消えた森の妖精えるふ,現れた牡丹

こんにちは,牡丹です.今回は私の過去話をしていこうと思います.本文の意義としては,牡丹の中の人の素性について知ってもらうこと,こうなるとツイッターなどSNS上で失踪する可能性があるという感じです.半分自己紹介で,もう半分は失踪についてです.

まず初めに,牡丹という名前は2017年か2018年くらいに使い始めました.それ以前から私はツイッター上で活動しており,「森の妖精えるふ」という名前で発信していました.ではなぜ改名したのかですが,これには2つ理由があります.1つは自身の名前でエゴサーチが不可能になったこと,もう1つはネット上に浮上する意味が無くなってしまったことです.前者については,当時大ブームを起こしたスマホゲームが偶々「エルフ」という単語を頻繁に使っていたことが発端です.後者については,私を取り巻く現実的な環境が大きく変化したことが背景にあります.

森の妖精えるふに何があったのかというと,期間付きですが実家を出て親元を離れたことがまず挙げられます.詳細はまた別の記事にしようと思うのですが,とにかく厳しい家庭環境で鳥籠の中で鎖をぐるぐる巻きにされてアロンアルファでくっつけられているような状態でした.そんな私は束縛から解放され,よく向かったのがゲーセンです.土日は必ずと言っていいほど行き,そこで知り合った人も数多くいました.その中でも特に私は自分より1つ年下の後輩に惹かれ,多くの時間を後輩と過ごすことになりました.お互いに好きだったという感情はなく,ただ一緒にいるだけで盛り上がれる親友みたいな関係だったわけです.ですが,今思い返してみればあれは最早恋人関係といっても過言ではないような気がします.ずっとゲーセンで一緒にプレイしてて,ゲーセンの外で休憩したりご飯を食べる時も一緒にいて,帰るまでずっと横にいたわけですから.今の私から言えばあれは黒歴史です,無自覚のうちに自分が妖精とかでなく人間らしい生活をしていた点に,この上ない恐怖を覚えました.

ここからは経験に対する意見を述べていきます.まず環境が大きく変わると,該当人物への影響は甚だしいものだと考えられます.決して恋人を作らないという意思を古くから持っている私が非行に走ったわけですから,影響は大きいといえます.もちろん,それによる影響が全て悪いわけではありません.しかし変わり方などさまざまである以上,大きく変化するというのは危険を孕んでいるのも事実です.中には精神を病んでしまう人だっているかも知れません.そして,私はネット上で妖精的な発信や環境に対する愚痴が主な活動でしたが,現実で毎日のようにゲーセンに行き学校やサークル,それから後輩と忙しい日々になってしまいツイッターでゆっくり発信する暇もなくなってしまいました.そして戻ってきた頃には人間世界に染まって妖精らしさも薄れてしまい,森の妖精えるふという名前から好きな食べ物の名前に,牡丹鍋から牡丹という名前を取り改名に至りました.

私以外にもネット上で突然消えてしまった人などたくさんいると思います.理由はそれぞれあるとは思いますが,現実世界でやることが増えてしまったり,自身を取り巻く環境が大きく変化したときに,ネット上で失踪してしまうことがあるのかなと思います.有名な人に限らず,ネット上での仲のいい人などもそういうことがあるかも知れません.皆さんも人間関係は大切に.あと,健康にも気を付けてください.

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