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中央銀行とシルバーデモクラシー

先週、日銀の利上げは時期尚早だがたいした影響はなかろうと書いたが、とんでもない間違いだった。

円高は想定内だったが、株式市場のほうは、アメリカの利下げ観測、弱い雇用統計とあいまって、阿鼻叫喚となった。

さらには長期金利は利上げ前よりも下がってしまい、残存期間が短い国債の金利は0.25%を下回り逆イールドになっている。。。利上げで銀行が儲かるとはなんだったのか。

日銀らしい間の悪さといえばそれまでだが、口の悪い人は間抜けというだろうね。

サブプライムローンやべぇぞと公然と語られ出した2007年に利上げしちゃった日銀だから、この程度のことはしかたあるまい。

リーマンショックのときになにがあったかは、これでも見て思い出しましょう。

日銀の間の悪さは必然的というか、しょうがない面があるのも事実である。

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労働者の解放を新反動主義、左派加速主義に則って論じる。その過程で生命至上主義、生権力、過剰医療を批判することになるだろう。

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