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蛇口の水漏れを修理してから学ぶ

とうとう水道配管デビューです。
洗濯機とシャワーヘッドは直したことはありましたが、末端器具の交換だったのでちょっと違う。今回は経路の途中の部品交換どす。

経緯

今回は台所の蛇口からぽたりぽたりと水が滴ってることに気づきました。
水を出すときだけ滴ります。
蛇口の根本のバルブをぐいっと締めると・・・止まった!
おおおお!よかった。

すぐ奥には給湯器に分岐する止水栓(タイトル写真)がある。
あれ?こっちも滴ってないか?ちょっと湿ってる。

「これも締めてみよう」

ぽたりぽたり

「げ、ひどくなってる。もっと締めよう。」

ぽたぽたぽたぽたぽたぽた

「ギャー、ダメだこりゃー」

家の外の元栓を閉めてホームセンターに行きました。

対応

タイトル写真の右側にある部品を買ってきました。1500円ぐらい。
現物合わせで同じようなものを選んできました。

原因は接続部分のパッキンが劣化してるだけなので、パッキンを交換すればよかったんですけど、とにかくモノが古いしなんだかよくわからんので交換することにしたんです。
先日の引掛けシーリング交換時の破損は経年劣化でどうにもならんかったしね。

配管の規格

もう少し、配管関連の基礎知識を知っていたほうがよさそうです。
JIS規格ではサイズを表す呼び名が複数あるそうです。

https://www.meisho-tech.jp/column/157/

A呼称:ミリ由来の表現
B呼称:インチ由来の表現
俗称:職人さんの呼び方

買ってきた部品には 1/2 の表記がありました。
これは インチ由来の表現なので 1/2 インチということになります。
12.7mm ってことになるんですが、実寸は 内径が13.4mm でした。
違うやん。

どうも呼称と実寸は正確に一致するものではないみたいです。
これとは別に「呼び径」という寸法があります。
13 / 20 / 25 mm など
接続する管の外径だと思ってよいみたい。こちらは正確な寸法です。
そういや、30年ぐらい前にジジイの元で 13mmのステン管の加工のアルバイトやりました。
そういうことかー!点と点が繋がった気がするぜ。

ジジイは設備屋だった

ジジイに聞いてみたものの、的を射た回答が得られない。
88のじーさんに聞くのは無理がある。
あぁ、あと5年早く聞いておけば・・・。

ところで、水道配管業のことを設備屋と呼ぶそうです。
理由はしりませんが昔からそうです。
うちのジジイの屋号は「ぼよん設備」みたいな名前でした。

設備屋の倅

近所の馴染みのバルの兄弟の親父さんは設備屋だったので、おれとは「設備屋の倅」繋がりで話があう。しかも兄のほうは設備屋をやっていたので本職の話を聞くことができる。
もう、彼に聞くしかあるまい。

ぼよん:「15とか 1/2 とか書いてあるけど何なん?同じと思ってていいの?
バル兄:「あー、あれ・・・どうなんすかねーw」

おいおい・・・知らんのかよ。
本職だったといっても、それ以外にオランダで焼き鳥屋を何年もやっていたので、設備屋一筋うん十年のでぇベテランというわけではないのよね。

結局のところ

ミリとインチっぽい表現があるけども、どちらもJIS規格の表現であり、対応づく同じものなんだってさ。
ボルト・ナットのように、ミリとインチが別物として存在しているわけではない。あぁ、よかった。

よい情報を見つけた!

ミスミのサイトがとても親切です

交換部品を選ぶときにどの部分のサイズを知っておけばよいか詳しく書いてあります。

4つに分岐させるには

水漏れ修理のことを姉に話したら食洗器を設置したいとのこと。
せっかくだから、浄水器も専用で分岐させて4つに分けてしまうといいかも。プチリフォームしちゃるわい。

簡単な絵を描いてみた。
左から、浄水器、普通の水道、食洗器、給湯器 につながる想定です。

でも、これはトンボ配管というそうでダメなんだってさ。
T の下からぶつかって左右に展開するのがダメってことか。

https://setubimemo.com/how-to-use-t-fitting-4bigginer/

これならOKとのこと。

https://setubimemo.com/how-to-use-t-fitting-4bigginer/

給水ではダメだけどスプリンクラーならOKなんだって。よくわからんな。

しかし、これに準拠すると見栄えが悪いし場所もとるよね。
同時使用しなけりゃいいみたいなので、トンボ配管でもいいかもしれない。
いっそのこと、身をもってNGを体験するのもいいかも。

では、これならOKなんだろうか。
わからんのでバル兄に聞いてみよう。
ジジイには・・・聞かないでおこう。

ほんで、左から2番目のストレートな位置にこんな水栓をつけてみたいな。

配管部材は高い

下調べしてて気づいたのですが、この手の部材って高いっす。
特に、「化粧」加工してる蛇口は5万円を超えます。
昔はうちのいっぱい転がってたのに。
ほぼ捨ててしまいました。
今、うちに残ってるのは修理用の工具類やアンカーボルトぐらい。
棚の奥にあるかもしれんけど・・・。
うーん、残念であります。

一応、GWまでにはやりまーす。
多分、記事は書かないだろうなぁ。
なにしろ、水回りが古いし汚すぎて映えません。
ほなまた。

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