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中小企業診断士 副読本を読む「経営戦略概論」第20夜

経営戦略論の全体像を把握できる良書として紹介されていた「経営戦略概論」(波頭亮・産業能率大学出版部・2016年)についての読書メモ。第20夜は、「コッターの変革型リーダーシップ論」です。

◆何をしたの?
・ジョン・コッター(1947~)は、ハバードビジネススクール「松下幸之助記念講座」の名誉教授。
・組織の行動様式や組織風土の変革を推進する「変革型リーダーシップ」を提示した。
・経営戦略でも「変革の8ステップ」という経営手法を考え出し、2000年代の経営者らの支持を得た。

◆なぜ「変革」が重要だったの?
・1990年代以降、冷戦の終結、グローバル市場の成立など、ビジネス環境が変化した。
・2000年代に入り、新興国の台頭やIT技術の普及で、競争が激化した。
・企業は従来のやり方を越えて「フォロワー」を導くことができる人材を求め始めた。

◆どういう主張だったの?
・リーダーシップを「マネジメント」(定型業務の管理運営)と切り離し、経営手法の一つと位置づけた。
・企業活動は「定型の業務」が9割以上占めているが、致命傷になりかねない数%の「非定型の課題(ルールが示されていない課題)」について「リーダーシップ」を活用すべきとした。
・また、競争に生き残るために企業文化や行動様式を変革していく「チェンジ・マネジメント」という考え方を提示した。
・具体的には「変革の8ステップ」(①危機感の醸成、②エースチームの編成、③ビジョンの決定、④ビジョンの定着、⑤抵抗勢力の排除、⑥短期的成果の達成、⑦一層の盛り上げ、⑧新しいアプローチでステップアップ)が有効だとした。

次回は「コリンズのビジョナリーカンパニー」についての読書メモを紹介します。

皆さんの試験勉強がうまくいくことをお祈りいたします。

【中小企業診断士 副読本を読む「経営戦略概論」まとめ】
https://note.com/bozyon/m/ma779ae9288ee

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