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中小企業診断士 副読本を読む「経営戦略概論」第18夜

経営戦略論の全体像を把握できる良書として紹介されていた「経営戦略概論」(波頭亮・産業能率大学出版部・2016年)についての読書メモ。第18夜は、「リーダーシップ行動論」です。

◆「リーダーシップ行動論」って何?
・リーダーの「行動」に焦点をあてた研究。
・三隈二不二らの「PM理論」、ロバート・ブレイクらの「マネジリアル・グリット理論」が有名。
・「有能なリーダー」は、会社の業績に加えて、従業員との関係づくりにも積極的なことがわかった。

◆なぜ「行動」だったの?
・1940年代までの「特性論」では、リーダーシップの特徴が見つけられなかった。
・1950年代から70年代にかけて、「行動」特性に注目する研究が行われた。
・研究者たちは、リーダーの「行動」がフォロワー(従支者)の成果にどう影響するかに注目した。

◆どんな研究だったの?
・PM理論は、リーダーの「行動」を①パフォーマンス(目標達成能力)と②メンテナンス(集団維持能力)に分けて分析。
・マネジリアル・グリット理論は、リーダーの「行動」を①業績への関心と②人に対する関心の2軸で評価した。
・どちらの理論でも、有能なリーダーは①と②の両方に秀でている人材だった。

次回は「リーダーシップ交流論」についての読書メモを紹介します。

皆さんの試験勉強がうまくいくことをお祈りいたします。


【中小企業診断士 副読本を読む「経営戦略概論」まとめ】
https://note.com/bozyon/m/ma779ae9288ee

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