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通勤とは「狭い場所でじっとしている」という単純作業のアルバイトである。

 農産物の輸入の仕事をしています荒川防火水槽研究会と申します。

 私にとって通勤時間で今まで最も長かったのは、宝塚〜大阪と、東久留米〜大手町であり、いずれも1時間15分。一方、最短は車で10分です。

今は #清澄白河 に住んでいて通勤は20分ですが、千葉の 八千代に住んでいる人と通勤の話をしていたら、彼は1時間強とのこと。

 先日の台風では、八千代の駅で電車を待つサラリーマンが多数いたそうで、割安な #マンション を八千代で買った人が大勢いることを再認識した、とのことでした。

 多くの会社では #通勤費 を補助しますので、都心から離れた場所に割安なマンションを求めるのは合理的なように見えますが、私にはどうも人生の時間を有効活用しているように思えません。

 具体的に計算してみます。30年ローンで、都心で買うより2,000万円安いマンションが買えたと仮定します。でも通勤時間は片道1時間長くなるとすると、月曜で20時間、年間で240時間、電車の中で過ごす時間が伸びます。30年だと7,200時間。

 この時間で2,000万円を「買う」ことになるので、時給は2,778円です。これが、

「電車内でじっとしているアルバイト」

の時給です。

 バイトの時給としては高いですが、仕事の成果で報酬をもらう身としては、何だか味気ないです。時間を切り売りするのではなく、その時間があれば別の価値を生み出したい。

 また、電車でじっとしている時間があるなら、その時間を家族と過ごす時間に当ててもいいいのではないかと思います。限りある人生の7,200時間を、電車の中で過ごすのは何だかもったいない。

 限りある時間を有効活用して、生きて行きたいと考えています。

 

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