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AFT福島公演とAFTツアー感想

くろこねこ

これはゆかりっく Advent Calendar 2021の18日目の記事となります。

昨日はなっこさんのケセラセラに救われた話でした。
ケセラセラは歌も良いしMVも良いし、なっこさんみたいに救われるのもわかる気がします。
自分のペースでゆかりんを好きになるの、とても大事だと思います。

↓ここから本文↓

まずは、AFTツアー25公演お疲れさまでした。

今でこそ例のウイルスはだいぶ落ち着いたとはいえ、
ツアー中はまさに真っ盛りだっただけにゆかりん本人、スタッフさん、
そして我々王国民に目立った被害は無くて本当に良かったと思います。

そんな中で行われたツアーですが、
個人的に思い入れが強い福島公演について書きたいと思います。

12/4のこばんさんの記事と主題がだだ被りで「これ書く意味ある？」とはなりましたが、主催者が隙きあらば自分語りでもOKって言ってくれてるし…
まあいいよね！

＜ここからあとがき＞
…自分でもびっくりするほどかなり長くなってしまいましたが
（約3800文字）ななめ読みでも結構ですので読んでもらえると嬉しいです。
＜ここまであとがき＞

福島公演、発表。

AFT福島当日の話に入る前に、時は2019年10月14日まで遡ります。
この日はゆかりんのFCイベントでイベント中にツアーの発表がありました。

スクリーンに「福島 とうほう・みんなの文化センター」と表示された時は夢でも見てるんじゃないかと思いました。
というのも、私の育ちは福島市であり、会場も家から自転車行けるレベル、というか生活圏内だったのです。

前々から自分が育った街にゆかりんが来てくれるのを望んではいましたが、
「まあ近くに仙台もあるし福島は来ないよねー」なんて心の奥底で思っていただけに、FCイベントが終わった後も実感が無く気持ちがフワフワしていた記憶があります。

ただこの時は『地元公演、楽しみだな～』くらいにしか思っておらず、
ただその日が来るのを待つだけの気持ちでいました。

そう、あのイベントが無ければ…

気持ちのターニングポイント

少し話が脱線しますが、2019年には年末にハワイイベも開催されました。
私は運良くこのハワイイベに参加することが出来ましたが、
このイベントこそが後のAFT福島公演を忘れられない思い出にさせてくれる
火種になったと今では思っています。

ハワイイベの詳細はまとめている方がいっぱいいるので省きますが、
とにかくイベントも、イベントの合間時間も全てが人生の中で
一番と言ってもいいほど楽しく充実した期間でした。

帰国後、
人生で一番楽しくて充実していたと思うような体験をさせてくれた
ゆかりんに対してこんな事を思うようになったのです。

そして、こんなことを誓うのでした。

私にできることってなんだろう

この頃から一ヶ月ほど、
「ゆかりんに恩返しがしたい、でも自分には何ができる？」
という課題をずっと胸に抱え日々を過ごしておりました。

そして考えに考えた末、
『王国民のみんなが楽しそうにしているのをゆかりんに見てもらうこと』
という実に私らしい遠回りな恩返しを思いつくのでした。

そこから
『王国民が楽しそうにしている姿をゆかりんに見せるにはどうすればいいんだろう』と考え、
結果『福島公演だったらみんなに福島の観光とか楽しいことを宣伝できる→ライブ外でもみんなが楽しむ→ゆかりんに『みんなの楽しかった』の声が伝えられる』
と、一つの結論に至りました。

そこから、私の中で福島公演へのプチプロジェクトは始まったのです。

ゆかりん福島公演プロジェクト始動！しかし…

当初は、
・会場までのアクセスマップの作成
・福島観光マップの作成
・福島公演後の大規模打ち上げ企画
・フラスタ企画
等々、色々考えていました。
これらを達成する為、ゆかり王国福島勢に声をかけたり、実家に帰った際には居酒屋下見めぐりをしたり、市が配布している観光マップを片っ端から漁ったりもしました。

企画当初はこんなのも作って周りの王国民に協力を求めてたりもしました。
(2020年2月頃)

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しかし、一筋縄では行かないのがこの世の定めです。
2020年4月20日、忘れもしない日。

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この日をもってこのプロジェクトは凍結しました。
そうです、あくまでも『凍結』です。

次のツアーはいつになるかわからない。
もしかしたら福島公演、それどころかすべての公演が中止になるかも
しれない。

でも、チームゆかりんは『中止』ではなく『延期』と言ってくれた。
その言葉を信じて半年間待ち続けました。

2021年ツアー日程発表。プロジェクト再始動。
そして生まれる『#こらっせ王国民』

2020年のFCイベントの感動からやっと立ち直りつつあった11月末。
いつもながら社畜しているとスマホに通知が来ます。

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福島公演ちゃんとある…しかも千秋楽じゃないか…
(後に大阪の再延期があって地方公演の千秋楽ではなくなりました。
が、今思えば千秋楽は純粋に千秋楽の気持ちで楽しめたのでこれはこれでよかったかなと)

