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6.誕生日と手紙

先日、数少ない友人の誕生日をお祝いした。祝う、といっても2週間以上遅れているのだから寧ろ失礼なのだけれど。


私は誕生日プレゼントに必ず手紙を添えるようにしている。相手の好きなところ、尊敬しているところ、感謝していること、今後もよろしくね、という文章を書き連ねる。もともと文通が好きなので、書きすぎて4枚に渡って書いたこともある。ただの迷惑行為である。

ついに今回は...。

手紙を読んだ友人が腹痛を訴え始めた。無理もない。内容が気持ち悪いのだから。馴れ初め、憧れてたところ、そして今現在話せていることがとっても嬉しい、ということをその手紙に凝縮している。

私の愛を一気に与えられた体は危険を察知してどこかしらか悪化する。彼女の体は優秀だったようだ。抗体がきちんと機能している。

腹痛は心配だが、同時に嬉しかった。返信もすごく可愛くて。普段はツンとしていて、格好良い感じの子なのだが、プレゼントをわざわざ貰いにきてくれたり、お手本のような喜び方をしてくれたり、本当は素直なところがとても可愛らしい。こんなことを直接伝えると殴られそうなのでこの辺りでやめておくが、祝う、というものはやっぱり良いなと思った。


さて、次は2月生まれのあの子のために準備をしなくては。何が良いかな。メガネケースとか本かな。あの子は小物が好きそうだから小物をいっぱい買おう。

手紙を書くのが何よりも楽しいのよね。自己満足の押し付けで申し訳ないけれど、受け取って欲しいな。特に私は素直ではないし、感情を直接伝えられるほどの勇気も持ち合わせていないから、誕生日という機会でしか気持ちを伝えられない。だからちょっと体調が悪くなるかもしれないけど、読んで欲しいと思った。


あ、好きなことあったじゃん。手紙を書くこと。=文章を書くこと...??でも私の文章は読みづらいし、面白くないしな。noteを続けて、力を地道につけられたらいいな。

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