尿漏れパッドその２

　注文した尿漏れパッドが届いた。なるほど紙パンツ用なので、粘着テープは前の方に1か所あるだけだ。異様に長い。股間をぐるりとカバーして、ウンチ漏れにも対応しているのだろうか。
　テープが1か所しかない。パンツで挟み込んでしまうので、ズレる心配はあまりないかと思われるが、おむつを履いている感がものすごくする。されど歩いていてビニルがカサカサする音はしないので、特に問題はない。ズボンをはいていてモッコリして見えることもない。
　何はともあれトイレで用を足してみない事には、これでいいかどうかはわからない。トイレに行ってみる。用を足す。問題ない。
　しかし1日履いていると、テープは剥がれ、股間に挟み込んでいる状態だけになり、トイレに行って、パンツを脱ぐたびに修正を余儀なくされる。
　特にお尻の方はテープがもともとないので、遊んでしまい、ちょっと居心地の悪い状態になったりする。でも慣れればどうということもない。
　それに家では座って小便をするから、下半身丸出しになって位置の修正を必要とするのだが、外では小便器があるので、全てを露出することもないから問題はなかろうと思う。どうやらいけそうだ。
　それで使いだしたら、何故か尿漏れが止まった。ビールをやめたからではないか。血液検査が6月にあるので、ひかえている。ビール代わりに炭酸水を頻繁に飲んでいるので、頻尿は頻尿なのだが、後からじょろっと出ることは無くなった。やはりアルコールのせいではなかろうか。そう勝手に思い込んでいる。
　尿漏れパッドが不要になった。折角買ったのに。でもまた飲みだしたら使うことになるのだろうな。