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開かないサッシを直す

思い立ってから2年弱が経ち、やっと修繕しました。
前回の記事はこちら。

前回の記事では外側から壁を剥がして修繕する案でしたが、
その後、床下作業をするようになり、床下で直すのが一番無難であることに気づいたので方針変更しました。

サッシ周辺はこんな感じ。
両端の束柱は腐食で沈んでいます。真ん中は束石が効いてるせいか沈んでいませんでした。

この歪みを解消するために以下を行います。
・両側の束柱を持ち上げる
・中央の束柱を10mmカット
うまくいけばサッシが垂直になって、元通りに動作してくれるはずです。

実はおれはほとんどやってません。
近所の元大工のおっちゃんがメインで、おれは助手です。
「〇〇を持ってこい~!〇〇を〇mm でカット~!」
指令が出たら対応するという感じです。

鋼製束と石束を4つほど用意しました。この後さらに2個買った。

本日も潜ります。事前にゴミ掃除していたのですんなり入れました。

弱いところもついでに補強します。

ここが下がってる束柱です。
ジャッキで上げて鋼製束をセットします。

※作業中の写真がぜんぜんありません。
おっちゃんがせっかちなので、助手作業が忙しいのです。
おかげで午前中だけで終わりました。
おれ一人だと1日じゃ終わらんだろうな。
無事にサッシが開くようになりました。
開かなくても困らないんだけど、そのうちガラスが割れるんじゃないかと心配だったんです。

翌日、おっちゃんは体中が痛いと嘆いていました。
そりゃぁそうだろうなぁ。
しかし75歳でこんだけできるんだから大したおっちゃんだ。

ついでに2つ目の換気口を装着!
設置場所はサッシの右側に位置する作業台の下です。

室外機と作業台をちょっとずつずらす!

はいできた!

変なところに付けてるように思うかもしれませんが、ここに設置するとエアコンが吸い出してくれそうな気がします。
夏場は床下の空気のほうが温度が低いので、エアコンの冷房効率が上がるんじゃないかとちょっぴり期待です。

そしてサッシの左側にも取り付けました。(写真割愛)
こちらもひんやり湿った空気がでてきます。
やっぱり換気が必要だよなぁ。
もともと家の南側には換気口が3つありました。
北側に3つ付けたことで南北方向に空気が抜けるようになりました。

あとは家の何か所かがギシギシと音がでるところがあるので、床下の点検がてら修理しようかな。床下は涼しいとはいえ、作業すると暑いので秋になってからでもいいかもしれません。

去年は大工のおっちゃんの家とうちで大量に羽アリがでました。
今年は2匹のみ!
2種の薬剤が効いたんだろうか。同じ巣穴のイエシロアリだったかもしれない。
でも、昨年と比べて家のギシギシはひどくなってるので安心してはいけません。

ところで、家を建てるならこういう家の形にしたいなぁと思っております。

2階部分の軒下のようなベランダのような空間をNIDO ニドというらしい。
大きな軒は軒先空間の屋根になるのがいいですね。
BBQもできそう。(なるべく端っこでやるけど)
これを平屋+屋根裏でできないかなあ。
1Fはテラスもいいけど土間が欲しい。

テラスなしで、ワイドオープンなサッシの奥に横長の土間ができたらどうだろう。
土間に工具やチャリやバイクを並べたい(バイクは持ってないけど)

いかん、現実逃避してしまいました。
当面は古家を守りますです。

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