見出し画像

ぼよん氏 昔を懐かしむ バイク篇

おれのバイク遍歴を書いてみることにしました。
書いてる本人は、忘れていた当時の記憶が蘇るので楽しかったりします。
同じ時代に生きてきた人が読むと懐かしい話題があるかもしれません。
掲載してる写真は当時乗っていた車種と同じものをネットで探してきました。


1.YAMAHA CHAMP RS

高校1年の終わり頃に原付の免許をとりました。試験は1回落ちたよ!
最初に手に入れたバイクです。
父親の仕事仲間の息子さんのお下がりだったので3万円でした。
さっき調べたら、元の値段は14万4000円だったので、破格のお値段だったんだなぁ。

ディスクブレーキがついてて、6.3馬力だったので当時のハイスペックモデルだった。このカラーは当時のゴロワーズというチームのカラーです。
グフみたいな配色ですな。おれはレースに興味がなかったのでよく知らない。
初めて通った山奥の峠道ですっころんで側溝にハマって、フロント周りがひんまがって走れなくなった。
山道のぽつんと一軒家的な家の人に電話を借りて父親に迎えに来てもらいました。あの頃はジジイの世話になっておりました。スンマセン。

2.SUZUKI BANDIT 400

大学1年の夏過ぎに中型免許を取りました。当時のおれはすごかった。
朝6:00 からロイヤルの厨房でバイト、昼にバイクの教習所、夕方から飛行機の機内清掃のバイトのルーティーン。
台風が来てるというのに一本橋の練習をしていたっけ。
おっと、大学は夏休みだったと言っておこう。
働いてばかりだったので、割とあっさりバイクが買えてしまった。これも中古だったので45万円ぐらいだったと思う。
当時は任意保険が高かった。年間12万ぐらい払ってた気がする。

このバイクはとても思い出深い。まず、このデザインが抜群に素晴らしい。
クロモリ?のダイヤモンドフレームに、ステンレスのマフラー、砲弾型のメーターとミラー。どこをとっても美しいぜ!

自分の周りはバイク好きばかりだったので、よく峠やツーリングにでかけました。
当時はキチ〇イなエンジン全盛期でした。
これは400ccなのでまだ大きいほうだけど、250cc なのに 4気筒のエンジンが普通に作られていた。今のご時世は400ccで4気筒はレアです。
若気の至りでタクシーの急ブレーキに間に合わず追突してしまいました。
おれは怪我しないのだけが特技だった。

3.HONDA MTX 50

オフロードの誘い(いざない)を受けたバイクです。
友人に借りたポンコツだったけど、山を走るのが楽しくて、結局友人に譲ってもらいました。

保有期間は短いです。数か月だけだったと思う。
なぜなら・・・

4.HONDA CRM 80

こいつに乗り換えたからです。19歳ぐらいかなぁ。
写真のモデルはもっと後に出たものだと思います。
当時と同じものを見つけきれませんでした。
2スト 80cc はめちゃくちゃ楽しい!
小柄なのですべってもすぐに立て直せるから恐怖感がなかった。

80km/h ぐらいでカーブを曲がるととフレームがしなってるのが気持ち悪かったっけ。
とにかく楽しいバイクでした。なんで手放したのか思い出せません。
同時所有は2台までだったので、次のバイクとの入れ替わりなんだと思う。

5.SUZUKI RMX250S

当時はオフロードバイク ブームでした。20歳ぐらいかな。1992年です。
スーパークロスが日本にやってきたのもこの頃です。
おれはコースロープを作るバイトをやりました。
福岡ドームで開催されていたので、見に行ったんだけど排気ガスがすごくて眠くなってしまいました。
当時のバイク仲間は CRM DT TS KDX などに乗ってて、おれだけが80ccだった。
何にしょうかなと思ってた頃に発売されたのがこのモデルです。

レーサーモデルであるRMXとパーツ互換性があって改造し放題なバイクでした。
2ストの吸気部分にはリードバルブという機構があるのですが、回転数によって動作を変えることで全域でトルクをだしていました。メーカー各社はさまざまな工夫をしてました。SUZUKIの場合は遠心ガバナーというものがついてたのですが、排気オイルでぎとぎとになるとガバナーの動きが渋くなってしまうので、頻繁にメンテしないと調子が維持できなかった。
志賀島にあるモトクロスコースで練習してたっけ。
SUZUKI主催のエンデューロレースにも出ました。
ツーリングの帰りに高速道路で焼き付いてとまってしまいフェンスをよじ上って外の公衆電話で助けを求めました。
あの頃はまだ携帯電話を持ってなかったから連絡するのは大変でした。
今はなきポケベルすら、まだ持ってなかったかも。

6.YAMAHA TW200

行きつけのバイク屋でぼろぼろの中古をみかけて衝動的に買ってしまった。
今にして思うのは、これがおれのDIY的なカスタム道の最初かもしれない。
単なる部品交換ではなく、部品加工してかっこいいバイクを作るのが楽しかった。ぶっといタイヤが気にった!

