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バックグラウンドの整理③「ロゴセラピー」


ヴィクトール・フランクル


ロゴセラピーを知らない人でもヴィクトール・フランクルの名前を知っている人は多いと思います。ヴィクトール・フランクルは、精神科医、心理学者で「夜と霧」の著者です。私も「夜と霧」のことは知っていましたが、ロゴセラピーのことは全く知りませんでした。

ロゴセラピーとの出会い

私は職場を静岡サレジオに転職してまもなく、図書室で偶然手にした本でロゴセラピーを知りました。21年間同じ高校に勤めた後の初めての転職だったので、大変な時期でした。偶然手にした本に書かれていたロゴセラピーの考え方に、本当に助けられました。静岡でロゴセラピーを勉強できないかと調べると、なんと勉強会があったのです。今でもお世話になっています。
ロゴセラピー研究会のホームページはこちら

上のホームページに「ロゴセラピーとは」というページがありますが、私は主催者の草野先生が埼玉いのちの電話の広報誌に寄稿された記事を読み、「ロゴセラピーとは」を確認しています。
広報「埼玉いのちの電話」82号
その中からの引用です。

フランクルは続けてこう言います。「『人生には何の意味があるのか?』と人間がいくら問うても、決してその答は得られない。むしろ、人間は人生から問われており、人生からの問いに対して答えなければならないのだ。」
フランクルは、「人間には良心が備わっているから、ある状況において自分がどうすることに最も意味があるかを認識することができる。」と言います。
良心に従った行動を主体的に選択して生きるように意識すると、自分が自分の人生の主人公であり、本当の意味で自分の人生を生きているという感覚が得られます。その結果、幸福感や充実感も感じられるようになります。

ロゴセラピーに出会ってから、「今この瞬間に自分の良心にしたがって主体的に選択すること」を心がけています。

人生を意味のあるものにするのと同様に、生徒にとって授業を意味のあるものにするようにしたいと思います。


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