見出し画像

自然の大きな循環

今日は、東京からストックホルムに引っ越して、私が感じたこと

その中でも「自然(nature)」に関することから一つ、書きます。


それは、

”自然は常に大きな循環を営んでいる”

ということです。


これは、言ってしまえば当たり前のことで

小学校の理科でも学習しているので、

水の循環も

生物の循環も

知っていますし、頭では理解してました。


でも私は、理解していても、腑に落ちてはいなかったんです。

(私にとって腑に落ちるとは、深く理解するということ)


腑に落ちたきっかけをくれたのは、雄大な自然と馬でした。

画像1

(※苦手な方はごめんなさい、清潔ではない言葉?を使います)

私の住んでいるアパルトメントの周辺は、しばしば馬が通るのですけど

通りのそこここに、よく馬糞が落ちているのです。

東京のアパート周辺では、馬糞が落ちていることなんて、そうそうなかったので

最初は、とても驚きました。


でも不思議なことに、道が馬糞だらけで困る、ということはなく

いつのまにか、その馬糞はなくなっていきます。


それは何故かというと

(舗装された道路は、もちろん業者さんが週に一度お掃除してるからですが)

アパルトメントの周辺は

土の道や、公園、芝生の広場がとても多いので

そういった土が豊富な場所では、馬糞はすぐに土に還っていくから、なのですね。

画像3

そうやって、土に還りゆく姿を見て、思ったのです。


人間が手を加えなくても、自然は大きくまわっている


と。


私は、東京で、これを忘れて生活をしていました。


もちろん、そういったことにアンテナをはっている方であれば、

東京でもどこでも

同じことを感じ取ることはできると思います。


ただ私は、雄大な自然を身近に感じることで、やっとこのことに深く気づくことができました。

画像3

土(微生物も含めて)の持つ循環力

その力を、奪っていないか、制御しようとしていないか。

大きな自然の循環の輪に入り、共に営むことの大切さを忘れていないか


もし、自然の存在や大きさ、大切さを忘れてしまっているなと

感じる方がいらしたら

画像4

この投稿を読むことで

今この瞬間も循環している自然を、身近なところから、感じとる

きっかけの一つになったらいいな、と思います。