空に消えた星たち — パフタコル1979
0. まえがき(本旨とは関係ありません)
私事で恐縮だが、初めてウズベキスタンサッカーに触れてから10年以上が経つ。
2つのぼんやりしたことだけが記憶に残っている。ひとつは会場がタシケントのパフタコル・マルカジー・スタジアムだったこと、もうひとつはワールドカップ予選のウズベキスタン対日本の試合だったこと。得体の知れない代表チームの荒削りな攻撃サッカーと、日本人に似た面立ちの選手に漠然と興味を持った。(しばらく後、その顔の持ち主はアスロル・アリクロフだと分かった。)