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三浦・鎌倉スポット

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三浦一族や鎌倉時代関連スポット紹介
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#承久の乱

橋本宿

橋本宿は東海道の宿場町。現在の静岡県湖西市新居町にあった。 1190年、頼朝様が上洛する際に宿泊したから、周辺には頼朝様関連の史跡がいっぱいある。また、1221年の承久の乱の時も幕府軍が宿泊した。 1190年 頼朝様上洛関連史跡源太の山 頼朝様が上洛の途中に橋本に宿泊した時に梶原景時殿の長男・源太景季殿が警護のため、金山(源太山の旧名)にあった大松の上で物見をして警戒にあたった、といわれている。 この事からこの山を「源太ノ山」、大松を「物見の松」と呼んだ。 大松は明

木嶋神社(蚕の社)

読み方は「このしまじんじゃ」。地元民には「蚕の社(かいこのやしろ)」の方が伝わる。 オレが自害した場所。当時はもっと大きくて、下賀茂神社に似ていた。 郎党の藤四郎に「自害した後社ごと焼け」と言って自害したが、発掘調査のあと実際に承久の乱あたりに焼けた跡が出土したらしい。 江戸時代にはオレと息子の胤連を祀る「魂鎮社」があったが、明治時代に末社に合祀された。 本殿の左にある小さな社のどれかだとは思うが、宮司に聞いても「よく分からない」と言われてしまう。 近くの太秦広隆寺