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1.没個性

私は没個性である。没個性とは、「個性がない、個性が薄い」という意味。私のようなひとのこと。

自己紹介させていただきます。没個性と申します。東京都在住の10代女性。特技なし。趣味なし。

そもそも、没個性に自己紹介など不向きなのだ。趣味も特技もなければ自分について語れるものもない。出身地などの基礎情報しか伝えることができない。悲しいものだなぁ。

学生時代の(というか現在も学生であるが)進級時以上に嫌なものはない。担任から毎年放たれる言葉は「まず自己紹介をしましょう」だ。酷いときは、「ユーモアのある自己紹介をお願いしまーす」なんて始末である。「基礎情報しかない私にユーモアなどあるとでも?」などと心から恨むけれど、こんなところで発言をしてしまえば没個性人間の居場所はなくなる。

これがカーストというものである。国境、性別、年齢などの隔たりがなくなろうとも、カーストは消えない。人間のプライドが存在する限り、確実に消えない、と私は思う。


話が逸れてしまいましたが、私の名前は「没個性」です。東京都在住のガキです。

テレビも見ず、読書もしない(本当は割と読みます)、つまらない日々。つまらない日々から生まれた私は友達も少ない。こんな人生も日々を綴って公に晒せば何か面白いことがあるのではないかと思い、少しずつ文章を書きたくなりました。

そんな没個性人間で文才もない奴の文章を読みたい方がいらっしゃれば、是非読んでください。お願い致します。

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