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$BNTXについて確認

$BNTXのチャートです。

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見ての通りですが、120ドル程度をつけてから急降下しています。

100日移動平均にもうすぐタッチするところ。

ここで耐えられるのかどうかを注目していますが、

私はもう少しホールドしていきます。

これまでの経緯

モデルナのワクチンが騒がれた頃にバイオンテックの方が堅実に見えたので50ドル辺りで何度か買いを入れました。

ワクチン承認が間近になったところで取得株数の半分を売却し、恩株にしました。

半分を残した理由は、この短期間でワクチンを作れたテクノロジーの凄さがあったので、この先も見届けたいと思ったからです。

理想買い、現実売り

じっちゃまがツイートしていたことですが、確かに需給に影響するなと思いました。

出来高も減ってきましたし株価も急降下しています。

それであれば全部売却でもよかったのです。

ただ、本当にそれだけで良いのか検証したかったので、半分は残すことにしました。

そしてこのチャートを見た時に、決してコロナワクチンだけのテーマに終わる銘柄ではないかもしれないと言う期待もありました。

はじめてのワクチン株

ワクチン株は一般にとても難しいです。

なぜなら、ファンダメンタルの評価ができないから。

本当に期待だけで動く、株価の妥当性もその時々で大きく変わる、資金力が相対的に弱い個人投資家にとってはハイリスクな個別株に分類されるので、あまりお勧めはできないと思っています。

ただ、ワクチンをこの1年という短期間で作ったことに対して、畏怖の念すらあります。

ワクチン株が難しいのはテクノロジーはすごくても実際に薬は作れないから、と言う理由でした。

今回のように承認まで持ち込み、有用性も高い製剤を作ったとなればこれはファンダメンタルとして評価しても良いような実績です。

ワクチン株の値動き

一言で言えばひどい値動きをしています。

急騰と急落を繰り返し、出来高も急増と急減をしています。

この意味するところは、値幅取りの対象になっている、

いわゆる仕手株に類する銘柄と言えるでしょう。

ハイボラティリティの銘柄は持たない方が良いです。

ただ、機関投資家と違って個人は時間に対してのリスク許容度は一般に大きいです。

その点ではハイボラに慣れている個人投資家であれば、ホールドもできるかもしれません。

一年でワクチン製剤を作る意味

これは歴史的な快挙です。

十年かかってもおかしくないわけですから。

ただ、バイオンテックだけではなくモデルナやアストラゼネカも作ってきました。

その点では横並びなので競争優位はあまりないのかもしれません。

ワクチン株の需給を予想する

しばらくは音無しでしょう。

それは材料が無いからです。

本来であればこれから育薬のフェーズに入るので薬の進化は興味深いところになります。

しかしながら、投資と言う観点で言えば一つのフェーズが終わったのは間違い無いです。

そして株価も十分に上昇しました。

しばらくは熱狂が覚めるために必要以上に下落するでしょうし、

この銘柄の次の展開は更なる冒険、未知の世界に入っていきます。

その意味で、いったん売却しておくと言うのが正しい姿ですね。

私は投資資金は回収できたので、余裕枠としてしばらく見守っておきます。

最後になりますが、

本記事は決してこの銘柄への投資を推奨するものでは無いことだけ御留意ください。

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