#289 蹴球論29｜ズラタン・イブラヒモビッチ
僕が世界で一番リスペクトするサッカー選手であるズラタン・イブラヒモビッチが今年でユニフォームを脱ぐことを決断しました・・・
99年のデビューから最前線で24年間、世界中の人達に夢と希望、勇気を与えてくれたズラタンに最大限の敬意を！
ズラタン、お疲れ様でした！
ズラタン・イブラヒモビッチとは？
1981年10月にボスニア・ヘルツェコビナにルーツを持つ父親と、クロアチアにルーツを持つ母親の元、スウェーデンでズラタンは生を受けました。
生まれたマルメ地区のローセンゴートは移民が集まるゲットーで治安が悪く、ズラタンも自転車を盗んでサッカーの練習に行っていたとのことです。
で、6歳で始めたサッカーの才能はずば抜けており、14歳で地元クラブと契約し、18歳でプロデビューし、２年で大活躍。
そして19歳でオランダの名門アヤックスに破格のオファーを提示され、３シーズンに渡り大活躍をし、４シーズン目にユベントスに移籍。
その後もインテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシーと強豪チームを渡り歩き、圧倒的なエースストライカーとして君臨。
そして2019年に２度目となるミランに復帰し、今年22-23シーズンをもって引退、
キャリアで14回のリーグ優勝という記録が凄すぎますし、2003年から８シーズン連続で優勝というキャリアはエグすぎる。
更に、6回の得点王も取っているという存在感。
2001－02 エールディビジ（アヤックス）【優勝】
2002－03 エールディビジ（アヤックス）【２位】
2003－04 エールディビジ（アヤックス）【優勝】★
2004－05 セリエA（ユヴェントス）【優勝】
2005－06 セリエA（ユヴェントス）【優勝】
2006－07 セリエA（インテル）【優勝】
2007－08 セリエA（インテル）【優勝】
2008－09 セリエA（インテル）【優勝】★
2009－10 リーガ・エスパニョーラ（バルセロナ）【優勝】
2010－11 セリエA（ミラン）【優勝】
2011－12 セリエA（ミラン）【２位】★
2012－13 リーグ・アン（パリ・サンジェルマン）【優勝】★
2013－14 リーグ・アン（パリ・サンジェルマン）【優勝】★
2014－15 リーグ・アン（パリ・サンジェルマン）【優勝】
2015－16 リーグ・アン（パリ・サンジェルマン）【優勝】★
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2021－22 セリエA（ミラン）【優勝】
更には若干20歳でスウェーデン代表にも選出され、スウェーデン選手として歴代最多となるゴール記録を更新。
個人的には2004年あたりのラーションとの2TOPがメチャクチャ好きでしたね。
ズラタン・イブラヒモビッチのプレースタイル
195cm、95kgの恵まれた体躯を活かした、圧倒的なエースストライカーです。
幼少期よりサッカーに加えてテコンドーも習っていたとのことで、もう足技がめちゃくちゃ上手いです。
豪快なミドル、フリーキックもさることながら、柔らかいタッチのドリブル、更にはヒールキックがめちゃくちゃ上手いので、とりあえずズラタンに預けたら点を取ってくれるという感じで、全幅の信頼を得たエースストライカーでしたね。
僕もサッカーをやっていた時は９番でFWで、身体能力結構高かったので、それを活かしたプレースタイルだっただけに、そうした選手に憧れました。
国内ではいつか紹介しますがドラゴン久保竜彦が大好きでしたし、海外ではズラタンが一番好きでしたね。
とにかく点を取りまくるスタイル。
ボールを預ければ点を取ってくれるという信頼を得て、その信頼にエゴを乗せて、得点を量産する、最高のストライカーと僕は評します。
ズラタンのハイセンスなゴール集
アヤックス時代のこの５人抜きドリブルもエグい。
ゴール前で余裕がある、THE エースですね。
代表ではEURO04のこのローリングソバット（バックヒール）が最高。
あとはこのズラタン１人でイングランドを粉砕したこの試合。
特に４点目はエグすぎる！
そしてゴール集はこちら！
ズラタン・イブラヒモビッチの名言
そして僕が何よりズラタンを愛するのは、そのキャラクターにあります。
自分を「神」と言い張る、そのスタンスはビッグマウスとか自分を大きく見せる言葉とは次元が違く、本当に自分を伝説と思っているんですね。
本田さんなんて可愛いもんです笑
そんなズラタンの僕の好きな名言を紹介しましょう。
少年がローセンゴードを抜け出すことは簡単だが、少年の心からローセンゴードを取り除くことはできない。
俺は最初左に行った。そしたらアンショズが左に来た。それで俺は右に行った。そうしたら彼も右に来た。それでもう一度俺が左に行ったんだ。そうしたら彼は消えちまった。ソーセージでも買いに行ったのかと思ったぜ
故意にケガさせたわけじゃない。当然だ。
が、もしまた文句を言うなら両足をへし折ってやる。今度は故意にな
カリューは公共の場で俺のことを批判した。だから俺はこう言ってやった。「ジョン・カリューがサッカーボールでやるテクニックぐらい、俺ならオレンジでやってみせるぜ」ってね。そうしたらノルウェー人記者が、俺にオレンジでやってみせてくれと言ってきた。何で俺がそんなくだらないパフォーマンスを人前でやってみせないといけないんだよ。その記者を有名にするためか？だから俺はそいつに言ってやった。オレンジは皮むいて食べるほうがいいぜ。ビタミンCもたっぷりとれるぞ。
プレゼント？ 彼女にはズラタンをあげた
グアルディオラは哲学について話し始めた。かろうじて聞いていたかな。なぜかって？ それは血や汗、涙のようなクソみたいな話だったからな
一つだけ確かなことは、俺のいないワールドカップなど、見る価値のないものだということだ
オレは王としてやって来て、伝説として去る
ロサンゼルス、ズラタンへようこそ
聞くが、聞かない
これらの名言はズラタンの自伝で読むことができますが、この自伝メチャクチャ面白いので是非読んでみてください。
僕も図書館で2回借りてるんですが、また読みたいんで買います笑
しかも続編も出ているらしい！熱い！
これは読まなきゃですね！
まとめ
とにかく本当に大好きな選手でしたね。
ハーランドとかは多分ズラタンを超える逸材だと思うんですが、俺はやっぱり悪い選手が好きなんですよね笑
そういう意味でズラタンは完璧だった。
とにかく、長い現役生活、
そして僕らをワクワクさせてくれて、本当にありがとうございました！
"GOD"-BYE！（ズラタン神に向けた造語）
おまけ
ズラタンが選んだ世界最強のチームを紹介しますが・・・マジでエグいです笑
全員ズラタンという笑
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