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iPhone16 が届いたのでバンパーを作り直す その2

思ふことありて、本作は連作となりました。

前回はこちら。
iPhone16 が届いたのでバンパーを作り直す その1|ぼよん (note.com)


モノづくりとは試作の繰り返しなり

「とりあえず」のバンパーとはいえ、寸法が合ってないと操作しづらいので微調整しないといけませぬ。

ボタンの位置は 45°の斜面で窪みをつけてます。
この角度ならうまく印刷できる。

断面もチェック!

うわ、画質悪い。


5作目にして、使えるレベルの形状になりました。
印刷品質がイマイチなのよね。糸引きが多いし、ほつれてるところもある。

フィラメントは吸湿に弱い

3年前に買ったフィラメントなので吸湿してるっぽい。
あ、そういや乾燥機持ってたなぁ。すっかり忘れてた。
使おう!
55℃で4時間ぐらい放置です。

普段はドライボックスとBambuのAMSだけで間に合ってるのですが、吸湿がひどいときは温度をあげて乾燥させる必要があります。
Nature3Dさんのサイトに詳しい情報があります。

取り込んだ水は乾燥をかけることで、高分子鎖から引き抜いて追い出すこともできます。水分子を引き抜くために必要なエネルギーの量は、取り込んだ水の量、高分子鎖と水の結合強度、水の浸透の深さに依存します。吸水性の樹脂で長時間の乾燥を必要となるのはこれが主な理由です。

以前、どこぞで得た情報では、一度吸湿したらもう戻らないって話だったけど、上記を見る限り大丈夫そうです。
時間はかかるかもしれませんね。開封して3年だしねぇ。
ちなみに1年前は割とちゃんと印刷できてました。

Snapmaker2 は TPUの印刷が失敗しやすい

Youtubeで対策方法を見つけました。
なんと、エクストルーダーのばねを弱いものに交換するだけらしい。

こんな感じでフィラメントがひん曲がってしまうのよ。
こうなるとやり直すしかない。

追加のブロアファンがついてる

ボールペンを分解してバネを取り出す。

エクストルーダーの押さえ部分のバネを交換する。

右がボールペンのバネ

押し付ける力が弱くなる。だが、それがイイ!

で、なんでこれで解消するのか???よくわかんないなぁ。
理由のひとつとしては、「片押し」タイプだから押さえる力が強すぎると抵抗が高まるのでしょうね。
どういうタイミングで詰まるのかよくわかりません。
リトラクションしすぎないように印刷しないとね。
1個づつ印刷しないとダメよ。

さて、次回は

背面に模様をいれます。
よいネタをみつけました。これから作ります。
次回、乞うご期待!


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