しかし、2019年の状況とはまるっきり変わってしまいました。
世の中はコロナでライブ後の打ち上げが到底できる状況ではなく、
フラスタも公式からお断りされてる以上そういったイベント事はできない。

それならばせめて福島の名産やお土産所だけでも…と思いましたが、
私自身も社畜に拍車がかかってしまっており下調べも資料作りもできない。

割と詰み状態で頭を悩ませてた所、福島勢王国民の一人からこんな提案が。

無題

これなら私がいくら社畜でもやり方さえ工夫すれば集合知でなんとか
なりそうです。
その後投稿する際のハッシュタグ決めはなんやかんやあって、

アドベント5
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初動が大事、それはそう。

こうしてできたのがハッシュタグ『#こらっせ王国民』でした。

予想以上の反響があった『#こらっせ王国民』

企画をやるからには、みんなに興味を持ってもらう必要があります。
その為には上でも書きましたが初動です、スタートが大事です。
言いだしっぺの法則じゃありませんが、まずは福岡公演②翌日(福島公演の一週間前)に向けて自分の投稿準備です。

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AFT京都→福岡間で閉じ込められた新幹線の中で書きました
この分量であと1～2ページくらいは書いてたかな？

そして福岡公演翌日、昨日のゆかりんも可愛かったなぁと思いを馳せつつ、
第一投目のハッシュタグの宣伝を投稿します。

この後に上で書いた投稿用に用意したツイートをバンバン投げていったわけですが、『初動は大事』とは言ったものの「まあどうせ身内で盛り上がって終わるくらいだろうな」と思っていました、この時は。

で、結果として

みんな意外と何かしら福島に『ゆかり』があったようで、大盛況でした。
実際見てもらったほうが早いので、リンク貼っておきます。
#こらっせ王国民-Twitter検索
AFT福島公演 名物名所まとめ - Togetter

これにはゆかり王国福島勢もご満悦です

AFT福島公演当日(ライブ前)

福島公演当日、前入り（実家）したのになぜか早く起きてしまうくらい
謎の緊張をしていました。

とりあえず気を紛らわせようと、みんながおすすめしてくれた名産を食べに行ってたわけですが、
どこに行ってもパステルカラーのグッズを身につけてる同じ空気を纏っている人達いるんですよね、しかも私の学生時代の生活圏内に。

まだライブ始まってもいないのに街中でボロボロ泣いてました。
おまえそこ、福島駅の真ん前だぞ。

ライブ会場到着、そしてライブへ

子供の頃、母親と一緒に演劇を見に行った会場。
学生時代、何回も自転車で前を通った会場。
そんな会場に世界一大好きな人が来てくれる。
それだけで胸がいっぱいでした。

そして18時、ついに開演です。
懐かしさを覚えるステージ、その中に立っている世界一大好きな人。
21回も聴いたはずの「Only oneのあなたのせいよ」なはずなのに、
いつもより目の前に広がる光景も、体全身を包む音も、
どこかキラキラしていた感覚を今でも覚えています。

そんな感覚を噛み締めながらライブが進んでいき、福島に関するMCが始まります。

そこでゆかりんは
「桃を駅で買ったおじさんは（ライブ中）どこに保管するのか」と
我々に話してくれました。

ここからは完全に自分の都合満載の解釈なのですが、
その言葉を聞いた時、自分が思いつきで始めたこの企画をやったことで、
ゆかりんが王国民が楽しんでる姿を観測できる手助けをできたんじゃないかと思いました。
そしてそれは私の目標だった『ゆかりんに『みんなの楽しかった』の声が伝えられる』の達成なのではないかと思った瞬間、MC中なのにも関わらず涙が止まらなくなってしまいました。

そこからは全力クラップ＆捧げ＆全力ジャンプで全力で楽しみました。

ライブ終了後、知り合いのゆかり王国福島勢を会場の外でばったり会い、
お互いに泣きながら固い握手を交わしました。
（このご時世なのでこの後すぐ手洗いうがいはしました）

そして私のAFT福島公演は無事、大盛況の中終演を迎えました。

最後に。

これが私の約2年に及ぶAFT福島の全てです。
割と重い感情で始めたこの企画ですが、
ご時世的に色々思うところはありつつも、それでもやってよかったなと
思いました。

それと、このコロナが収まった時にはぜひまたゆかりん、そして王国民の
みんな達には福島にもう一回来てもらって思う存分楽しんでもらいたいなと思ったのでした。

明日はよこちんさんの『「スクライド」そして「由詑かなみ」【祝20周年】』です。
みんなにスクライド見ろ見ろと言われてるけど、まだ見てない…見よう…

それでは～

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