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大失敗のない23年間

タイトルからこぼした牛乳かと思えるほどの何とも鼻につくものとなっているが、私は残念な気持ちだ。

非常に残念だ。

「大失敗がない = 成功をたくさん味わっている」

ではなく、

「大失敗がない = どん底を知らない」

というものが私の思う等式だ。

かの有名な数学者フェルマーもこの等式は思い浮かばなかっただろう。


前置きはこの辺にして、私が何を言いたいか。

それはどん底を知っている人が羨ましい。

そして、どん底を知っている人は強い。

それを言いたいだけだ。

ただ、それだけだ。

シンプルで素晴らしいだろう。

私は5歳からサッカーをしているが、

四国というレベルの低いと言われる地域だとしても

選考会には受かり続けてきた。

選考会に行かなくても県選抜に選ばれたこともある。

これは物議を醸しそうなので、関係者の目に止まらないことを祈りたい。

私が唯一落ちた選考会は全日本選抜の選考会のみだ。

約18年間サッカーをしてきて、その一度のみだ。

私は甘い汁を吸ってきてしまった。

非常に残念だ。

なんの自慢でもない。

自慢に聞こえるかもしれないが私は本当に悩んでいる。

ただ、そんな私にもショックを与えてくれたのが

大学4年での膝の怪我だ。

長くなるため簡潔に話すが、

私は1年半もの間、本気のサッカーをしていない。

その間に大学サッカーは終わり、

彼女とも別れ、

同期は香川からほぼいなくなった。

これらは本当に残念だ。

ただ、語弊を恐れずに言うと嬉しかった。

自分にとって大失敗とまでは言わないが

何かを失ったり、

悔やんだりすることができたからだ。

私はこれから大失敗をしていくために

あえて空気を読まなかったり、

自分を追い込んだり、

無謀なことをしたりするつもりだ。

そんな僕をどうか冷たい目でもいいので見守ってほしい。

ただ、人に迷惑をかける失敗はしないために

心がけたいと思う。


余談だがこの間、朝起きて寝ぼけたまま

冷蔵庫を開けて1リットルの低脂肪牛乳を取り出すと

勢いよくこぼし、服に大量に牛乳が飛び散った。

あれは間違いなく失敗だ。

低脂肪じゃなければもっと失敗だっただろう。

朝起きてから数十秒後に臭くてイライラした。

もう当分牛乳を見るものかと思ったほどだ。

昨日飲んだのだが…。



ということで、話は冒頭の牛乳に戻り

見事フラグ回収に成功したため、

私の久しぶりのnote投稿は幕を閉じる。


Yugo Bando / 坂東 宥吾




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