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3Dプリンターの改造で迷走中 その4

このシリーズは今回で最後にします。
X5SA はまだまだ続けますが本編とは別の記事です。
Snapmaker2純正の新型リニアモジュールとエクストルーダーがついて使いやすくなったし、Ender3もとりあえず動くようになったけど、調整に時間がかかりそうです。
3台を扱うと注力できないので、そのうち気が向いたら再開するかも。

前回はこちら。

今回はEnder3にダイレクトエクストルーダーがつくようになったので、配線の入れ替えをやります。

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わからなくなりそうなので、写真を撮って見比べながら交換です。

さて、試運転!と思ったら、ホットエンドがベッドの2cmぐらい上にあります。まだまだ追加工が必要でした。
結局、こうなった。わざわざお金出して買う意味がないよね。

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無事に動き出しました!
当初、リニアレールが渋かったんだけど、だんだんと動きが良くなってきました。
少しカラカラ音がしますが、ファンのほうがうるさくて気にならない。
この写真では見えないけど、ホットエンド上のフィンの冷却ファンが小さいのでどうしても音がでやすい。しかも常時ONなのです。
フィラメント冷却ファンは見ての通りでかい。そしてノズル部分がせまくなってるので排気音がうるさい。おまけにPWMの問題(よくわからん)で100%より下げると電子ノイズがうるさい。

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交換する前はBMGだったのでTitanになってもステップ数は3倍のままでOKでした。
キレイとは言えないけども、それっぽく出力できました。
Flowが足りないみたいですね。

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ちょっとMarlinをいじってみることにしました。後から設定すると忘れるのでソースに埋め込んでおいたほうがよいです。
おれのEnder3には BIGTREETECH の SKR-mini E3 v1.2 を載せてるので、Marlinではなくこちらからソースをダウンロードします。ヘッダファイルがカスタマイズ済みなんです。ソースはちょっと古いけど気にしない。

以下をいじってみました。
・PIDメニューの追加
・HOME移動が遅いので倍にした
・Eのステップ値を3倍にする
・ファンの電子音を消す効果のある設定(ぴろぴろうるさかった)

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これで3回ほど試してみました。
ゴーストは目立ってないんだけど、エッジがむらむらでした。
写真ではそんなに変に見えないけど気になります。
加速度や速度はまだ上げてないのにこれじゃ使えない。

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ダイレクトエクストルーダーの交換は今回で3つ目です。
やっぱ重いと駄目みたいですね。CoreXYと比べると重さの影響が大きいように思います。そしてファンがやけにうるさい。

ここまでやってみて、もういいかなって気がしています。
Ender3は初めてのマシンだったのでいろいろと勉強になりました。
でも、ベースが弱いので拡張して使い続けるのは苦難の道のりなんです。
配線の取り回しを直したら片付けます。

もうすぐ X5SA のモーターが届きます。発熱対策でちょっとだけ大き目のモーターに交換することにしました。
でも、ひょっとしたらもう元のボーデンタイプに戻したほうがよいのかもしれない。
チューブが曲がらず最短になるような配置にしたほうがよかったりするかも。
TPUもSnapmaker2でできちゃうしなぁ。
どっちかというとX5SAはABSなどの高温なフィラメント用の改造をしたほうがよいのかも。

いやいや、いかん。こっちはもっといけるはず!全体の重量的には軽いし、CoreXYで4本のベルトで引っ張っりあってるから大丈夫だよ・・・きっと。

Ender3を買おうかなと思ってる人は、今ならV2を買うのがよいと思います。

おれの改造したEnder3と比べて、劣っているのはモータードライバーとしてTMC2209がついてないことぐらいじゃないかなぁ。
Ender3は2年前に25,000円ぐらいで買いました。
どう考えても1万足してv2を買ったほうがよいと思う。

そんなわけで、このシリーズは終了します。
来月は電気工事士の実技試験の勉強もせにゃいかんしー。
えーと、こういうのを何て言うんだっけ・・・。

戦略的撤退です。

おしまい

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