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自殺の報道は良くない

WHOのガイドラインには自殺の報道はなるべくしないようにと書かれている。

私はたまにしか地上波テレビや新聞を見ないのだが、その範囲では、近年は自殺の報道は抑制的になっているような印象を受ける。年間2万人以上が自殺する本邦では、自殺そのものにニュースバリューが無くなっているのかもしれない。

とはいえ年間2万人以上も自死を遂げるのであれば、その中には著名人も含まれており、それらの人々に関しては報道しないというわけにはいかない。おかしな憶測が飛び交うよりは、広く知らしめたほうが公益に適うといった局面もあるだろう。

それでも報道することの負の側面を忘れていいわけではない。2020年の夏から秋にかけて女性の自殺件数が著明に増加した。

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