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令和6年5月おしまい:知を愛することは機械にはできない
はあ、もう今月もおしまいだ。
ちょっとやることがあって、あからさまに読書のスピードが落ちている。よろしくないが、まあしょうがない。
読書はやや停滞してはいるものの、ラテン語、ギリシャ語、ドイツ語のお勉強はちまちまと続けている。
そういうお勉強が金銭的利得につながる可能性は低い。
学ぶことで快楽を得るという行為は人間にしかできないけど、それをマネタイズするのはどんどん難しくなりますね。しかたのないことだ
— はむっち@ケンブリッジ英検(CPE) (@bosuzaru40) May 24, 2024
白饅頭日誌:5月24日「これからの時代に活躍するために必要なスキルは?」|白饅頭 @terrakei07 #note https://t.co/VPIbo2CeoD
この白饅頭さんの記事でも説かれているように、たいていの知的作業は機械にとってかわられるだろうからだ。
これからの時代、ホワイトカラーを目指すべきなのは圧倒的な知性で機械を超えて、そして機械を利用できる人たちだけだ。
その他大勢はブルカラーのほうが容易く稼げるだろう。能動的な手作業にはまだまだ人間に優位性がある。例えば、現状の手術支援ロボットは、いわゆるマスタースレイブ型で、人間の感性に多くを依っている。自律的に操作するロボットは、たいていの手作業を代替することができないと思われる。
ホワイトカラーであるためにはメタ認知能力や人文知が必須である。もちろん機械を使いこなすための理系的な能力も必要だ。
AIはお気持ちや好みすらも学習し、診断し、適切な処方箋を出してくるのではないかという恐怖があります。人文知に多大なリソースを投入したものとしては、そうあってほしくはないです。サンクコストバイアスですね https://t.co/gErhknVv9i
— はむっち@ケンブリッジ英検(CPE) (@bosuzaru40) May 29, 2024
ただし。それらすらも機械は身につけるのかもしれない。私が生きている間にそんなことがおこるとは想像もできないが。
連想:
— ふみ (@snitori) May 31, 2024
「AIが領域拡張しても身体性、身体知みたいなものは残る」という考えを以前から検討していたのだけど、これも怪しい。
たとえば4DX的なチェアの工夫と心地よい音声でのセラピーは、ごく近い将来には十分な競争的優位を持ちそう。 https://t.co/lz4B66R1RJ
人間が手を食わないタイプの身体性については、意外と早くとってかわられるのかも。。。
しかしそうなったとしても、機械にはできないことがある。消費することだけは、人間の特権として残り続けるだろう。
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新反動マガジン Season 3
労働者の解放を新反動主義、左派加速主義に則って論じる。その過程で生命至上主義、生権力、過剰医療を批判することになるだろう。
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