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冨安健洋ノースロンドンダービーでも躍動!

週末はアーセナルの冨安健洋の活躍を見るのがもはやルーチンとなっている。

昨日はトッテナムスパーズとのノースロンドンダービーであった。阪神とガンバが勝ったのを横目で確認しつつお勉強をサクサク終わらせて夜の試合に備えるのであった。

加入後、初めての上位クラブとの対戦である。特に、現時点での東アジア人最高のフットボーラーであり、世界屈指の左ウイングであるソン・フンミンとのマッチアップに注目が集まった。

しかし、スパーズはなぜかソンもルーカス・モウラも中に絞っており、さらにデレ・アリも、ハリー・ケインの周りに集まってゴチャっとした感じだった。なので富安はどちらかというと左サイドバックのセルヒオ・レギロンと対決することが多かった。

というよりもアーセナルがホームの大歓声をバックに圧倒的にボールを支配しており、ソンやレギロンが前を向いて富安に対峙する場面は少なかった。

スパーズは前線にごちゃっと人が集まっていたので、ボールを奪われると中盤にはホイビアしかいない状態になり、ホイビアが剥がされると万事休すで、前半で3失点してしまった。

後半は、ソンとモウラを大外に出してこの問題を解決した。したがって富安とソンがマッチアップする場面も増えた。しかしほとんどなにもさせなかった。素晴らしい。

スパーズはスキップを投入してホイビア孤立問題を解決し、さらにブライアン・ヒルを左サイドに投入した。ソンとケインが2トップ気味になったため、富安はヒルとレギロンを見る形になる。不運な衝突でグラニト・ジャカが倒れて数的不利になったタイミングで左サイドを崩され、折返しをソンに決められてしまった。しかしこれはしかたない、富安は悪くない。そしてジャカたいした怪我じゃなければいいけど。

こんな感じで富安は盤石の守備を見せ、機を見て攻撃参加して厚みを加えた。

3-1の完勝でアルテタ監督も大喜びだ。

富安加入前のアーセナルはリーグ戦開幕から3連敗し、得点0失点9で、監督解任まで囁かれる状態だった。

ところが加入後は3連勝7得点1失点と見違えるようだ。

来週はブライトン・ホーブ・アルビオンだ。トッテナムほどしんどい相手ではないだろうが、今のプレミアリーグに楽に勝たせてくれるクラブはない。富安の活躍がまたしても鍵になるだろう。

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はむっち@ケンブリッジ英検
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