見出し画像

我が家の花粉症のお話(1)

#花粉 #アレルギー

今、スギ花粉すごいですね。
私の自家用車は黒なのですが、花粉の季節は全体にふわーっと白い粉がこびりついていたので一昨日洗車しました。エネオスの自動洗車機の一番高いコース(2000円)を。。。
しかしながら、その日の晩に局地的な雨が降り、そして翌日は花粉がよく飛んでいて、すでに車は花粉まみれになっています。
このシーズンは500円の洗車コースをこまめに、、が正解かもしれません。

ウチの夫はひどい鼻炎持ちで、結婚生活を始めた15年前の我が家のティッシュ消費量は1か月10箱(5個入りの2セット)以上で、ゴミも大量にありました。
「ああ、これは体質だから仕方ない」と思っていました。
夫は結婚前は都会に住んでいましたが、結婚してからは栃木県に越してきました。。空気や自然環境はとても良いですが、花粉はこちらの方が多いです。
独身の頃から花粉シーズンに限らず、原因の解らないアレルギーで目や鼻水がひどいことになって、よく病院のお世話になっていました。

社宅での新婚生活が始まって、幸運なことに歩いて行けるところに直売所がありました。新鮮な地元野菜、そしてイチゴのシーズンは採れたての完熟イチゴがお安く並んでいます。
夫はイチゴが大好きなので、シーズン中は2日に一回は1パックのイチゴを食べるようになりました。産地で食べるイチゴは練乳不要の甘さで、美味しさが違います。
イチゴが流通する期間も11月下旬~6月上旬と長いのです。

画像1

イチゴのためにこまめに直売所へ行き、主婦として季節の野菜の調理にも色々トライするようになりました。
すると、結婚して2年たたないうちに、夫のアレルギー症状は本当に軽くなりました。ティッシュの消費量は月5箱まで減りました。

その原因は何か?
色々考えてみました。独身時代の食生活が乱れて言わけではありません。会社の独身寮に住み、朝晩は寮でそれなりに考えられた賄いを食べていましたし、あまり間食する人でもありません。
やっぱりイチゴかな?ビタミンや葉酸が豊富だから、良い血液を作ったり、腸内環境の調整もいいというし、、、といっても、イチゴだけの問題といえるのか?

地元のイチゴ農家のママ友からのお話がヒントになると思いました。
「直売所に出すイチゴは、朝に摘んだ完熟ものを出すんだよ。スーパーに流通させるものはもっと硬い状態で出すの。だから直売所のイチゴは宅配で送らないでね。輸送している間に熟成が進んで痛むから。。。」

そして、女子栄養大学で学んでいた友達が次のようなことを言っていたのを思い出しました。
「戦後の野菜の栄養価と最近の野菜の栄養価を比較すると今の野菜の方が栄養価は低いのが多いよ。ハウス栽培が増えて、光、風、気温ストレスが少なくなることで、減少するビタミンがあるらしい。そして収穫から流通まで時間がかかることも栄養価の減少に影響しているといわれているよ」と、、、

ははーん、、、同じ「とちおとめ」でも直売所で買うのと、スーパーで買うのの味は明らかに違います。
その違いは「収穫のタイミング」だとしたら、つまり完熟が進んでいる実の方が、栄養も豊富といえるにちがいない。

直売所の野菜はすごく甘いしあくも強いです。
ピーマンやエンドウ豆などそのままかじっても甘い。ほうれん草も葉が厚くて、スーパーのほうれん草よりあくが強い。
そして毎年スイカやトウモロコシをくれる裏のおじさんは「とうもろこし今もいでくるから、お湯わかしておいておくいい。もいですぐゆでたとうもろこしが一番甘くて美味しい」という。
それだけ鮮度は大事だし、輸送で失っている栄養があるのは確かかも。
うらのおじさんからもらってゆでたトウモロコシは一度冷凍したものをスープにしても、ママ友が「これってお砂糖入れるの?」というほど甘味が強いんだよな。
ああ、鮮度がこれだけ味に影響するということは、絶対栄養素にも影響しているはず!と推理はここで止まっています。

現時点では、我が家では、夫のアレルギー体質の改善の理由については「いちごは効いたかもしれない。けれどもそれ以上に、流通に長い時間をかけない、つまり栄養価が高く、完熟で採集された果物と野菜を毎日食べたことがアレルギー体質の改善に役立った」という仮説に落ち着いています。

東南アジアに住んでいた時に「生活の場に近い食事を食べることによって健康になりましょう」という健康法を聞いたことがあって、それってある程度正しいのかもしれません。

家族で花粉症の症状が一番ひどかった夫が今、ほとんど症状が無く、花粉の季節の訪れを感じなくなっています。実は、夫の花粉症改善に反して、私は10年前に花粉症を発症しました。次回は私が地産の食材を食べること以外にやっていること「ビタミンD3と花粉アレルギー」について書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?