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 キャラメルやガム類は天敵である。歯に埋めていたものが、そろそろ経年劣化してきているので、歯を磨いただけでも、外れてきそうになる。ましてやキャラメル、ガム類において何をかいわんや。
 この半年で2回は確実に歯医者にいった。待たずに済むし、サッと終わらせてくれるし、歯垢がどうとかとかいって、次も来てください、等ということもないので、この歯医者さんは好きである。だからといって、通う気にはなれない。
 歯磨きは結構激しく磨く。おかげで、歯茎が後退して、歯が長くなった。歯ブラシもすぐ駄目になるし、激しすぎる時には、すべって口の中を怪我してしまうこともある。
 コーヒーや紅茶が好きなので、ステインが歯に残り、いくら磨いても取れない時がある。そういう時は、それ用の消しゴムみたいなのがあって、それで磨く。結構効果がある。隅の方になると取りずらいのが難点ではある。
 煙草を喫っていた時は、歯の裏真っ黒だったのが、今は白く(黄色く)なっている。多分何年も前に歯医者で歯垢を取ってもらった時に処置してくれたのだろう。
 中学校の時、虫歯がないということで、表彰されたことがあった。特別何をしたわけでもないし、賞状を貰った時は意外だった。虫歯は確か昔あったはずだったからだ。ただその虫歯は乳歯だったので、取れて見事綺麗な永久歯に生え変わったのだろう。
 歳を取ったので、歯と歯の間に隙間ができて、すぐ何かが詰まるようになった。その時は歯間ブラシを使うのだが、歯ブラシも毛先が細いのがついたものを使用している。
 いっとき、そういうわけで歯ブラシには凝って、高いものを使っていたが、大して変わらんと思い、今では2本で110円、ダイソーの歯ブラシを使っている。毛先が細い僕好みのものが品揃えにあったのである。
 おかげで虫歯にはもう何十年もかかってない。あとは歳を取るにつれ、歯が抜けぬように用心するだけである。歯抜け爺になるとみっともない。

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