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ドラマを観るように、現実を詠む

みなさまおはようございます、きゃりなです。
最近の暑さはやばいですね。
熱中症など、気をつけてくださいね。

4月から、シナリオの講座を受け始めて、思ったことなんですけども、
物語づくりと精神世界ってものすごく関連が深いということ。

元々本業で漫画を描いてはいるので、なんとなく感づいてはいたのですが、
ドラマシナリオの方がそれを感じやすいのか、本当に実感しました。

多分なんですけど、漫画って”モノローグ”を付け加えられるから
”シーン”だけで語るということに関してはドラマの方が断然多いといか、
ドラマはそれでしか作れないんですよね。
シーンだけで語るところに、モノローグなるナレーションつけたら雰囲気ぶち壊したりもするじゃないですか笑


例えば、”早く時間が経って欲しい”を描くために、キャラクターの貧乏ゆすりを映したり、時計を映したり。
キャラクターの心が萎えていくとき、枯れた花を映したり

名シーンから引っ張り出すとしたら、

NANA(これは漫画だけど)で、ハチとナナのお揃いのグラスがテーブルから落ちて割れる→友情の終わりを示している。
続いてナナがそのグラスの上からお揃いの自分のグラスを落としてまた割る→駆け落ちに似たナナの心理状態、全て壊れて欲しい。

タイタニックではジャックとローズのみんながよく真似するあのシーン(伝われw)。あれは、束の間の自由を的確に表現していますよね。
ジャックとローズは互いに出会い自由を感じているけれど、飛ぶことは当然できない、でもそこに自由や愛がある。みたいな

という感じで、シーン創りはキャラたちの関係性や状況、心理などを可視化しているに過ぎない。

わたしたちはそれを無意識に理解し”楽しんでいる”んですね。

ドラマは他人のことだから、とても冷静に見れて
”このシーンはこういうことだったのではないか?”とか
”なぜあのキャラはこういう流れが来ていてこう動かなかったんだ”とか
いろいろな考察ができるわけですよね。


それをわたしたちの生活に取り入れてみたら、
とても楽に?流れを読んで生きることができるのではないかって思うんです。


わたしは、セフレの彼に距離を置こうって言われた時に、
結構自分が思っているより冷静で笑
自分の身の回りで起きたこと、自分がいつも想起させている過去、
言われて引っかかったこと、などなど
なんでもいいから、自分のセンサーに引っかかる事象や感情など、全てマインドマップにして起こして行ったんですよね。
あれは連想ゲームみたいなものなので、起こっていること→感じたこと→その感情の引き金(過去)などどんどん思いついていくので自分と向き合いたい時はおすすめです。


目に視える現実で、視えないものを扱う

というのが、この記事での提案です。

今回結構真面目回なので、興味あれば最後まで読んでいただけたら嬉しい笑
真面目といってもね、わたしはずっと”本命になれなかった子たち””愛されないと思い込んでる子たち”に向けて記事を書いているのでそれは変わらないです。

現実にそのシナリオ法を応用させていくとしたら、

部屋が散らかっている→
だらしない人・疲れている人が住んでいる。現在部屋の片付けまで手が回らない状態。誰かの協力を求めることもできていない状態ではないか?
みたいな考察ができるわけですよね。

そしたら、その人の課題って→
・部屋を片付けること・部屋を片付ける余裕を獲得すること・休むこと・誰かに”一緒に部屋を片付けて欲しい”とお願いできるようになること
のように考えたりもできます。

その課題は、その人の過去や無意識の思考パターンによっても変わってきます。
もしかしたら、部屋の空白部分が怖いと思ってあえて散らかしている人かもしれない。そうしたら、その人が解くべきことは、「空白が怖いという」勘違い。
その空白への恐怖は、孤独感かもしれないし、生育過程で思い込まされたものかもしれない。

そんな風に、現実に見えていることは”視えないもの”も内包しています。


この記事を読んでくれている方向けに書くとしたら


”好きな人からのラインが来なくて、いちいち悩んでいる”
そんな27歳くらいの女性がいるとします。
ここで「なぜその人が返信をくれないのか?」に焦点をあてても、答えは出せません。それは相手ありきのことだから。
自分と向き合う時、相手が必要になることは考えなくていいと、一旦切り捨ててみてください。矢印は常に自分に向ける意識を持ってみて。

