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Bougainvillea My Story Vol.2 わたしのライフシフト・ストーリー[前篇]

[インタビュー]世界を意識してはたらく-渡邉加奈子さん

旅するように自由を纏うジュエリー「Bougainvillea」より、彼女が輝く理由、海外で生きる女性×ジュエリーのストーリーVol.2をお届けします。

ブランド名の「ブーゲンビリア」花ことば は“魂の花-思いは通じる”に由来します。ここでは、ブランドのイメージにぴったりな女性の生き方をご紹介自らの思いで人生を切り拓く「わたしのライフシフト・ストーリー」Vol.2は、老舗旅館の娘として生まれながら海外移住、現在「HOTEL K5」のジェネラルマネージャーとして活躍する渡邉加奈子さんにお話しを伺います。

※インタビューは2018年に行われました。

Bougainvilleaのアシメトリー・パールピアスを纏う加奈子さん
渡邉加奈子さん|「HOTEL K5」のジェネラルマネージャー
※取材当時は、AMAZING CAMBODIA (Blooming Life International Co., Ltd.) / General Manager (株) Blooming Life Co., Ltd. 社外取締役

私のルーツは女将

 私は茨城県日立市で、宿泊業を営む家に生まれました。幼い頃の夢は“女将になること
高校生の時、「世界で活躍できる人間になりたい」と漠然と思い、16歳で初めて渡米、アメリカオクラホマ州で短期留学を経験しました。
帰国後、ホテル業を学ぶために上京した東京で、とある光景を目にして衝撃を受けます。それは、“品川の駅に降り立つスーツを着た人々の姿”でした。

 同じような身なりで列をなし、同じ方向に向かって歩く姿に
私がなりたい大人像”を重ね合わせた時、強烈な違和感と葛藤が生まれたことをいまでも覚えています。
その頃から「一瞬一瞬がワクワクできるような働き方がしたい」という思いを確かにしました。

-その後、加奈子さんは19歳でオーストラリアに長期留学し、20歳で帰国。同年に当時”泊まりたい宿NO. 1”に選ばれていた旅館に就職を果たします。

現在は東京に暮らす彼女。その指先は個性豊かなジュエリーで輝いている

旅館という舞台を愛する

 ホテル業というのは、お客様がチェックインし、翌朝にチェックアウトするまでにたくさんのスタッフが関わるリレーのようなものです。
ひとり一人が、思いを持ってバトンをパスするチームプレー。一方、旅館は、少人数でお客様をおもてなしするのが一般的です。
だからこそ、旅館の女将の役割というのは、お客様の滞在を満たすために色どり豊かに演出する、まさに旅館を”最高の舞台”に魅せる、舞台演出家のようなんです。

わたしにとって、旅館は愛すべき舞台も同じ。その思いを強くしました。

-そんな折、東日本大震災が起き、加奈子さんのご実家のホテルが被災する。幸い甚大な被害は免れたが、今後の家業を思うと胸を痛めることになる。そして加奈子さんは、海外に移住を決意する。

新たな道筋を求め海外へ

 留学ではなく“働く”ための本質的な英語を体得するため、英語指導者資格を取得、英語講師として2年間、英語を指導しながら体系的に英語を指導、学びました。
この経験「教えることが最高の学びに繋がる」という学びを体得しました。

-その後、ご縁を経てカンボジアで共同起業することとなります。後編につづく

Jewelry Bougainvillea
世界中の街角、そこで出会う女性の生き方と素顔を通じ 独自の表情あるジュエリー『Bougainvillea/(ブーゲンビリア)』は2014年、プノンペン・カンボジアのアトリエからはじまりました。「ロストワックス」製法でカタチづくる作品は、日本国内に限らず、フランス、アメリカとで世界各地のお客様から支持頂いています。

Brand サイト
http://bougainvillea-jewelry.com/
Instagram 
https://www.instagram.com/jewelry_bougainvillea/

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