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ボードゲーム紹介『チケット・トゥ・ライド・アメリカ』

お疲れ様です、ボトルキャップの河尻です!
今回は前回に引き続きまたまたボードゲームを紹介したいと思います!

チケット・トゥ・ライド・アメリカ

2004年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品!
鉄道で旅をして、目的地を繋いでいくアメリカ横断型のボードゲーム!

・プレイ人数
2人〜5人

・プレイ時間
30分〜60分

・勝利条件
ゲーム終了時に獲得したポイントが1番多いプレイヤーの勝利

・ゲームで使用するもの
ゲームボード

アメリカの路線が描かれているゲームボード。各プレイヤーはこのゲームボードに描かれている都市を巡りポイント獲得を目指します。


列車コマとスコアマーカー(列車コマ45個×5種類)

自分の色の列車コマを置いて都市を繋いでいきます。ゲーム開始時にスコアマーカーをゲームボードの0に合わせます。これ以降ポイントを獲得する度にスコアマーカーを動かし自分が獲得したポイントをカウントしていきます。

※路線の色と列車コマの色は関係ありません。

列車カード 110枚(12枚×8種+SLカード14枚)

プレイヤーはこの列車カードを使用して都市間の線路を繋いでいきます。都市間を繋ぐ時は同じ色の列車カードで統一しなければいけません。
ただし、SLカードはトランプのジョーカーのような物でどの色の列車カードとしても使用することができます。


行き先チケット 30枚

各プレイヤーに配られる行き先ルートを示したカード。ゲーム終了時までにチケットに書かれている都市間を繋いでいれば書かれている分のポイントを獲得します。逆に繋ぐことが出来なければ書かれている分ポイントがマイナスになります。


・ゲームの流れ
1.プレイヤーはそれぞれ自分自身の色の列車コマとスコアマーカーを受け取り、各プレイヤーに列車カード4枚、行き先チケットカードを3枚ずつ配ります。この時配られた行き先チケットカードは全てもらわなくても大丈夫です。ただし、3枚中最低でも2枚は受け取らなければなりません。
その後、列車カードの山札から5枚を表向きにして並べます。
初期配置が終わったらこんな感じになります。

2.任意の方法で順番を決め、時計回りでターンが進んでいきます。
プレイヤーは自分のターンが来たらA〜Cの3つの中から1つアクションを選びます。
A.列車カードを引く
B.都市と都市を列車コマで繋ぐ
C.行き先チケットカードを引く


A.列車カードを引く
表向きになっている列車カードまたは山札の1番上から2枚列車カードを引く。
ただし、公開されているSLの列車カード(レインボー)を引く場合は1枚のみになります。
山札の1番上からたまたまSLカードを引いた場合は関係なく2枚引くことができます。あくまで公開されているSLカードのみです。

※ 公開されているカードを引いた時はその都度カードを1枚場に補充します。

B.都市と都市を列車コマで繋ぐ
自分の手札にある列車カードを使って都市間を1つ繋ぐ。都市間を繋ぐ時のルールとして対応した色の列車カードを支払い一度で都市と都市を繋げ切らなければなりません。

例えば、このNEW ORLEANS〜ATLANTAを繋ぎたい場合は
黄色の列車カード4枚かオレンジの列車カード4枚を支払わなければ列車コマを置くことは出来ません。

このターンに2個だけ払ったり、黄黄青黄みたいに別の色の列車カードが混じっていても置くことは出来ません。必ず各都市間に対応した色を統一して必要な数分置ききらなければなりません。

また、都市間にはフリーの色というのがあり、それがこのグレーのところです。この場所は色が統一されていれば何色でも大丈夫になります。また、都市間を繋げた時にはルートの長さによってポイントがもらえます。

今回の例のNEW ORLEANS〜ATLANTAだと列車コマを4個置いたので7ポイント獲得します。ポイントを獲得したら基本的に随時外周にあるマーカーを獲得したポイント分動かしていきます。

※ 列車コマが置かれた場所に他のプレイヤーは列車コマを置くことは出来ません。
※列車コマを置くときはどこに置いても良い。
※路線が2つに分裂しているところはプレイ人数により片方しか使わない場合もあります。

C.行き先チケットカードを引く山札から3枚チケットカードを引き、その中から最低1枚以上自分の手札に補充します。選ばなかったチケットカードは山札の1番下に戻します。

3.これを繰り返していき、手番を終えたプレイヤーの列車コマが2個以下になったらそのプレイヤーも含めて1周ターンを回してゲーム終了となります。

4.各プレイヤーの得点計算をしていきます。まず最初に自分が持っている行き先チケットカードを全て公開します。そのルートに自分の列車コマが繋がっていればチケットに記載されている分のポイントを獲得します。逆に繋ぐことが出来ていなければチケットに記載されている分マイナスポイントとなります。次に自分の列車コマの最長ルートを確認します。これは連続した列車コマの数が1番多いプレイヤーに10ポイント入ります。これらをスコアマーカーを使い計算していき最終的に1番ポイントを多く獲得したプレイヤーの勝利となります。


自分はチケット・トゥ・ライドはオンラインのボードゲームアリーナから入り、実物を買ったのですが、箱を開けた時ボードのデカさに圧倒されました!そしてこのデカさが良い!!ダイナミックで迫力があり、実機でやると旅をしてる感がより強く感じることが出来ました!そしてこの列車コマを触っているとなんだかレゴをやっていた頃を思い出します。ゲームの面白さは流石ドイツ年間ゲーム大賞。自由度も高く、初心者にも遊びやすいルールになっています!自分が狙っていた路線に相手の列車コマが割り込んで来た時は発狂もので、迂回してまた別のルートを進むことを余儀なくされたりします。しかし、新たに行き先チケットを引くとそれが意外と良い方向に転がったりと、戦略性と運のバランスが絶妙です!行き先チケットのマイナスがある為、最後の最後まで誰が勝つか予測出来ないのでダレることなくプレイすることが出来るのもいいですね!

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