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グミの木を切る

うちの裏庭のグミの木を伐りました。
裏庭といっても後続の写真を見るとわかるように超狭い通路みたいな領域です。隣の敷地に目いっぱいはみ出してるし、洗濯物干しと被ってるし、虫がいっぱい寄ってくるので今日でお別れです。

あらかた切り終えてからふと気づく。
写真を撮っとけばよかったなと後悔しております。

代りには去年の5月後半の写真です。豊作でした。
豊作=おいしいというわけではありません。

今年はさっぱりでした。手入れしてなかったもんなぁ。
先週切ったイチジクの木と同じように、レシプロソーでざくざく切ります。
ちょっと心残りというか、気が咎める気持ちもあったりなかったり。
でも、これが人間の生き方なのであります。

最初に枝をカット。切った枝は全部、家の外側の敷地に捨てる。
地主さんがそのままでいいよと言ってくれたので助かる。
工事でいっしょに片付けてくれるっぽい。
これだけの量を細かく切って家庭用のゴミ袋に入れるのはつらい。

これは幹の上のほう。

大した大きさではないけど、個人で切るにはそれなりに手間がかかります。
切ったばかりの木の幹はかなり重いです。
持ってみてびっくりした。木材の倍ぐらいあるよ。
うっかり足元に落としてかなり焦りました。
サンダルで作業するのはやめよう。

これは幹の下のほうの写真です。

根本がぐちゃっとなってるのは、カミキリムシのせいです。
カミキリムシが中に入ると、グミの木は抵抗して樹液を出します。
去年はかなりグロい状態になってました。
他にアリやよくわからない虫がいます。
シロアリはいないみたいです(多分)
ミドリの四角はゴキブリ駆除用です。余ったのでここに置いてみただけです。多分、効果はないと思う。

グミの木はブロック塀の際(きわ)に植わってます。
うちのおかんが10年以上前に植えました。
実がなるのを見るのは楽しいのですが、正直あんまり美味くはない。
渋味が少ない年は、まぁまぁ食えます。

ブロック塀とレンガと物干しの束部分が融合してます。
5年ぐらい前にモルタルで塗り固めました。
これはこれで、気に入ってるんですけどね。

なんとかここまで切った。

気温は35℃ぐらい。
出かける準備もしないといけないので今日はここまで。
ここから先は幹が太いから大変だろうなぁ。
まっすぐにブレードを入れていかないとだんだんと動きが渋くなります。

グミの幹の一部は、木材としてとっておきます。

弾力があってハンマーの柄にするとよいらしいです。
検索するとフリマで1500~3000円ぐらいで出品されています。
「思い出」を道具の一部として残したい。
重めの木槌が欲しい!
この写真の頭はブナだそうです。ブナは固くて割れないらしい。
だから木槌に使うんやね。

良さげな木片がありました。 50x50x100 です。
これを加工して木槌を作ろう。いつできるかはよくわかりませ~ん。

商品より送料460円のほうが高いけど、入手の手間と考えれば安いものです。

さて、
ばっさり切ったおかげで勝手口付近の日当たりがかなりよくなりました。
グミの隣にはさくらんぼが2本植わっています。
これはおれが植えたんですが間隔が狭すぎました。
片方は樹高が1mぐらいなので、今なら植えなおしができると思う。
グミは横に広がるから塀の外にはみ出るけど、サクランボはそこまではみ出ない気がする。ちゃんと手入れはしないとね。

あ、その前にグミの木をちゃんと解体しないとな。
ちゃんと切らないとまた生えてくるから。
もうしばらくかかりそうです。

同じところに長く住んでいるけど、ずーっと同じではいられないものですね。
自分が変わらなくても、環境が変わっていきます。
近所の住宅事情や、うちの老朽化、植樹がでかくなりすぎる、害虫が増える などなど。
ためらう気持ちもありますが安心して住むことを最優先にして判断したほうがよいかなと。

追記
今日も続きをやりました。

多分30分ぐらいかかりました。
もう汗だくです。

ちゃんと枯らすには穴を開けてグリホサート系の除草剤を流し込むとよいそうです。

いわゆるラウンドアップです。
ホームセンターにはジェネリック製品がもっと安く売ってます。
グリホサートって、外国では発がん性が指摘されてて売ってない地域があると思ってたんだけど、改めてWikipediaを見ると、そうでもないみたい。ただ、難解な言い回しな説明が多いので、未だに何かがくすぶってるんじゃないかな。
日本では安全であると謳ってます。しかも土壌分解もされるから残留しないんだってさ。ちゃんと調べて納得してから使ってください。



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