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宅建攻略メモ|初心者はここに注意!

こんにちは、ヒロです。

今回は「資格攻略シリーズ」の中から宅建の攻略についてまとめています。

宅建といえば言わずとしれた毎年20万人が受験する大人気資格。

不動産業界を中心に就職・転職には抜群の効果を発揮するわ、行政書士などの法律系資格の足掛かりにはなるわとメリットの多い資格です。

そんな宅建資格について、実際に受験して合格済みの僕が受かるための注意点などをメモにして記録しています。

ちなみにブログの方でも宅建攻略記事はたくさん書いているので良かったら「ぼっち系ニートの資格道」のブログの方もよろしくお願いします。

宅建ってどんな資格?

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宅建は正式名称を「宅地建物取引士」と言い、簡単に言うと不動産系の資格です。

不動産業界では宅地建物取引士にしか出来ない仕事があり、また社員の5人に1人は宅建持ちでないといけないという決まりもあるので、非常に需要が高いと言われています。

宅地建物取引士にしか出来ない仕事があると言いましたが、このような資格を「業務独占資格」と言い、具体的には重要事項の説明などの仕事があります。

・試験日(令和2年):10月18日と12月27日(コロナの影響で2回ある)
・試験形式:全50問の4択マークシート
・受験資格:誰でも受験可能
・受験料:7000円

宅建の合格率|15%は結構きついよ

宅地建物取引士の合格率は毎年比較的安定していて、15%くらいに落ち着きます。

10人受けて1人か2人合格するくらいなので、割と難しい試験です。

合格率が安定しているということはいつ受験しても同じだということなので、「宅建を取りたい!」と思ったら直近の試験に向けて勉強すると良いでしょう。

※(簡単な年と難しい年が交互に来るような資格は簡単な年を狙うのも戦略としてアリだけど宅建は当てはまらない)

50問(50点)のうち何点取れたら合格なのかは年度によって違うので、ボーダー付近の人は合格発表までの期間、ヤキモキします(笑)

参考までに近年の合格点を見てみると、

2019年:35点
2018年:37点
2017年:35点

となっています。

37点の2018年に36点だった人はショックだったでしょうね。

なんせ過去10年で36点取れて落ちる年は皆無でしたから・・・

宅建の勉強時間はだいたい300時間が目安

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初心者がまず気になる点として「どれくらい勉強しないといけないんだろう」という事があると思います。

前提知識がそれぞれ違うので個人差がありますが、だいたい「300時間」くらいがイチから始める場合の目安の時間です。

仮に試験の半年(180日)前から勉強を始めるとすると毎日約2時間ほど勉強することになります。

法学部だったとか他の試験で民法を勉強していたとかそういう経験がある人はもっと短くなるかもしれません。

もちろん300時間勉強したら絶対受かるわけではないので注意が必要です。

ちゃんとした教材でちゃんとした勉強法でコツコツ頑張って勉強したらまあ300時間で受かりそうかなという感覚です。

宅建を取得したら、どんなメリットがある?

宅建に受かった場合のメリットをここでは紹介していきます。

お金も時間もかけて勉強するんですからそれ相応のリターンがないとやってられないですよね。

①就職・転職に有利

まず挙げられるのは就職・転職に有利な点。

新卒の学生が宅建を持っていれば不動産業界でかなり有利になるでしょう。

少なくとも面接までたどり着ける確率は格段に上がるはずです。

学生じゃなくても、宅建を取れば未経験から不動産業界を目指せます。

宅建取得をアピールして面接のネタにもなるので美味しいですね。

②資格手当で年収アップ

不動産業界や金融業界、または事務系の職種などでは宅建を取得すると資格手当を出してくれるところも多いです。

金額は会社によってまちまちですが、だいたい1~3万円といったところでしょうか。

毎月もらえるものですから積もり積もって年数が経過すると馬鹿にならない額になります。

単純に毎月の給料が3万円増えたとしたら嬉しいですよね。

③自分で家を買ったり借りたりする時に役立つ

宅建は法律系の資格で、しかも私たちの生活に欠かすことのできない「衣食住」の住を担うものです。

そのため宅建の勉強で培った法律知識は普段の生活にもきっと役に立つでしょう。

例えばマイホームを建てたり、賃貸に引っ越しする時にも宅建で得た様々な知識が使えます。

ローンのこと、税金のこと、不動産の購入や貸し借りの決まりごとなど初めて聞いたら頭が痛くなりそうな話も宅建の勉強で事前に理解しておけばビビることなく臨めます。

宅建の就職先ってどんなとこ?

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①不動産業界

やっぱり宅建といえば不動産業界。

経験者が宅建を取ったらまさに鬼に金棒、未経験者が宅建を取ったら不動産業界への挑戦キップ、学生が宅建を取れば書類選考・面接で大きなアピールポイントになるでしょう。

不動産業界にも色々ありますが、売買メイン・賃貸メイン・仕入れ・開発・維持管理などあらゆる職種で宅建の需要はあるようです。

②金融業界

金融業界でも宅建は求められます。

例えばお金を貸す時に土地や建物を担保にすることもありますが、そういった手続きの時に不動産に関わる法律を知っていることは大事ですよね。

不動産などの大きなお金の動く取引では金融機関が関与することも多く、金融機関で働く人で宅建取得を狙う人は結構多いようです。

③士業業界

不動産業界や金融業界ほどではないですが、士業業界でも宅建があると有利になるようです。

士業といえば法律の専門家であり、法律で飯を食っているわけですよね。

そして宅建もまさに法律の試験であり、「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」へと士業の仲間入りを果たした事は記憶に新しいです。

宅建は「法律資格の登竜門」とも言われるように、この資格を最初の一歩として、そこから行政書士や社労士などのより難しい資格へと進んでいく人もいます。

その意味でも士業業界に入ったばかりの人、士業業界にこれから足を踏み入れたい人などは、まずは宅建から目指してみるのも良いかもしれません。

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