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日本はどうなってしまうのか 『買い負ける日本』

こんにちは。
今回読んだ本は、『買い負ける日本』(坂口孝則著)です。
仕事がサプライチェーンだとかそういうわけでは無いのですが、元気のない日本、モノが入ってこない日本、に素朴に危機感があって。この先、日本はどうなってしまうんだろう、自分の中での問題意識に引っかかって読んでみました。

まず、半導体、木材、LNG、食料、労働力における「買い負け」状況が紹介されていて、日本が世界的に買えない国になっていることが分かりました。
だから、Suicaも手に入らないし、家も建てられないしという状況なんですよね。魚も高くなりましたよね…。

そして、その原因は過度な品質追求、安価な購買価格、などが挙げられていました。

…なんですが。
正直、この本を読んで、ただ立ち尽くしてしまった、という感じでした。
もちろん、変わるための提言も記載されているのですが、組織的なところに原因があるとじわじわと蝕まれて、茹でガエルなんだろうと。

日本の惨状を知った上で、個人として何ができるんだろう、まだ見えません。

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