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InDIGnation - Bob Junior / baby, I do

突如、彗星の如く現れた正体不明のポップスター。それがBob Juniorだった。
まぁ正体はBoy Pabloのドラマー、エステバン・ムニョスなんだけど。Boy Pabloか…。いや、彼自身に含むことはマジに一切ないけど、関連した部分で嫌な思い出はあるんだよな。まぁ、Boy Pabloの音楽は最近は聴いてないけどフツーに好きだね。

で、Bob Junior君のこの曲。JW FrancisのCasinoを聴いた時ぐらいの衝撃だったね。革新性の話じゃなく好みの話でね。

彼らの音楽は罵り的意味合いを持たない『バカ』な感じに舵を結構振り切っているけど、俺の個人的感覚において、下品・下劣さが無くて不愉快さを感じないのがとても良い。
意外にね、多いんですよ。俺が人嫌いだからそう感じるのかも知れないけど、マジに音楽的知性を感じない、ただ馬鹿騒ぎしてるだけの曲って。まぁそれが何故か良い方向にノンストップで転がる天才も偶にいるから難しいのだけれど。
彼らの音楽は知性がある。なのにバカでアホなのだ。だから良い。そこが素晴らしい。

このbaby I doには共同制作者としてPaul Cherryが参加していて、それで知ったんだわ。Paul Cherry、いつのまにかちょっと売れたなぁ。最初に知ったのはLike Yesterdayのシングルが出た時なんだけど、あの頃なんて全然で…。

曲中の軽妙なシンセサイザーを担当したんだろうか?でもカップリングのDent Mayとの共作IKWYDLESも微妙なバカっぽさがあるんだよなぁ。。サウンドデザインを担当したんだろうか。まぁわからん。

ドラムパターンも結構品が無いんだよな。
でもそれは=下品ではない。そこがBob Juniorとその仲間たちの技工なんだと思う。

多分、いや絶対そんなこと考えてないだろうけど。

良いものを追求した結果に過ぎないと思う。それが難題な訳だが。

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