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#111 バンド論35| SHERBET

SHERBET・・・知っている方は何名くらいいるでしょうか?
1枚だけアルバムをリリースして、彼らは解散してしまいました。

ただ、この時代のメロディック・ハードコア(メロコア)界において、SHERBETの存在価値は大きく、俺も結構聴いてましたねえ。

そんなSHERBETはハイスタことHi-STANDARDが運営するレーベルPIZZA OF DEATH RECORDSからアルバムをリリースしておりました。
僕もGROWING UPか何かの歌詞カードに入ってるチラシで「SHERBET」を知りまして、で、高校2年生くらいで予備知識無しで買ったのかな?
で、「これはカッコいい!」とハマった次第です。

SHERBETの魅力はギターボーカルのマコ(渡辺誠:のちにreachを結成)と、ベースボーカルの岡田(のちにTHUMBを結成)の高音&低音ボーカルのコントラスト、疾走感、そしてポップなメロディ、これに尽きる。
で、俺はその頃、reachとTHUMBはすでに知っていて、「この2人のバンドだったんだ!」とそっちから遡っていった記憶があります。

アルバム1枚とシングル1枚しか出してなくて、全部で13曲くらいしかないんですけど、BEST10決めます笑


10位 Remember in those days

これはめちゃくちゃ好きです。本当はベスト3に入るくらい好きなんですけど、アルバムの1曲目なので一番最初に紹介したかったのでここに持ってきました。
最初のベースの入りから好きなんですけど、そこからキャッチーなサビで高音と低音のユニゾン。メッチャテンション上がります!
マジで最高のオープニングナンバー。ただ車走ってるだけのPVもメッチャ好きでしたが、ライブ版で紹介したいので下記を貼っておきました。

そしてSHERBET解散後、SHERBETはreach(マコ)とTHUMB(岡田&片山)に分かれるのですが、THUMBの解散ライブでreachがこの曲演奏するのもメッチャいいんで、そっちも是非見てください!


9位 Set me free

アルバムの2曲目です。
この曲は大学時代に一緒にバンドをやってたニッシー(ギター)が超好きで、いっつも溜まり場だった奴の家でこの曲を聴いてました。
イントロからAメロ、Bメロ、そしてサビまでの流れが綺麗で◎。
ラストに流れるCメロも疾走感があっていいですね!


8位 No way to go

ちょっとメロウな曲です。
サビのメロディがすごい良いですね。次!


7位 Fine

この曲は岡田がメインボーカルで、後のTHUMBに通じる曲ですね。
Aメロから疾走感あふれる、ライブで聴いたらさぞ上がるであろう曲です。


6位 YOUR CHOICE

この曲はアルバムに収録されておらず、解散のタイミングでリリースされたラストシングルの曲なんです。
歌詞も曲もメロウでかなりいい感じの曲ですね。


5位 シークレットトラック

この曲はアルバム最後の「Don't Leave me alone」が終わったら唐突に流れるタイトルの無いシークレットトラックで、歌詞も「ララーラララー」だけなんですけど、これがいいんですよ。
最後までこのアルバムは楽しく、ポップで、美しい。
そんな世界観を締め括る名曲です。


4位 Don’t leave me alone

アルバムで最後に収録されている曲ですね。
最後に相応しい、疾走感がありつつも少しメロウな曲です。
いい感じの余韻を残して、上記のシークレットトラックに入る感じですね。


3位 My own way

この曲はメチャクチャカッコいいです。
初見で聞いた時はメッチャ好きで、ライブ音源メッチャかっこいいです(2回目)

イントロの時点で絶対かっこいいなと思うんですが、そこから始まる高速のAメロ。ここが最高にカッコいい。
随所に入る岡田のコーラスもいいんですが、マコの切なくも激しいAメロがう凄い好きですね。そしてBメロも疾走感を残して良い感じのブリッジになっています。
サビは結構シンプルなんですけど、やっぱマコと岡田の掛け合いが最高!
大好きな曲です。


2位 Don’t disturb my way

これは本当に大好きです。PVメッチャ見ました。
大学時代のバイトの友人と一度ライブをやったことがあるんですけど、その時に「SHERBETやろう!」と言われて、この曲と1位のSummer Beachをコピーしました(どこかに映像あります)

とにかくPVが本当に当時を思い出させていいんです。
SUPER STUPIDの「What A Hell's Going On」に通じる何かがありますね。
もう何回見たかわからないくらい見ました。

「俺のやり方(道)を乱すな!」というタイトル。
終始繰り広げられるマコと岡田のやりとり。

当時のメロコアの基準で言うと100点満点でしょう。



1位 Summer Beach

そして1位はこれしか無いでしょう。
とにかく最高にポップで、THE 夏に聞きたい曲です。
この曲は周りの友人も大好きでしたね。

イントロはシンプルだけど良いです。
で、Aメロ。この曲はAメロが本当に素晴らしい。
マコの高音ボーカルで、美しいメロディを盛り上げます。そしてサビは全部岡田が歌うのも凄い好きです。

シンプルでありながら骨太のロックンロール。
本当にカッコよすぎて、それ以上に多くは語れないですね。
夏には本当にこの曲だけでもずっと聞いてられる。
今の若者が聞いてもカッコいいと思うでしょう。


以上、SHERBETについて紹介しましたが、意外と書けるもんですね・・・
この時期のアーティストはまだまだ饒舌に語れますので、次回もおそらくこの界隈を攻めます!以上!

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