民主党が議会を牛耳るとどうなるか?

ブルーウェーブになったらどうなるか??

今日のテーマはこれです。

ナスダックに逆風

以下がブルーウェーブが阻止された時のロイターの抜粋になります。

4日の市場では、ドル高、株高、債券高のトリプル高となった。キャピタルゲイン税の増税や規制強化など、民主党が掲げる政策の実現が困難になったとの見方からハイテク株が急騰。ナスダック総合指数.IXICは4%強値上がりした。

私はなんとなくこの印象が強かったです。

キャピタルゲイン増税、規制強化ですね。

ハイテクに不利に働きます。

財政出動が増えインフレ期待が高まる

債券では2年債の金利は上がらずに10年債の金利が上昇することとなります。いわゆるイールドカーブのスティープ化ですね。

そう言えばチャートでもみていました

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チャートでは2017年以降下がり続けていたのが2019年にボトムを打ち反転してきています。

実質金利は名目金利から期待インフレ率をひくことで計算されます。

あまりにもインフレ率が高くなってくるとそれを放置し続けることも難しくなり、FRBがどこかのタイミングでFFレートを引き上げるという方向に動くことになります。

実際そうはならなくとも、なるかもしれないという不安感が相場に現れてくるということでしょう。

ハイテク、グロース株には厳しくバリュー株に流れていくのか?

バリュー株に流れていくのであればまだ良いのかもしれません。なぜなら現状でコロナがまだ支配的になっています。

そして思っていたよりもワクチンの普及は時間がかかりそうです。

それは景気回復に時間がかかることを意味します。

それでもバリュー株、あるいは市場のβに合わせていく方が合理的ということなんでしょうね。

でもグロース株に逆風が吹くのはいつものことなので、この1年くらい厳しいかくらいの考えでいれば案外何事も無いのかもしれません。

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