(15歳〜24歳)の女性733名(高校生319名、大学生(専門・短大含む)414名)を対象に「プチプラコスメ」に関する調査を行った際の、プチプラコスメの情報入手方法に関するアンケート結果の上位三つの結果である。
引用元は下記。
T層、そしてF1層に跨る大学生を対象としたアンケートにて、SNSがプチプラコスメの情報入手場所として最も割合が多いのだ。
ちなみに、デパコスについても同様のアンケートを行なっており、やはりSNSが最も割合が多い。
となると、有栖川夏葉には市川雛菜や大崎甘奈ほどSNSでの発信の頻度や人気はなく、プロモーションとして不安な要素であるのは間違いない。
クライアントのプロモーション内容を万全のものとするべく、ここは大崎甘奈・市川雛菜をこれを補完するメンバーとして提案したい。
であるから、シャイニーPR Vol.1では有栖川夏葉・大崎甘奈・市川雛菜を提案すべきだ。
でも、それでいいのか？
次の提案を聞くまで、ちょっと待っていただきたい。
なぜ283プロダクションにこのオファーが来たのか
はっきり言って、
ここまでの提案内容は広告代理店でも可能だ。
クライアント要望を満たすべく、最適な人選を行い、そのあとのプロモーションにまで気を配った。それは広告代理店でも可能な仕事だ。
だがそうではなく、クライアントは283プロダクションに直接依頼してきた。そうしないとゲーム内の企画として成り立たねえだろ…
であれば、我々にしかできない提案をすべきだ。
クライアント資料のターゲットとしてのT層の説明にはこう記載があった。
まだコスメと接点がなく、何から始めればよいかわからない。
漠然とした大人への憧れを持っている
夢をこれから形にしていく段階。
また同様に、M1層・F1層の説明にはこの記載。
漠然とした「今からの変化」「もっと自分らしく」といった想いを抱いている。
夢の入り口に立っている段階。
これらのターゲット層に起こしてもらいたい「変化」を、アイドルにさせるのは我々にしかできないことではないか？
それによってユーザーを後押しするのは私たちにしかできないことではないか？
俺たちにしかできない提案をするのが"仕事をする"ってことだろうが………！
「変化」や「自分らしく」の底にある想いは
下記は、13歳から29歳までの「若者」と称される自国・諸外国の人間に「自己肯定感」についてアンケートをとった内閣府の資料である。
日本の若者は諸外国と比較し、自己肯定感が非常に低いのだ。
「変わりたい」・「もっと自分らしく」という願いは、「現在の自分に対する不満」・「自己肯定感の低さ」より来ているはずだ。
こういった層がクライアント企業のコスメを手に取り、まさに魔法がかかったように自分に自信が持てるように変化していくことを願っている。
それを後押しする人材を一人、提案したい。
そう、福丸小糸である。
ノクチルが自己肯定感の後押しになる
この結論に至った思考を開示するにあたり、「変化を後押しできるキャストとして、コスメによる変化がユーザーの同調を呼び起こせるか」という観点に注目しつつ、283プロダクションのユニットのカラーを改めて確認しよう。
まず、アンティーカ・ストレイライトの2ユニットだが、非常に苛烈で、唯一無二の特別な存在として、アイドルユニットを構成している。
この2ユニットのメンバーがクライアントのコスメを使い、変化したとして自己肯定感の低いT層F1層の後押しにはなり難いだろう。なぜなら人気ユニットとして活動する彼女たちはユーザーからは元々"特別な存在"なのだから。
芹沢あさひなら、という想いもあるが、ユーザーが普段見ているのはテレビやライブで見る芹沢あさひである。
自由奔放な行動・言動、それでいて唯一無二と間違いなく言える圧倒的なパフォーマンスを見せるライブ。
彼女は間違いなく"ギフテッド"であるから、メイクでの変化は彼女の"特別さ"をさらに際立たせる結果になってしまう可能性すらある。
次に、イルミネーションスターズだ。
キラキラとした輝きのあるユニットで、ユニット間の仲の良さも際立ち、三人一緒の連帯感が見ていて魅力的に映る。
この中で選出するなら候補は風野灯織だろうか。
落ち着いた仕事ぶりでリポーターなどの仕事が徐々に増えている彼女だが、メイクなどのイメージはそこまでないだろう。
彼女が彼女自身の自己肯定感の低さから納得できるまで努力を繰り返し行う、強かな女性なことを我々は知っている。
有力な候補として置いておきたい。
放課後クライマックスガールズだが、有栖川夏葉がすでにオファー提案アイドルに内定しているため、283プロダクションとしての提案の意外性を持たせるために同ユニットからは選びたくない。
ここは、保留。
残るユニットはアルストロメリア、ノクチル、シーズだ。
シーズの二人はすでに「大人っぽさ」という観点から有栖川夏葉を選んでいるため、緋田美琴を選びたくはない。コンセプトが被る。
七草にちかは、前述したようにバラドルでの活躍が目覚ましい。そこからの彼女の変化に心動かされるユーザーも多いかもしれない。候補として有力。
アルストロメリアであるが、有栖川夏葉以外の提案人物、つまり大崎甘奈と市川雛菜のどちらを残すかを考えた際にここまでの実績から大崎甘奈を残しておきたい。
なので、大崎甘奈を残すとするとアルストロメリアからは放クラと同じ理由で選びたくない。保留。
最後だ。ノクチルだが……
この主題において最適解ではないかと感じる。
ノクチルはここまで挙げたユニットと成り立ちが一線を画しており、元々幼馴染だった4人がそのままユニットとなったアイドル然としない、4人のそのままの空気感が好評を得るユニットだ。
彼女たちは確かにアイドルという特別な存在であるが、同時にターゲット層と同じ普通の女の子の4人組なのだ。
普通の女の子の変化を目撃するユーザーは、変わりたいという願いの後押しをされたような気持ちになるのではないか。
そしてターゲット層のみでなく、今回この広告の仕事を機に変わってほしいと思える人物が一人、ユニットにいる。
福丸小糸だ。
彼女は自己肯定感が低く、それゆえに努力を惜しまず、小さな体で芸能界という戦場で闘ってくれている。
この部分は細かく紹介したいが、すでに1万文字を超える記事になっているのでやめておく。
そんな一見子供にも見える彼女がメイクで変わった、なりたい自分になったところを見たらどうだろうか？
いや、これになるだろうが！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
失礼、取り乱した。
彼女の変化に後押しされるユーザーは多いのではないだろうか。
彼女を推すことは、我々にしかできない提案だ。
283プロダクションのアイドルを熟知し、愛する我々にしか。
補足:三人のサイズ感にも注目
ノクチルより福丸小糸を選出し、有栖川夏葉・大崎甘奈・福丸小糸でのプロモーションを提案させていただく。
そして、この三人を並べてみると、新たな発見があった。
サイズが大・中・小でめちゃくちゃバランス良くない？
全てが完璧な提案に思えてきた。
あと…………
この三人のコミュ読みたくね？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
俺は見たい。
俺の答えはこれや！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
お前らついてこい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
おわりに
いかがだったでしょうか？
シャイニーPR Vol.1について本気で考えてみました。
僕は、夏葉・甘奈・小糸という結論になりましたが、この記事を読んでいただいた結果、「自分ももう一度考えてみよう！」となれば幸いです。
ベンプでした。さようなら。
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