焼き鳥には鉄久
鉄久(てっきゅう)って知ってますか?
焼き鳥を焼くときに串が乗っかるところの鉄の棒のことだそうです。
元焼き鳥屋さんに教えてもらいました。
この鉄久が大事なのだとか。(詳しくは忘れた・・・)
端っこの焼きが甘いときにはこの鉄久に押し付けるんだってさ。
Amazonで売ってました。このお値段だと躊躇いなくぽちれます。
そして、週末を迎え・・・。
シーズニングというんだっけ。酸化被膜をつくるやつをやらないと錆びまくるそうです。
さっそく炭火に投入。
この鉄の棒はSS400だそうです。バイクみたいな名前ですね。
詳しい情報はこちらをどうぞ。
鉄の合金の違いはだいたい炭素の含有率の違いです。
(それは言い過ぎ。ステンレス鋼はクロムが入ってます)
0.02%未満は鉄に分類されるそうです。
SS400は炭素が0.15~0.2%だそうです。いわゆる鉄ですな。
鉄といえばSS400というぐらいメジャーな鋼材だそうです。
0.3%以上じゃないと焼き入れや焼き戻しの効果がでないそうです。
一度、洗って、オイルを塗って再度焼きます。
このとき酸素とオイルの炭素が高温で鉄のそばで燃えると黒錆ができるらしい。
この時に必要な温度は500℃以上なのだとか。
炭火の場合は600℃ぐらいでるらしい。
空気を送ると1200℃ぐらいまであがる。
安い炭よりも、オガタンや備長炭のほうが高温になるんだってさ。
ちょっぴり青味のある黒い色になったらOK。
赤さびは侵食するけど、黒錆は侵食しない理由
どうせならここまで調べよう。
赤さび:Fe2 O3
黒さび:Fe3 O4
赤さびのほうが膜に隙間が多いから水と酸素が入り込んで、どんどん侵食していくそうです。
うーん、静止画像ではよくわからんなぁ。
ぐりぐり回転させたらわかるかも。
さぁ、準備OK!
あっという間に串が焦げ落ちた。
あまりの早さに鉄久の上に乗っかってる写真が1枚も撮れてない。
結局、いつも通りの網焼き
焼きおにぎりもお楽しみください。
何がまずかったのか
しっかり考察するべきなんでしょうが、まったくやる気がおきない。
というのもね・・・
網で十分なんだよ。トングで捕まえてひっくり返せばいい。
鉄久いるの?
とりあえず、元焼き鳥屋には報告しよう。
はぁ、しかしまた今回も不毛な時間を過ごしてしまったようです。
焼き鳥は美味しかったのでよしとしよう。
ねぎまはもう飽きてきたので、次回はバラとハラミでいきたいと思います。
焼き鳥じゃないじゃーんという突っ込みは却下です。
福岡の焼き鳥にはあるんでーす。
おまけ
古びたもちとチーズを焼いてみた。
どちらも素材が古くてイマイチなので食ってもイマイチでした。
食ったけどな!
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