こんな感じに改造して乗ってましたよ!

エンジンをオーバーホールをしたときに、カムチェーンが緩すぎてギア飛びしてバルブがピストンにぶつかって壊したのが最後でした。

数年後に、おれと同い年の木村拓哉が、「ビューティフルライフ」というドラマでこのバイクに乗ったせいで、かなりのブームになってしまいました。
しかし、おれのほうが先駆者だったと声を大にして言っておこう!!!!
当時、時代を先取りした男と呼ばれたことが1度だけあった。

7.SUZUKI  Let's 50

ほとんど記憶にない。けど、持ってた気がする。
1996年に鈴木蘭々がCMで「しゃきこーん!」って言ってた。
おれが社会人になってすぐの頃です。きっと通勤用に買ったんだろうなぁ。
フロントカウルとフェンダーが別になってるのがかっこいい。
当時は一体型が全盛だった。

8.YAMAHA R1-Z

2スト250cc が欲しくて買ってしまいました。動機が薄いなぁ。
おそらくTW200をぶっ壊してしまったからじゃないかな。
とにかく形が好きだった。今見てもかっこいいじゃないか!
速かったかというと、そうでもなかったような。。。
チャンバーを交換しなかったっけ???
2ストはチャンバーを替えないとダメよね。
あまり記憶に残ってないなぁ。

9.YAMAHA TDM850

初の大型バイクです。社会人2年目ぐらいだと思う。
ちなみに免許は大学4年ぐらいに限定解除してた。
オフロードとオンロードの中間のようなバイクの印象ですが、実際はオンロードバイクですね。
当時、YAMAHAは Super テネレ、TRX850、TDM850 の3種類のバイクに 2気筒10バルブのエンジンを搭載していました。
おれは 10Valves というツーリングクラブに入ってました。
これはかなりいじってた。ケイヒンのFCRという高価なキャブレター、overのハイコンプピストン、ステージ1のカムシャフトとかいろいろ付けてた気がする。ウイリーマシンでした。
フェリーに乗って屋久島に行きました。
別のツーリングで高速道路のパーキングで休憩中に焼き付いてしまいました。
すぐにエンジンを止めたのがまずかったんだろうねぇ。

10.YAMAHA TDM900

そして最後に乗ったのがこれ!2002年に TDMの新型がでたー!
インジェクション搭載モデルでした。
この当時のインジェクションはイマイチでした。低速が安定しない。
改造したTDM850のほうが速かったかもしれない。
こっちはマフラー以外は完全ノーマルで乗ってました。

大阪、京都あたりまで行ったっけ。
このバイクは6,7年ぐらい所有していたと思います。
これが最後に乗ったバイクでした。

バイクを手放して今に至る

手放した理由は二つありました。
1.短期間で複数の道交法違反
・ダンプカーを2台追い抜いたら切符を2枚切られた。
・ねずみ取りで20km/h超過で切符を切られた。
大型バイクで走ってると簡単に違反しちゃうんです。

2.自転車の走行距離のほうが増えた
当時、おれは自転車に乗る頻度が増えていました。最初はクロスバイクだったけど、その後ロードレーサーやマウンテンバイクにシフトしていきました。
おかげで年間のバイクの走行距離が1000km 以下になってしまい手放すことになりました。

そんなわけで、もうかれこれ15年ぐらいバイクに乗ってません。
若い頃は死ぬまで乗るんだ!って思っていたのにぃ~。

今も乗りたいって思うけど、所有するほどでもないんです。
独身貴族なので、バイクぐらい、いつでも買えるんだぜぃ!
今は車1台と自転車2台もってます。股は1つしかないんだからこれ以上増えても乗れないよね。
昨今の道路事情を鑑みると、125ccのバイクに乗るのはアリかなと思ったりもしますが、駐車スペースもないし運動不足なのでチャリに乗るべきかな。

おれの青春時代とも言えるバイク遍歴でございました。

おしまい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?