見出し画像

10kg痩せた話

約半年で10kgほど痩せました。
理由はリングフィットアドベンチャーと仲間のおかげです。

ある日、鳥類っぽいパイセンらと話してて出た話題なんですが、小林銅蟲著「やせましょう」という漫画があって、半年で15kg痩せた話を呼んだ結果、人間ほめられるのが最強なんだなみたいなことがありまして。作者は実際にいろいろダイエット法を試すがいわゆる痩せる方法みたいなのは全部ウンコで、ライザップに金を払って、ほめてもらいながら運動、食事の計算、正当なボディメイクをしていくのが一番結果が出た!というオチなんですね。

リングフィットアドベンチャーとは、家庭用ゲーム機「nintendo switch」のゲームです。フィットネスのゲームを遊んでいれば、トレーニングができてしまうというものなんですが、とにかくバリエーション豊かにちょうどいいタイミングでほめてくれるのです。人間ってAIにでも、ほめてほしいときにほめてもらえれば、それでいいんだなと思うと同時に、任天堂さんは人間のことをマジで研究しまくってるんだなと感心しました。

またリングフィットアドベンチャーはコロナ禍かつ、ひきこもり気味の知人ばかりを持つ私にとってちょうど仲間ができたことで、ほめてもらえるだけでなく、競い合うこともできる環境にありました。仲間がいることで、密かにプレイしまくって成績をあげちゃおうという気持ちにもなり、習慣化しました。

あとは人間って数字が増えるのが大好きだなーと思うんですよね。クリックでクッキーを増やすだけの「クッキークリッカー」が流行ったのをみても、そうだと思います。「パズドラ」とかずっと流行ってますけどあれって数字が増えていくのが楽しいんですよね。やってることが同じであっても、いやむしろ同じだからこそ、純粋に好きなときに気軽にやって数字が増えていくことを楽しめる。「にゃんこ大戦争」をずっとやり続けていて楽しいみたいなnote記事を読みましたが、自分だけの最強の◯◯が無限に強くなっていくのは本能的に楽しい気がします。リングフィットアドベンチャーでも、消費カロリーが999kcalでカンストすると大満足だし、合計消費カロリーが1万を超えたりすると感動する。各運動の回数も集計されているし、ストーリーモードは半年~1年くらいかけて周回クリアするくらい長いし、部分的に鍛えるカスタムモードもあるので体の一部分が疲れていても続けられる。

ほめられる、数字が蓄積される、競い合える、続けられる。この環境が半年続いた結果、約半年で10kgのダイエットが可能になりました。

ちなみにそのさらに半年前はyoutubeでフィットネス動画を見ながら朝晩に何回ずつ…とか自分でプランを組んで習慣づけていましたが、3ヶ月で飽きてしまい、3ヶ月何もせずリバウンドしてしまいました。筋肉もそれほどにつかず基礎代謝も上がらず、数字の変化が乏しい状態になったときに飽きてしまったので、放置して戻ってしまったんですね。

ダイエット以外のことにでも言えそうですが、ほめられるとやる気が出る数字が変わり続けると気持ちがいい仲間がいると続けられる。けなされなくても自分に対して否定的な情報はやる気が下がるし、数字が変わらないと手を抜きたくなるし、楽しさやつらさは仲間がいると分け合える。一人ではできないことも、仲間がいるとできるなーと思いました。自分自身をペットのようにかわいがってあげると良いというnote記事を読みましたが、自分がやる気になるような環境に置いてあげるっていうのは本当に大事ですね。

ところで6年くらい前に20kgくらい太ったんで、実質10年前と比べたら10kg太ったとも言えるんじゃがな…。あと10kg痩せたら「ここ10年間で20kg太って20kg痩せた話」っていう本書いて印税で暮らすのが夢です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?