その人が”いちいち悩む”ところを映すと、その人は
・連絡がこないことを不安に感じる人
・相手のことを自分のこととして悩んでしまうひと
・他人を良い意味で放置・切り捨てのできないひと
・ある意味では優しいが、ある意味では他者との関わりをちゃんと考えることができていない
・孤独を持て余している
・単に暇している可能性がある
・ラインの返信を”愛されている”行為だと勘違いしている、価値を感じている
・好きな人とは常にラインをしていたい
・返信が来ないこと=自分が嫌われている、悪いことをしたかも、と少なからず考えている
みたいな性格が垣間みえてきます。

これを炙り出せたら、次にやることは自ずと決まってきます。
・連絡が来ないことに不安を感じるようになった原因を探る→自己証明の可能性もあれば、かまっての可能性も
・他人と自分を同化してしまうのはなぜか?を考える
・自分自身が”他者”というものをどう認識しているか確認する
・孤独を持て余している理由は?お金がないかもしれないし、疲れているかもしれない。でも、一歩外にでれば解決可能なことかもしれない
・ラインの返信に価値を感じてしまう理由は?”愛され女”は男からの返信がすぐくるもの、とかどこかのモテ女講座で刷り込まれた情報からかもしれない。
・好きな人と常にラインをしていたい理由は?恐怖心?常に構ってもらうこと=愛情だと”勘違い”を起こしているかも。その勘違いはどこからやってきた?親が過干渉だった可能性もあるし、逆に、放置されてきたからこそかもしれない。

全部書くと長くなっちゃうのでかいつまんで。

こういう風に、全ての原因・理由を探っていくと、
どんどん自分に矢印が向いてきます。
そうすると、自分がなるべき・なりたい方針が決まってくる。

その時にはもう好きな人のことは忘れているはずです笑

全て自分に集中させていくと、どんどん自分が変わって行って
楽しいことも増えて、自分とも向き合って行って、
自分と仲良くなれる感覚、というのを感じられるようになります。

けど、こういうことって、みんな多かれ少なかれやっていると思っていて。
視えないなにかに後押しされてるようなときは、本当に追い風の吹くような出来事があって、「じゃあやろう!」みたいになったりとか。その逆もね。

そういえば、セフレの彼との共通の友人と、久々にお話したくて
「通話したいな」って持ちかけたんですよね。
そしたら昨日も今日も実現できなくて笑
「あ、これ、今は縁がないってことだ。」って寝起きに気付いて
とりあえず風が向きを変えるまで、一旦停止しよう。
って思ったんですよね。

私の中では、もうセフレの彼とは”会わないでいい”とか思えていて
ある程度すっきりしていると思っているけど、
なにか見えない部分ではそうじゃないのかもしれないですね。

会わないでいい、は本音だけど、
まだ大好き、なのも本音ではあるし。
その状態でやっぱり彼の高校時代の友達と関わるのは、
神様も反対するかもねーみたいな笑

そんな感じで、今起きることは全て”その時々の自分自身にふさわしい事”
と思って、流れに逆らったり、逃げたりしないで
ただその流れに乗ってみると、道が開けたり気分が良くなったり、すっきりしたり安心したりすることができるかなって思います。

自分の味方も、自分を安心させてくれる人も、自分を満たしてくれる人も、
いつでも”自分”なんですよね。

そう思うと、本当に自分ってものが、自分にとって大切な存在かを感じます。

この記事を読んでくださってる、わたしの大切な方々にも、
孤独を感じたりしないでほしい。
あなたの中にはちゃんと、あなたが居て、孤独を感じるあなたの中で、もっと孤独を感じてしまう。

自分と向き合ってみたら、自分がどれだけ外部のものに支えられて生きてるか、愛されているかもわかってくるはずだから
まず、自分を愛するということをたくさん考えて、実践してみてね。

今日久々にモテ女界隈ディスりしてすっきりした笑


長々と読んでくださった方、ありがとうございます。
そんなあなたの一日が、とっても良い日になりますように。

きゃりなでした。

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