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コロナショック時の底値を判断するためのチャート分析

7資産のチャートです。

コロナショックの前の高値からの推移を示しています。

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暴落の予兆を掴めたら一番良いのですがなかなか難しいです。

ただ、ボトムからの回復は案外簡単なのでは無いかと思いました。

その理由を以下に示します。

BTC/USDが一番始めにボトムをつけていた

これはレバレッジをかけた取引をしてるからかなとも思いました。

3月23日の$SPYの底値に対して一週間前くらいに明らかに反発をしてきています。

$SPYが更なる暴落をしているのにも関わらず。

こういうボラティリティが高くて特徴のある資産を追いかけるのは良い方法かもしれません。

$GLDが一番早く直近の高値に戻してきた

この資産を売っているのは明らかに投げ売りの換金目的ですね。

最も安全性の高い資産でありますから。

しかしいったんは下げたのは投機目的での運用も始まっているからでしょうか。

$GLDが一番早く値を戻していることは、換金が終了し通常のアロケーションが回復していることを示唆しています。

$DXYがドル高に向かい$GLDと$AGGが崩れてきた

これはちょっと難しいかもしれません。

まず$DXYはボラティリティが他の資産と違って小さいことが一つ。

明確な反転するポイントを見つけることが困難です。

このため$GLDや$AGGと合わせて判断をしました。

そうする理由は、ドル需要の高まりを判断するためです。

つまり、現金化が必要なくらいに相場が崩れてきているというシグナルだったのですね。

このポイントは$SPYが2割下げたところでした。

2、3週でここまで崩れるとまずい、ということかもしれません。

その数日後に$BTCUSDが大暴落をしています。

これが一番初めの投げ売りだったのかもしれません。

$DXYがドル安方向に戻してきた

これは明らかに投げ売りが終わったシグナルですね。

この時に$BTCUSDは明らかに反発を強めています。

そして一番明確なシグナルを出しているので$GLDの巻き戻しです。

やっぱり金が1番の安全資産という認識ですね。

まとめ

3月23日の$SPYのボトムを判断するために代表的な資産、債券や金と米ドル、そしてビットコインの価格推移を確認しました。

この時私はただうろたえている状態でした。

幸い投資資金が少なかったので、そのままホールドして静観ができました。

ただ、現金の半分程度を現在は投資に回していますので、

やはり次の暴落時に冷静でいられるようにしておきたいです。

そこで、これらのアセットクラスのチャートを確認することで、

その時に市場で何が起こっているのかを理解することができるよう、

今回の分析を行いました。

株が下げているにも関わらず金や国債が売られるのは投げ売りです。

その時に合わせてドルインデックスはドル高に向かったこともすんなり入ってきます。

そしてアセットアロケーションが正常に戻ってきた時に、

金や債券の値動きが戻してきた時にだんだんと市場が落ち着いてきます。

そのあたりにで$SPYは底値をつけました。

今後の課題

今回は暴落時の回復のシグナルを代表的なアセットクラスのチャートにより確認していきました。

これくらいだったら案外個人投資家でも簡単に判断できそうですね。

本当であれば暴落の予兆を掴む、ということをやりたいのです。

それが難しい場合には、

下げ始めた時にこれは暴落になる、ということを理解したいです。

現実的には後者になりそうですね。

今回の内容はプロの方、経験のある方には当たり前の内容だったかと思いますが、私のようにこの数年で資産運用を本格的にしている方には良い内容だったと思います。

何よりこの暴落時の自分に教えたい内容となりました。

もちろんですが、皆さんの長期投資における資産運用の一助になりましたら幸いです。

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