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chatGPTでPR漫画を描いてみた

漫画描ける人って凄い。
Twitterでもバズってる人は漫画を描ける人だ。
私にはそんな画力もないから諦めるしかない….

そう思っていたけど、最近はAIで絵を描けることに気づく。
(話のネタはいつも書いてるし、ネームさえ書ければAIと一緒に漫画が描けるんじゃないか….?)
そう思ったら試してみたくて漫画を描いてみたよ!!
本当に初心者で描いたこともないから、その経験を公開してみようと思う。


漫画を描くうえで必要な物品

まず漫画を描くうえで必要な物品をリストアップしていく。
使用するのはPCとタブレットだ。
ただタブレットがなければマウスでも大丈夫だし、なんなら紙とペンでも大丈夫だと思う。

 PC(とchatGPT)


絶対に必要なものはPCだ。
PCのマシンパワーはそこまで高くなくて大丈夫。
使用したソフト・サービスはchatGPTの有料課金とCANVAの有料課金だ。
chatGPTは絵を描くのに課金が必要だけど他のAI作画サービスで代用できるかもしれない。
私は元々課金していたので、chatGPTを使ったよ。

あとCANVAは背景を消したり拡張したりするのに使える。
無料でもある程度は使えるが、AI漫画を描くならばあったほうがいいだろう。
試しに書きたい場合でも月額1000円程度なので始めやすいはずだ。

https://www.canva.com/

タブレット

ipadとアップルペンシルがあるとネームが描きやすい。
ただわざわざ買う必要はなく、なかったら適当な紙に描いて写真で撮ればいいと思う。
私の描いたネームもあとで見せるけど、タブレットがなくても困らないレベルだ。

実際の流れ

まず必要なものはネームだ。
私はnote記事の広告漫画として4コマ漫画を描くことにした。
初めてなら4コマ漫画を描く方がいいと思う。
なぜなら
思った通りの向き、姿勢の画像を出力するのが難しいからだ。
4コマ漫画ならその心配はあまりないと思う。

私の実際のネームがこれだ。

左側が視線の動線を描いたもの。上が起承転結。真ん中がラフ画。

私は全く絵が描けない。
棒人間である程度の姿勢、向きを描けるだけだ。
だけど大丈夫、このあと指示していけばいいから。

GPTにラフ画を入れて説明する。

上の一コマ目の画像を実際にGPTに入れてみる。
使用したGPTsは「Drawn to Style」というもの。
これはラフ画を入れて、説明したら似た絵を描いてくれるものだ。

ラフ画を入れたあと、具体的な説明を入れよう。
ここでの説明はできるだけ細かく描く方がいい。
大雑把な説明だと伝わらないんだ。

出てきた画像がこれ。
もうほぼこれでいいと思った。
でもいくつか修正して欲しい時は、指示を入れていこう。

修正指示と出てきた画像がこれ。
言われた通りの指示が通っている。
ただ絵柄が変わってしまっているところがちょっと不満。

そんな時はシード値を固定しよう
詳しいことはよく分からないけど、この値を固定すると絵柄が一定になるぞ。
シード値は聞けば教えてくれるし、固定してと言えば以降は固定してくれる。

CANVAで修正していく

さて出来た画像をもとに漫画を描いていこう。
ただ画像をネーム通りに並べていくだけだ。
ただ最初に画像の大きさの指定をしていなかったので、サイズがあっていない。
また要らない部分も消す必要がある。
この時CANVAのAI修正が便利だ。

この画像を横に拡張して、要らない部分を消していく。

左側にあるマジック拡張を使うだけだ。
画像の拡張したい部分を選択してみよう。

拡張された部分が自動で描写された
ただ要らない部分も増えている。
欲しいのは背景だけだから、ここを消そう。


消したい範囲を選ぶだけだ
これで消える。やや色合いが変な部分は繰り返すとよくなるよ。

これで1コマずつ画像を用意していく。

あとは並べるだけ

以上の工程を繰り返して必要な枚数の画像(4コマなら4枚)を用意する。
あとは並べて吹き出しを入れるだけだ。

ただAI作成だとキャラクターの顔の向きや余白がうまくいかないことが多い。
なのでキャラクターに直接喋らせることは難しいかもしれない。
私は説明文のみ入れるラノベ方式にした。

まとめ:4コマならできるけど、それ以上はまだ厳しい

今回やってみて、4コマのPR漫画なら問題なく出来そうだと思った。
ただストーリーのある漫画だと、同一キャラを出したり姿勢を変更したりする必要がある。
その場合はハイスペックPCでAI作画しなくてはならないので、このやり方だと厳しいだろう。
まずは4コマ漫画を作ってみて、向いているようなら自作PCを検討してみるといいかもね。

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